
「ほうれん草の鉄分は小数点のミスで10倍にされた」という話に、証拠はなかった
ミスを暴いたはずの話こそ、根拠がなかった。
この判定の対象「ほうれん草の鉄分は、小数点のミスで10倍にされた」
もくじ
「ほうれん草は鉄分たっぷり」。そう信じられてきたのは、昔の研究者が小数点を一けたずらして、鉄の量を10倍に書いてしまったせいだ。この話を、雑学として聞いたことがある人もいるでしょう。
この「小数点ミス」の話は、医学の雑誌や本にも何度も書かれてきました。「科学者でもまちがえる」「うわさは広まる」という教訓を伝えるときの、定番の例です。
ところが2014年、ノルウェーの研究者が、この話の出どころを一つずつたどりました。すると、小数点のミスが本当に起きたという記録は、どこにも見つかりませんでした。「科学のまちがいを正した話」として広まった小数点ミスの話そのものが、確かめられていないうわさだったのです。
この記事では、まず小数点ミスの話が、どの記事から広まったのかを見ます。次に、その話の出どころをさかのぼり、1972年の「かもしれない」という一言にたどり着くまでを紹介します。最後に、ほうれん草にふくまれる鉄の本当の量と、鉄の吸収についての研究を紹介します。
01「ほうれん草の鉄分は小数点のミスで10倍にされた」という話は、1981年の医学雑誌の記事から広まった
この話の出どころを調べたのは、ノルウェーのベルゲンの大学にいたレクダル(Ole Bjørn Rekdal)です。きっかけは、1995年に医学の雑誌にのった、ある一文でした。
その一文には、こう書かれていました。「ほうれん草は鉄が豊富」という思いこみ(神話)は1930年代からある。その原因は、元の論文で小数点の位置がずれて、鉄の量を10倍に見積もったことだ。この一文には、出典として1981年の論文がついていました。
レクダルは、その出典をたどりました。行き着いたのは、イギリスの医学雑誌『BMJ』の1981年のクリスマス号です。そこに、ハンブリン(Terence Hamblin)が、「Fake!(にせもの!)」という題の記事を書いていました。
ハンブリンの記事の中身は、次のとおりです。
- 1890年代に、ほうれん草は赤身の肉と同じくらい鉄が豊富な食べ物だと「分かった」。
- 1930年代に、ドイツの化学者たちが調べ直した。
- その結果、最初の研究者が小数点の位置をまちがえて、鉄の量を10倍に見積もっていたと示された。
記事は、ほうれん草を食べて強くなるマンガの主人公ポパイにもふれていました。「鉄が欲しいなら、ポパイは缶詰の缶をかじったほうがよかった」という冗談です。
021981年の記事には、ミスが本当にあったという証拠が書かれていなかった
ところが、ハンブリンの記事には、小数点ミスの出典が書かれていませんでした。誰が、いつ、どの論文でミスをしたのか。そのミスを、誰が見つけたのか。名前も年もないので、本当かどうかを確かめる手がかりがありません。
レクダルより先に、この点に気づいた人がいました。イギリスの犯罪学者マイク・サットン(Mike Sutton)です。サットンは、ハンブリンにじかに問い合わせました。小数点ミスの話を、どこで知ったのか、と。
ハンブリンの答えは、「思い出せない。でも、自分で作った話ではない」というものでした。
03話をさかのぼると、「小数点のミスかもしれない」と言った1972年の講演にたどり着いた
2010年、サットンが調べた結果を発表しました。すると、一人の読者が、小数点ミスの話が書かれた、もっと古い文章を教えてくれました。栄養の本や教科書を書いていた、アーノルド・ベンダー(Arnold E. Bender)の文章です。
1972年、ベンダーはロンドン大学クイーン・エリザベス・カレッジで、教授になったときの講演(就任講演)をしました。その中で、こう述べていました。「ほうれん草の名声は、小数点の置きまちがいから育ったのかもしれない」。
ベンダーは1975年の本と論文でも、同じ文をくり返します。1977年の雑誌への投書では、言い方が少し強くなりました。「小数点の置きまちがいにもとづいていたようだ」。
1982年の医学生向けの教科書では、さらに具体的になります。「この思いこみは、1870年に分析結果を書き写すときに小数点がずれた、まちがいにさかのぼる」。しかし、どの文章にも、ミスがあったことを確かめる資料はついていませんでした。
「かもしれない」が「ようだ」になり、ついには年号つきの事実のように書かれる。レクダルは、この言葉の変わり方を、伝言ゲームのようだと書いています。中でも影響が大きかったのは、1981年のハンブリンの記事です。評判の高い医学雑誌で、ミスが「あった」と言い切ったからです。
041981年の記事を書いた本人が、のちに自分のまちがいを認めた
この話には続きがあります。サットンが調べた結果を書いた記事に、ハンブリン本人からのコメントが寄せられました。
その中でハンブリンは、29年前の自分のまちがいを指摘してくれてありがとう、と書いています。小数点の話をどこで見たのかは思い出せないこと。雑誌『リーダーズ・ダイジェスト』で読んだと思っていたこと。自分がまちがっていたと、喜んで認めること。この3つを伝えました。
