人の耳の筋肉は、聞きたい音のほうへ耳を向けようと、今も小さく動いている
体と食べ物No.294

人の耳の筋肉は、聞きたい音のほうへ耳を向けようと、今も小さく動いている

人の耳は、聞きたい方向へ今も動こうとしている。

うなり度 読む時間9分 出典6件 確認した事実27件
もくじ
  1. ダーウィンは「耳を音のほうへ向けられる人の話は聞いたことがない」と書いた
  2. 2020年の実験では、退屈な文章を読む人のまわりで、赤ちゃんの泣き声や足音を鳴らした
  3. 音に向けた耳の動きは、かんだり笑ったりするときの耳の動きの10分の1以下しかない
  4. 自分の名前を呼ばれたときや、聞き取りにくい話を聞くときにも、耳の筋肉が反応した
  5. 深掘り講義
  6. まとめ
  7. 英語で読む(A2・4択5問)
  8. 出典・ウラ取り

犬や猫は、気になる音がすると、耳をくるっとその方向へ向けます。馬に乗る人は、馬の耳の向きを見て、馬が何に気をとられているかを知るそうです。では、人の耳はどうでしょう。人は、耳を音のほうへ向けることはできない、と考えられてきました。

ところが2020年、ドイツとアメリカの研究チームが、人の耳にも音のほうへ向こうとする働きが残っていることを示しました。耳のまわりの筋肉に電極(電気を測るシール)をはり、筋肉の電気を記録したのです。この記録を「筋電図」といいます。すると、人が注意を向けた音のある側で、耳の筋肉が強く働いていました。高画質のカメラでとった映像では、耳がわずかに動いていました。

この記事では、まず、ダーウィンが人の耳の筋肉について何と書いたかを紹介します。次に、2020年の実験のやり方と結果を見ます。そして、その後の研究で分かったことと、補聴器に役立てる考えを紹介します。最後に、人がいつ、なぜ耳を動かす力を失ったのかを考えます。

01ダーウィンは「耳を音のほうへ向けられる人の話は聞いたことがない」と書いた

ダーウィンは、進化論で知られるイギリスの学者です。1874年の本『人間の由来』第2版で、人の耳の筋肉を取り上げています。ダーウィンによると、耳を動かす筋肉は、人では「痕跡的」です。つまり、ほとんど発達せず、名残として残っているだけのものです。

ダーウィンは、耳を動かせる人のことも書いています。耳全体を前に引ける男性を1人、見たことがある。上に引ける人もいれば、後ろに引ける人もいる。そして、その中の1人から聞いた話として、こう書きました。何度も耳にさわって、耳に意識を向けて練習すれば、多くの人が耳を少し動かせるようになるだろう。

一方で、耳を音の方向へ向ける力については、こう書いています。多くの動物にとって、耳を立てていろいろな方向へ向けられることは、危険がどこから来るかを知るのにとても役立つ。でも、人でそれができる人の話は、十分な証拠つきでは聞いたことがない。

ダーウィンは、動物園の飼育係からも話を聞いていました。チンパンジーやオランウータンも、耳を動かしたり立てたりすることはないそうです。ダーウィンは、人やこうした類人猿は耳を動かせないけれど、頭を横に回していろいろな方向の音をとらえることで、それをある程度おぎなっている、と書いています。

022020年の実験では、退屈な文章を読む人のまわりで、赤ちゃんの泣き声や足音を鳴らした

それから約150年後の2020年、人の耳の筋肉を調べた研究が発表されました。研究したのは、ドイツのザールラント大学などのシュトラウス(Daniel Strauss)たちです。研究チームには、アメリカのミズーリ大学のハックリー(Steven Hackley)も入っています。

1つ目の実験に参加したのは、平均24歳の若い人16人と、平均63歳の人12人、合わせて28人です。2つ目の実験では、このうち21人の記録が使われました。研究チームは、耳のまわりの4つの筋肉に電極をはりました。耳のうしろの筋肉、耳の前の筋肉、耳の上の筋肉、そして耳の裏側にある小さな筋肉です。さらに、4台の高画質カメラで耳を撮影しました。

1つ目の実験:急に鳴った音の方向へ、同じ側の耳の筋肉が反応した

1つ目の実験では、参加者に、退屈な文章を黙って読んでもらいました。そのあいだに、4つのスピーカーのどれかから、思いがけない音を流します。スピーカーは、顔の正面から左右に30度の位置と、左右に120度(ななめ後ろ)の位置に置きました。

流した音は9種類です。キツネザルや犬のほえる声、ヘリコプターの音、携帯電話のバイブの音、鳥の声などです。赤ちゃんの泣き声、蚊の羽音、足音、車の渋滞の音もありました。音は、15〜40秒おきに流しました。

