「よろしくお願いします」は日本語の挨拶の中でも特に頻繁に使われるフレーズですが、英語で表現するとどうなるのでしょうか?シチュエーションに応じて、適切な英語表現を使い分けることが大切です。ここでは、様々な場面での「よろしくお願いします」の英語表現を例文とともに紹介します。
メールで使う場合
メールでは、以下のような表現が使われます。
・I appreciate your help in this matter.(この件に関してご協力いただきありがとうございます)
・Thank you in advance for your assistance.(ご協力いただけることに前もって感謝します)
・I look forward to hearing from you soon.(お返事をお待ちしております)
特にメールの最後では、以下のようなクロージング表現がよく使われます。
・Best regards,(敬具)
・Sincerely,(敬具)
・Thank you,(ありがとうございます)
自己紹介で使う場合
自己紹介では、以下のような表現が使われます。
・I’m looking forward to working with you.(一緒に働けることを楽しみにしています)
・It’s a pleasure to meet you.(お会いできて嬉しいです)
・I hope we can work well together.(一緒にうまくやっていけたらいいですね)
丁寧に言う場合
丁寧に言う場合は、以下のような表現が使われます。
・I would greatly appreciate your assistance with this matter.(この件に関して、ぜひともご協力いただきたく存じます)
・I kindly ask for your support.(ご支援いただけますようお願い申し上げます)
・I humbly request your guidance.(ご指導を賜りますようお願い申し上げます)
ビジネスメールで使う場合
ビジネスメールでは、以下のような表現が使われます。
・I appreciate your prompt attention to this matter.(この件に迅速に対応していただきありがとうございます)
・Please let me know if you have any questions or concerns.(ご質問やご不明な点がありましたら、お知らせください)
・Thank you for your cooperation.(ご協力ありがとうございます)
チャットで使う場合
チャットでは、以下のような表現が使われます。
・Thanks in advance!(先にありがとう!)
・Cheers!(よろしく!)
・Looking forward to it!(楽しみにしてるよ!)
これから先もよろしくお願いしますと言う場合
これから先もよろしくお願いしますと言う場合は、以下のような表現が使われます。
・I look forward to our continued partnership.(今後ともよろしくお願いします)
・I hope for your continued support.(引き続きご支援いただけますようお願いいたします)
・I appreciate your ongoing assistance.(継続的なご協力に感謝いたします)
以上のように、「よろしくお願いします」を英語で表現する際には、状況に応じて適切な表現を選ぶことが大切です。ビジネスシーンでは丁寧な表現を、友人とのチャットではくだけた表現を使うなど、相手との関係性や場面に合わせて使い分けましょう。また、メールの冒頭や最後に添える一言としても活用できる便利な表現です。シーンに合わせた表現を習得して、円滑なコミュニケーションを心がけましょう!
以前コラムで書いた記事から・・・
【”よろしくお願いします”を英語で言うと?】ビジネスでもプライベートでも使える7つの表現
「よろしくお願いします」は日本語では様々な場面で使われる便利なフレーズですが、英語で一言で表すのは難しいと感じる人も多いのではないでしょうか。シチュエーションに合わせて適切な表現を使い分けることが大切です。ここでは、ビジネスでもプライベートでも使える「よろしくお願いします」の英語表現を7つご紹介します。
1. Nice to meet you. (初対面の挨拶)
初対面の人に会ったときに使う基本的な挨拶です。「よろしくお願いします」と直接的に言わなくても、これからよい関係を築いていきたいという気持ちが伝わります。
2. I look forward to working with you.(これからの協力・共同作業に向けて)
これからの協力や共同作業に対する前向きな気持ちを表す表現です。ビジネスシーンで、新しいプロジェクトを始める際などに使えます。
3. Please let me know if you need any help.(何かあればお知らせください)
相手に何か助けが必要な際は言ってほしい、といった意味合いの表現です。プライベートでも、ビジネスでも使える汎用性の高いフレーズです。
4. Thank you in advance.(よろしくお願いします)
何かをお願いしたり、依頼したりする際に使える表現です。「よろしくお願いします」に最も近い意味合いを持っています。
5. I appreciate your help/support/cooperation.(ご協力ありがとうございます)
相手の助けや協力、サポートに対する感謝の気持ちを表します。これまでの協力関係に対するお礼と、これからの協力へのお願いの意味を兼ねています。
6. Please take care of me.(今後ともよろしくお願いします)
日本語の「よろしくお願いします」に近い表現ですが、やや控えめでへりくだった印象を与えます。友好的な関係性がある場合に使うのが適切でしょう。
7. I’m counting on you.(期待しています)
プロジェクトや仕事を任せる際、相手に大きな期待を寄せていることを表現するのに使えるフレーズです。気心の知れた間柄で使うのが無難です。
【ワンポイントアドバイス】
英語での「よろしくお願いします」は、一言で表すのは難しいですが、シチュエーションに合わせて適切な表現を選ぶことが大切です。特に、ビジネスの場では、丁寧すぎず、かといってくだけすぎない、程よい丁寧さを意識しましょう。プライベートでは、相手との関係性に応じて、より親しみやすい表現を選ぶと良いでしょう。
以上、7つの「よろしくお願いします」の英語表現を紹介しました。シーンに合わせて使い分けることで、円滑なコミュニケーションが図れます。ぜひ様々な場面で活用してみてくださいね。これらの表現を覚えておけば、英語でのコミュニケーションに自信が持てるはずです。