では、19世紀に出たほうれん草の鉄の数字が大きすぎたのは、なぜだったのでしょう。レクダルの論文の紹介によると、サットンは小数点とは別の理由を挙げています。1つは、分析のときに、ほうれん草以外の何かがまざったこと。もう1つは、乾かしたほうれん草の数字と、生のほうれん草の数字を取りちがえたことです。レクダルは、この説明を「説得力がある」と評価しています。ただし、これもサットンの一つの考えです。
サットンは、ポパイについての、もう一つの思いこみもまちがいだと言いました。ポパイの作者セガー(Elzie Crisler Segar)が、鉄を宣伝するためにほうれん草を選んだ、という話です。サットンは、当時のポパイの新聞マンガを、数百回分読みました。その中に、ほうれん草と鉄を結びつけた回は一つもなかった、と書いています。さらに、ポパイがほうれん草を食べる理由を初めて語ったのは1932年の回で、その理由はビタミンAだった、というのです。ただし、これはサットンが調べた結果です。この記事では、マンガそのものは確かめていません。

05ほうれん草の鉄分は、とびぬけて多いわけではなく、小松菜より少ない
では、ほうれん草には、実際にどれくらいの鉄が入っているのでしょう。文部科学省の食品成分データベースによると、ほうれん草(葉・生)100gにふくまれる鉄は2.0mgです。ゆでると、0.9mgになります。
身近な葉物では、小松菜(葉・生)が100gで2.8mg。ほうれん草より多いのです。豚のレバー(生)は、100gで13.0mgあります。ほうれん草にも鉄はありますが、ほかの食べ物と比べて、とびぬけて多いわけではありません。
深掘り講義
ここから先は、もう一段深く。しくみ・史料・論争まで踏み込みます。
元の資料を読まずに引用を書き写すと、うわさが論文の中で広がる
レクダルは、小数点ミスの話を「学術版の都市伝説」と呼びました。うわさが、ちゃんとした科学の雑誌や本の中で、引用という形で広がっていくことです。
レクダルが注目したのは、引用のときの手ぬきです。ある論文で面白い一文を見つけたとき、その一文にはすでに出典がついています。そこで、出典を自分で読まずに、一文と出典をそのまま書き写してしまう。これを孫引きといいます。
1995年の論文の一文も、出典のはずのハンブリンの記事とは、中身が食いちがっていました。ハンブリンは「ミスは1890年代に起き、1930年代に見つかった」と書きました。ところが1995年の論文は、「1930年代からの神話」と書いていたのです。
レクダルは、1989年に出た別の本に、1995年の論文と同じまちがいが、同じ出典つきで書かれていることに気づきました。1995年の論文は、この本を参考文献にあげていません。それなのに、言い回しまでよく似ていました。そこでレクダルは、1995年の論文がハンブリンの記事を読まず、1989年の本から話と出典を書き写した可能性を考えました。こうして、同じ一文から生まれた引用がいくつも並ぶと、まるで多くの証拠があるように見えてしまいます。
「〜は実はウソ」という話は、確かめられないまま広まりやすい
皮肉なのは、小数点ミスの話を広めた人たちの多くが、「いいかげんな科学」と戦う立場だったことです。1995年の論文の題は、「不十分な引用による、まちがったデータの広がり」でした。引用のいいかげんさを注意した論文自身が、確かめていない話を広めていたのです。
「みんな信じているけど、本当はまちがい」という話は、聞いた人を、かしこくなった気分にさせます。だから、出典を確かめる前に、人に話したくなります。けれど、ウソを見やぶったという話も、確かめなければただのうわさです。
おまけの話もあります。ハンブリンは、小数点の話を『リーダーズ・ダイジェスト』で読んだと思っていました。たしかに、リーダーズ・ダイジェスト社は1988年の本で、「1890年代の研究者が小数点をまちがえた」と書いています。けれど、その本が出たのは、ハンブリンの記事より7年もあとでした。ハンブリンが出どころだと思っていた会社の本に、あとから同じうわさがのっていたことになります。
「ほうれん草にふくまれる酸が鉄の吸収をじゃまする」という説明も、人の実験では確かめられなかった
「ほうれん草にはシュウ酸が多く、鉄の吸収をじゃまする」という説明も、よく聞きます。レクダルの論文にも、鉄の吸収をさまたげる物質があると書かれています。
ところが2008年、スイスのチューリッヒの研究チームが、この説明が本当かどうかを人で確かめました。16人の女性に、鉄の目印(安定同位体)をつけた食事を食べてもらいます。そして14日後に、その鉄が血液にどれだけ取りこまれたかを測りました。ケールは、シュウ酸がごく少ない野菜です。研究チームは、ケールの食事に、ほうれん草と同じ量のシュウ酸を足してみました。それでも、鉄の吸収は変わりませんでした。
ほうれん草の食事は、ケールの食事より、鉄の吸収が24%低めでした。ただ、統計で調べると、偶然でも出るくらいの差で、はっきりした差とは言えませんでした。研究チームは、ほうれん草には、シュウ酸のほかに、カルシウムや、ポリフェノールという植物の成分も多いことを指摘しています。「ほうれん草の鉄は、シュウ酸のせいで吸収されない」という言い方も、そのまま信じるのは早いのです。
06まとめ
「ほうれん草の鉄分は、小数点ミスで10倍にされた」という話には、ミスが起きた記録がありません。1972年の「かもしれない」という推測が、1981年に医学雑誌で断定されました。そのあと、多くの論文や本に書き写されて広まりました。1981年の記事を書いた本人も、のちにまちがいを認めています。
