今日の大学入試英語問題

【今日の大学入試英語問題 <19回目>】~英会話文・会話表現8~

問 1 【中央大学(文)2024】

A: I heard that many people are working more than one job nowadays.
B: Yes, many people are (  ) at anything that can assist them in a difficult economy.
A: I’m thinking of trying it myself.

㋐ grasping ㋑ guessing ㋒ helping ㋓ holding

解答・解説

【正解】 ㋐

A:最近多くの人が複数の仕事をしていると聞いたよ。
B:そうね、多くの人が厳しい経済状況の中で助けになるものなら何でも掴もうとしているわ。
A:私も試してみようと思っているの。

【解説】
厳しい経済状況の中で、人々が仕事の機会を積極的に「掴もう」としている状況を表現する文脈です。「grasp」は「つかむ」「しっかりと握る」という意味で、ここでは機会を掴むという比喩的な意味で使われています。他の選択肢は文脈に合いません。

【ボキャブラリーチェック】
☆ nowadays:最近、近頃
☆ assist:助ける、支援する
☆ economy:経済
☆ grasp:つかむ、理解する
☆ more than one:1つ以上の、複数の

問2. 【中央大学(文)2024】

A: Climate change is an important issue these days. Is the university taking any action?
B: They have solar panels on many campus buildings. They can (  ) our dependence on oil and other fossil fuels.
A: We have them on the roof of our house. They help the environment and save us some money.

㋐ reduce ㋑ reflect ㋒ reserve ㋓ retain

解答・解説

【正解】 ㋐

A:気候変動は最近重要な問題だね。大学は何か対策を取っているの?
B:多くのキャンパスの建物に太陽光パネルを設置しているよ。石油や他の化石燃料への依存を削減できるんだ。
A:私たちの家の屋根にもあるわ。環境にも良いしお金も節約できるの。

【解説】
太陽光パネルの導入目的として、化石燃料への依存を「減らす」という文脈です。「reduce」は「削減する」「減らす」という意味で、環境問題の文脈でよく使用される表現です。他の選択肢(反射する、予約する、保持する)は文脈に合いません。

【ボキャブラリーチェック】
☆ climate change:気候変動
☆ solar panel:太陽光パネル
☆ dependence:依存
☆ fossil fuel:化石燃料
☆ environment:環境

問3.【中央大学(文)2024】

A: We have to name some famous inventors in class tomorrow.
B: Thomas Edison and Alexander Graham Bell made important advances in sound recording and telecommunications, (  ).
A: Thanks, I will talk about both of them.

㋐ relatively ㋑ reliably ㋒ respectively ㋓ responsibly

解答・解説

【正解】 ㋒

A:明日の授業で有名な発明家の名前を挙げなければならないんだ。
B:トーマス・エジソンとアレクサンダー・グラハム・ベルは、それぞれ録音と通信技術の分野で重要な進歩を成し遂げたよ。
A:ありがとう、その二人について話すよ。

【解説】
二人の発明家とその業績を対応させて説明する際に使用される「respectively(それぞれ)」が適切です。エジソンは録音技術、ベルは通信技術という具合に、順番に対応させて説明する場合に使用される表現です。他の選択肢(比較的に、確実に、責任を持って)は文脈に合いません。

【ボキャブラリーチェック】
☆ inventor:発明家
☆ advance:進歩、発展
☆ sound recording:録音
☆ telecommunication:通信
☆ respectively:それぞれ

問4. 【中央大学(文)2024】

A: A mission to Mars would take four years and cost a lot of money.
B: That’s true, but I’m excited about its ( ) for scientific advancement.
A: I agree. There are many benefits of exploring the solar system.

㋐ design ㋑ potential ㋒ recommendation ㋓ suggestion

解答・解説

【正解】 ㋑

A:火星への探査ミッションには4年の時間と多額の費用がかかるね。
B:そうだね。でも、科学の進歩における可能性に私はワクワクするよ。
A:同感だよ。太陽系の探査には多くの利点があるからね。

【解説】
火星探査の科学的進歩に対する「可能性」を示す文脈です。「potential」は「可能性」「潜在能力」を意味し、将来的な発展や成果を期待する場合に使用される適切な表現です。他の選択肢(設計、推薦、提案)は文脈に合いません。

【ボキャブラリーチェック】
☆ mission:任務、探査
☆ potential:可能性、潜在能力
☆ scientific advancement:科学の進歩
☆ solar system:太陽系
☆ benefit:利点、恩恵

問5. 【中央大学(文)2024】

A: What’s on the schedule for the meeting this afternoon?
B: The latest sales figures are ( ) discussion today.
A: Oh, that’s right. I’m glad I met my target!

㋐ being ㋑ for ㋒ on ㋓ under

解答・解説

【正解】 ㋓

A:今日の午後のミーティングの予定は何?
B:最新の売上数字が本日の討議事項になっているよ。
A:そうだった。目標を達成できて良かった!

【解説】
「under discussion」は「討議中」「検討中」という意味の慣用句です。会議の議題について話す文脈で、何かが討議の対象となっていることを表現する際によく使用されます。他の選択肢との組み合わせ(being discussion、for discussion、on discussion)は、この表現としては適切ではありません。

【ボキャブラリーチェック】
☆ schedule:予定、スケジュール
☆ sales figures:売上数字
☆ under discussion:討議中
☆ target:目標
☆ meet one’s target:目標を達成する