結果ははっきりしていました。音が右から来ると右の耳の、左から来ると左の耳の筋肉が、より強く働いたのです。耳のうしろの筋肉、耳の前の筋肉、耳の裏の小さな筋肉で、この差がはっきり見られました。筋肉の反応は、音が鳴り始めてから約0.07秒で始まっていました。

2つ目の実験:聞きたい話のほうへ、耳が「ぴんと立つ」ように動いた

2つ目の実験は、2つの話を同時に流すテストです。左右のスピーカーから、別々の5分間の話を流します。参加者は、どちらの話を聞くかを自分で選び、もう一方は聞き流します。頭は、あごのせ台にのせて動かさないようにしました。

すると、聞いている話のある側の耳で、筋肉が強く働いていました。耳の上の筋肉は、耳を上へ引き上げる筋肉です。この筋肉の働きは、どちらの話を聞いているかによって変わりました。研究チームは、この動きを、動物が耳を「ぴんと立てる」動きにたとえています。

ある参加者は、話を聞いているあいだずっと、両方の耳が上へ持ち上がっていました。その動きは、映像を拡大しなくても見えるほどでした。そして、話が終わると同時に、耳の筋肉の働きも止まりました。ただし、これは1人だけの例で、ほかの人も同じだとは言えません。

03音に向けた耳の動きは、かんだり笑ったりするときの耳の動きの10分の1以下しかない

それなら、なぜ私たちは自分の耳の動きに気づかないのでしょう。研究チームによると、耳の筋肉へ送られる脳からの命令は、とても弱いのです。そのため、音に向けた耳の動きはとても小さくなります。ものをかむ、笑う、顔をしかめる、自分の意思で耳を動かす、といったときの耳の動きと比べると、少なくとも10分の1、場合によっては100分の1ほどの大きさでした。

1つ目の実験では、ななめ後ろから音が来たとき、耳の位置が1ミリより小さく動いた参加者の映像が記録されています。研究チームは、映像を拡大して色をつけ、動いた場所が分かるようにしました。

人の耳に、昔の「耳を向ける働き」が残っている手がかりは、2020年より前にも見つかっていました。2015年、ハックリーは、それまでの約100年の研究をまとめています。その1つは、1908年に報告された現象です。目を思い切り横に向けると、両方の耳のふちが1〜4ミリほど動くというものです。

2020年の実験では、耳のまわりの筋肉に電極をはり、音を聞いているときの筋肉の電気を記録した。
2020年の実験では、耳のまわりの筋肉に電極をはり、音を聞いているときの筋肉の電気を記録した。

04自分の名前を呼ばれたときや、聞き取りにくい話を聞くときにも、耳の筋肉が反応した

同じ研究グループは、2020年のあともくわしい実験を続けています。2024年の実験では、10人の参加者に、横から急な音を聞かせました。赤ちゃんの泣き声、花びんが割れる音、そして参加者自身の下の名前を呼ぶ声です。すると、音のした側の耳のうしろの筋肉は、働きが強まりました。ところが、同じ側の耳の上の筋肉は逆に、一瞬だけ働きが弱まりました。研究チームは、2つの筋肉がそろって、耳を音のほうへ向けようとしているのではないかと考えています。

2025年に発表された別の実験では、20人に、1人の女性が話す録音を聞いてもらいました。同時にほかの人の話も流し、その数や声の高さ、音量の差を変えて、聞き取りにくさを3段階にしました。すると、いちばん聞き取りにくい条件で、耳の上の筋肉の働きが強くなりました。聞き取るのに大きながんばりが必要なときに、耳の上の筋肉が働いていたのです。

研究チームは、この結果を補聴器に役立てることを考えています。耳の筋肉の電気を測れば、その人がどちらの方向の音を聞こうとしているかが分かるかもしれません。その方向の音を大きくする補聴器が作れるかもしれない、というのです。2025年には、31人の実験で、言葉ではない短い音を聞くときにも、聞いている側の耳のうしろの筋肉が強く働くことが確かめられました。

LECTURE

深掘り講義

ここから先は、もう一段深く。しくみ・史料・論争まで踏み込みます。

耳を音へ向ける仕組みは、約2500万年、使われないまま残っているらしい

シュトラウスたちの論文によると、霊長類(サルの仲間)が耳を回す力を失ったのは、夜に活動する原始的なサルから、昼に活動するサルへと変わっていく途中だったようです。その後、耳(顔の横に出ている部分。耳介といいます)は短く、かたくなり、動きはさらに小さくなりました。耳の筋肉もおとろえていきました。

たとえば、耳を下へ引く筋肉は、テナガザルにはまだありますが、チンパンジーや人にはありません。また、アフリカやアジアのサル(旧世界ザル)の耳の筋肉には、筋肉ののび具合を感じる小さな器官(筋紡錘)があります。でも、人の耳の筋肉にはありません。