ほうれん草(生)の鉄は100gで2.0mgで、小松菜(2.8mg)より少なめです。次に「実は〜はウソだった」という話を聞いたら、その話の出典も一度たどってみてください。
人に話すなら、こう言おう
ほうれん草の鉄分が多いって誤解は「小数点の打ち間違い」のせい、って話あるよね。あれ、ミスの証拠がないんだって。1972年の「かもしれない」が、いつのまにか事実みたいに広まったらしいよ。
英語で読む
The Spinach Story That Was Not True
英文をタップすると、その文の訳が出ます。
Many people believe that spinach has a lot of iron.多くの人は、ほうれん草には鉄がたくさん入っていると信じています。 There is also a famous story about why.その理由についての有名な話もあります。 Long ago, a scientist put a decimal point in the wrong place.昔、ある科学者が小数点を、まちがった場所に打ったというのです。 So the amount of iron looked ten times bigger.そのせいで、鉄の量が10倍に見えた、と。
In 1981, a writer named Terence Hamblin told this story in a famous medical journal.1981年、テレンス・ハンブリンという書き手が、有名な医学雑誌でこの話を紹介しました。 He wrote that German scientists found the mistake in the 1930s.彼は、1930年代にドイツの科学者たちがそのミスを見つけたと書きました。 After that, many books and papers repeated it.そのあと、たくさんの本や論文がこの話をくり返しました。 But he did not give a source for the mistake.でも彼は、そのミスの出典を書いていませんでした。
Later, a British researcher named Mike Sutton asked Hamblin where the story came from.のちに、マイク・サットンというイギリスの研究者が、ハンブリンにその話がどこから来たのかたずねました。 Hamblin could not remember.ハンブリンは思い出せませんでした。 Then a reader led Sutton to a speech from 1972.その後、ある読者の手がかりで、サットンは1972年の講演にたどり着きました。 In it, another expert said the fame of spinach may have come from a decimal point mistake.その中で別の専門家が、ほうれん草の名声は小数点のミスから来たのかもしれない、と言っていたのです。 It was only a guess.それは、ただの推測でした。 Nobody has found a record of the mistake.そのミスの記録は、だれも見つけていません。
Hamblin later thanked Sutton and said he was wrong.ハンブリンはのちにサットンに感謝し、自分がまちがっていたと言いました。 In 2014, a researcher in Norway wrote that a guess had slowly turned into a fact.2014年、ノルウェーの研究者は、推測が少しずつ事実に変わっていったと書きました。 He also said many writers may have copied sources without reading them.彼はまた、多くの書き手が出典を読まずに書き写していたのかもしれない、と述べました。
So how much iron does spinach really have?では、ほうれん草には本当はどれくらい鉄があるのでしょうか。 According to Japanese food data, 100 grams of raw spinach has 2.0 milligrams.日本の食品データによると、生のほうれん草100gには2.0mgの鉄があります。 Boiled spinach has only 0.9 milligrams.ゆでたほうれん草には、0.9mgしかありません。 Komatsuna has 2.8 milligrams, so it has more.小松菜には2.8mgあるので、こちらのほうが多いのです。 The story about the mistake was a mistake itself.ミスについての話そのものが、ミスだったのです。
4択問題 Reading Quiz
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Q1What is this story mainly about?
この話は主に何についてのものですか。
正解:B A famous story about a mistake that had no proof
第1段落で小数点ミスの話を紹介し、第2〜4段落でその話に証拠がなかったことを述べているので正解はB。Cのノルウェーは研究者の国として出てくるだけ。
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Q2When did someone first say the mistake "may" have happened, in this story?
この話の中で、ミスが起きた「かもしれない」と最初に言われたのはいつですか。
正解:A In 1972
第3段落3・4文目に、1972年の講演で「かもしれない」と言っていたとあるので正解はA。1981年はハンブリンが雑誌で紹介した年(第2段落)。
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Q3Why did Sutton ask Hamblin about the story?
サットンがハンブリンに話についてたずねたのはなぜですか。
正解:C Because he wanted to know where the story came from
第3段落1文目に asked Hamblin where the story came from とあるので正解はC。Dのノルウェーは2014年の研究者の話(第4段落)。
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Q4In paragraph 3, the word "guess" is closest in meaning to ...
第3段落の guess という語にもっとも近い意味は?
正解:D an idea without proof
直前の文で「かもしれない」と言っていたとあり、次の文で記録が見つかっていないとあるので、guess は「証拠のない考え(推測)」。正解はD。Aは反対の意味。
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Q5Which is true about the story?
この話の内容と合っているのはどれですか。
正解:C Komatsuna has more iron than spinach.
第5段落4文目に小松菜は2.8mgで多いとあるので正解はC。Bは第4段落1文目と逆、Dは講演にたどり着いたのはサットン(第3段落3文目)。
重要語 Key Words(タップで裏返る)
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iron名詞鉄、鉄分
Red meat has a lot of iron.
赤身の肉には鉄分が多い。
💡 発音は「アイアン」。r はほとんど読まない。iron(アイロン)と同じつづり。
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decimal point名詞小数点
Put the decimal point between 3 and 5.
3と5のあいだに小数点を打ちなさい。
💡 decimal は「10進法の」。3.5 は three point five と読む。
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mistake名詞まちがい、ミス
I made a mistake on the test.
テストでまちがえた。
💡 make a mistake で「まちがえる」。do は使わない。
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journal名詞(学術)雑誌、日誌
She wrote a paper for a science journal.
彼女は科学雑誌に論文を書いた。
💡 journalist(記者)と同じ語源。
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source名詞出どころ、出典
What is the source of this news?
このニュースの出どころは何?
💡 a source of energy で「エネルギー源」。
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record名詞記録
There is no record of his visit.
彼が訪れた記録はない。
💡 名詞は前を強く「レコード」、動詞は後ろを強く「リコード」。
-
guess名詞・動詞推測(する)
My guess is that it will rain.
私の予想では雨が降る。
💡 Good guess! で「いい線いってる!」。
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repeat動詞くり返す
Please repeat after me.
私のあとについてくり返してください。
💡 名詞は repetition(くり返し)。
SOURCES出典・ウラ取り
この記事の事実は、次の資料を実際に開いて確認しています(確認した事実 22件)。
- Rekdal, O. B. (2014) Academic urban legends, Social Studies of Science 44:638-654doi.org
- genannt Bonsmann, S. S. ほか (2008) Oxalic acid does not influence nonhaem iron absorption in humans: a comparison of kale and spinach meals, European Journal of Clinical Nutrition 62:336-341doi.org
- Sutton, M. (2010) Spinach, Iron and Popeye: Ironic lessons from biochemistry and history on the importance of healthy eating, healthy scepticism and adequate citation, Internet Journal of Criminology(Internet Archive の保存版)web.archive.org
- 食品成分データベース「ほうれんそう 葉 通年平均 生」(文部科学省)fooddb.mext.go.jp
- 食品成分データベース「こまつな 葉 生」(文部科学省)fooddb.mext.go.jp
- 食品成分データベース「ぶた 肝臓 生」(文部科学省)fooddb.mext.go.jp
文章はすべて資料をもとに独自の言葉で書いています。画像はオリジナルのイメージです。誤りにお気づきの方は訂正窓口へ。
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