研究チームは、こう考えています。耳の動きが小さくなりすぎて、聞こえ方をほとんど変えられなくなった。そうなると、耳を動かす力を残すように進化が働くこともなくなった。その時期は、テナガザルや人などの類人猿の祖先が、旧世界ザルから分かれた約2500万年前かもしれない。そのあと、耳を動かす脳の仕組みは、昔の形のまま、ほぼ止まったように残った、というのです。研究者たちは、これを「神経の化石」と呼んでいます。化石のように、昔の姿のまま残っている脳の仕組み、という意味です。

後ろからの音で耳を前へ引く筋肉まで働くのは、昔のサルの大きな耳の名残かもしれない

この考えを使うと、1つ目の実験の結果の1つが説明できます。1つ目の実験では、ななめ後ろから音が来たとき、耳を前へ引く筋肉も働きました。後ろの音なのに、前へ引く筋肉が働くのは不思議です。

研究チームは、昔のサルの仲間の耳で考えると説明がつく、としています。後ろへ引く筋肉と前へ引く筋肉が同時に働くと、耳のつけ根が安定します。また、サルでは、後ろへ引く筋肉だけが働くと、耳の穴の前の出っぱりが穴をふさいでしまうことがあります。前へ引く筋肉も一緒に働けば、それを防げます。今の人の耳には必要のない動きが、背の高い、よく動く耳のための動きとして残っている、というわけです。

大きな音で耳のうしろの筋肉がぴくっと動く反射も、昔の名残かもしれない

ハックリーは2015年のまとめで、もう1つの名残の候補も挙げています。人や類人猿は、気持ちを表すために耳を動かしません。驚いたときに、耳を後ろに伏せて守ることもしません。ところが人でも、急に大きな音がすると、耳のうしろの筋肉が反射的にぴくっと働きます。ハックリーは、この反射は、動物が驚いたときに耳を伏せる反応の名残ではないか、と考えています。

ダーウィンの説明と、今の説明

ダーウィンも、人や類人猿がなぜ耳を動かせなくなったのかを考えていました。ダーウィンは、ひとつの案として、木の上で暮らして体も強かったので、危険にあうことが少なく、耳をあまり動かさなくなったのかもしれない、と書いています。ただし、自分でも「この考えには満足していない」と書きそえていました。

今の研究者は、耳を動かす力が失われた時期を、夜に活動するサルから昼に活動するサルへの変化と結びつけています。ただ、今の説明も「〜のようだ」「〜かもしれない」という書き方で、決着した答えではありません。でも、ダーウィンが「聞いたことがない」と書いた「音へ耳を向ける働き」は、目に見えないほど小さな形で、人の中に残っていたのです。

05まとめ

ダーウィンは1874年、耳を音のほうへ向けられる人の話は聞いたことがない、と書きました。それから約150年後の2020年、耳のまわりの筋肉の電気を測る実験で、人も聞きたい音の側の耳の筋肉を働かせていることが分かりました。動きはとても小さく、ものをかんだり笑ったりするときの耳の動きの10分の1以下です。

2015年のまとめによると、目を思い切り横に向けると、両方の耳のふちが少し動くことも報告されています。人によっては、鏡で見て分かるかもしれません。私たちの耳は、使われなくなった約2500万年前の仕組みを、今もそっと動かしているのかもしれません。

人に話すなら、こう言おう

犬や猫って、音のするほうに耳を向けるよね。人の耳も、聞きたい音のほうへ動こうとしてるんだって。耳のまわりの筋肉の電気を測ったら、音のする側の筋肉が働いてたらしい。動きが小さすぎて気づかないだけなんだ。
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Ears That Still Try to Turn

CEFR A2230 words4択 5問全訳つき
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英文をタップすると、その文の訳が出ます。

Dogs and cats turn their ears toward a sound.犬や猫は、音のするほうへ耳を向けます。 People cannot do that, or so we thought.人にはそれができない、と私たちは考えてきました。 In 1874, Charles Darwin wrote that he had never heard of a person who could point their ears at a sound.1874年、チャールズ・ダーウィンは、耳を音のほうへ向けられる人の話は聞いたことがないと書きました。 He wrote that our ear muscles were only small leftovers from the past.彼は、人の耳の筋肉は、昔の名残として残った小さなものにすぎない、と書きました。

In 2020, scientists in Germany and the United States took a closer look.2020年、ドイツとアメリカの科学者たちが、もっとくわしく調べました。 They put small sensors on the muscles around the ears of 28 people.彼らは、28人の耳のまわりの筋肉に小さなセンサーをはりました。 The sensors measured weak electric signals from the muscles.センサーは、筋肉から出る弱い電気の信号を測りました。

First, the people read a boring text.まず、参加者は退屈な文章を読みました。 Then sudden sounds came from different sides, like a baby crying or footsteps.すると、赤ちゃんの泣き声や足音のような急な音が、いろいろな方向から聞こえてきました。 The muscles of the ear on the same side as the sound became more active.音と同じ側の耳の筋肉が、より強く働きました。 This started about 0.07 seconds after the sound began.それは、音が鳴り始めてから約0.07秒後に始まりました。

Next, two stories played at the same time from two sides.次に、2つの話が、左右から同時に流れました。 The people chose one story and listened to it.参加者は1つの話を選んで、それを聞きました。 The ear on the side of that story tried to move up, a little like a dog's ear.その話の側の耳が、少し犬の耳のように、上へ動こうとしました。 For one person, both ears moved up enough to see on video.ある人では、両方の耳がビデオで見えるほど上に動きました。

So why don't we notice?では、なぜ私たちは気づかないのでしょう。 The movements are at least ten times smaller than the movements when we eat or smile.その動きは、ものを食べたり笑ったりするときの動きより、少なくとも10分の1の小ささなのです。 The scientists think that this system has stayed in our brain for about 25 million years.科学者たちは、この仕組みが約2500万年のあいだ、脳に残ってきたと考えています。 Our ears still try to listen like the ears of our animal ancestors.私たちの耳は今も、動物だった祖先の耳のように聞こうとしているのです。

4択問題 Reading Quiz

  1. Q1What is this story mainly about?

    この話は主に何についてのものですか。

  2. Q2How many people were in the 2020 study?

    2020年の研究には何人が参加しましたか。

  3. Q3What happened when a sudden sound came from one side?

    片側から急な音がしたとき、何が起きましたか。

  4. Q4In paragraph 3, the word "sudden" is closest in meaning to ...

    第3段落の sudden という語に最も意味が近いのは…

  5. Q5Which is true about the story?

    この話について正しいものはどれですか。

重要語 Key Words(タップで裏返る)

  • muscle名詞
    筋肉

    Swimming makes your arm muscles strong.

    水泳をすると腕の筋肉が強くなる。

    💡 c は発音しない(マスル)。

  • sensor名詞
    センサー、感知する装置

    The door has a sensor and opens by itself.

    そのドアにはセンサーがあって、ひとりでに開く。

    💡 sense(感じる)+ -or。

  • signal名詞
    信号、合図

    The brain sends signals to the body.

    脳は体に信号を送る。

    💡 electric signal で「電気の信号」。

  • sudden形容詞
    突然の、急な

    There was a sudden noise outside.

    外で突然音がした。

    💡 副詞 suddenly(突然)もよく使う。

  • active形容詞
    活発な、働いている

    My grandfather is still very active.

    祖父は今もとても活動的だ。

    💡 become more active で「より活発になる」。

  • notice動詞
    気づく

    Did you notice his new glasses?

    彼の新しいめがねに気づいた?

    💡 名詞では「お知らせ、掲示」。

  • leftover名詞
    残り物、名残

    We ate the leftovers from dinner.

    私たちは夕食の残り物を食べた。

    💡 left(残された)+ over。食べ物の「残り物」の意味でよく使う。

  • ancestor名詞
    祖先

    Our ancestors lived by the sea.

    私たちの祖先は海のそばに住んでいた。

    💡 反対の「子孫」は descendant。

SOURCES出典・ウラ取り

この記事の事実は、次の資料を実際に開いて確認しています(確認した事実 27件)。

  1. Darwin, C. (1874) The Descent of Man, and Selection in Relation to Sex, 2nd ed.(Darwin Online)darwin-online.org.uk
  2. Strauss, D. J. ほか (2020) Vestigial auriculomotor activity indicates the direction of auditory attention in humans, eLife 9:e54536doi.org
  3. Hackley, S. A. (2015) Evidence for a vestigial pinna-orienting system in humans, Psychophysiology 52:1263-1270(PubMed)pubmed.ncbi.nlm.nih.gov
  4. Schroeer, A. ほか (2024) The vestigial pinna-orienting system in humans briefly suppresses superior auricular muscle activity during reflexive orienting toward auditory stimuli, Journal of Neurophysiology 132:514-526(PubMed)pubmed.ncbi.nlm.nih.gov
  5. Schroeer, A. ほか (2025) Electromyographic correlates of effortful listening in the vestigial auriculomotor system, Frontiers in Neuroscience 18:1462507doi.org
  6. Mai, A. ほか (2025) Selective Listening to Unpredictable Sound Sequences Increases Tonic Muscle Activity in the Human Vestigial Auriculomotor System, eNeuro 12doi.org

文章はすべて資料をもとに独自の言葉で書いています。画像はオリジナルのイメージです。誤りにお気づきの方は訂正窓口へ。

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