問 1 【青山学院大学 (理工) 2024】
James is ( ) to have his haircut tomorrow.
(1) cutting (2) designing (3) planning (4) wearing
【解答】(3)
【解説】
「ジェームズは明日髪を切る予定だ」という文で、予定や計画を表す適切な動詞を選ぶ問題です。
選択肢の分析:
・planning「計画している」(正解)
・cutting「切っている」
・designing「デザインしている」
・wearing「着ている」
(3) planningが正解です。”be planning to do”は「~する予定である」という意味の表現です。
【和訳】
ジェームズは明日髪を切る予定だ。
【補足】
予定や計画を表す表現:
– be planning to do(~する予定である)
– be going to do(~するつもりである)
– plan to do(~する計画を立てる)
– intend to do(~するつもりである)
– be scheduled to do(~する予定が組まれている)
“have one’s haircut”は「髪を切ってもらう」という意味の慣用句です。
類似表現:
– get a haircut
– have one’s hair done
– get one’s hair cut
これらは全て「髪を切ってもらう」という意味で使用されます。
問2. 【青山学院大学 (理工) 2024】
Lucy wrote her resume carefully ( ) she was going to have a job interview.
(1) yet (2) but (3) or (4) as
【解答】(4)
【解説】
「ルーシーは就職の面接を控えていたので、履歴書を慎重に書いた」という文で、理由を表す接続詞を選ぶ問題です。
選択肢の分析:
・as「~なので」(理由を表す)(正解)
・yet「しかし」(逆接)
・but「しかし」(逆接)
・or「または」(選択)
(4) asが正解です。asは「~なので、~だから」という理由を表す接続詞として使用されます。
【和訳】
ルーシーは就職の面接を控えていたので、履歴書を慎重に書いた。
【補足】
理由を表す接続詞:
– as(~なので)
– because(~だから)
– since(~なので)
– for(なぜなら~だから)
これらの接続詞の微妙な違い:
– as:比較的軽い理由、よく知られている理由
– because:最も一般的で、明確な理由を示す
– since:既知の情報や自明の理由
– for:後からの補足的な理由
例文:
– As it was raining, we stayed home.
(雨が降っていたので、家にいた)
– Because I was sick, I couldn’t go to school.
(病気だったので、学校に行けなかった)
– Since you’re here, let’s have lunch together.
(あなたがここにいるので、一緒に昼食を食べましょう)
問3. 【青山学院大学 (理工) 2024】
I knew Adam was very talented; ( ) I would not have selected him.
(1) otherwise (2) because (3) if (4) unless
【解答】(1)
【解説】
「私はアダムがとても才能があることを知っていた。そうでなければ、彼を選ばなかっただろう」という文で、”そうでなければ”という意味を表す接続詞を選ぶ問題です。
選択肢の分析:
・otherwise「さもなければ、そうでなければ」(正解)
・because「なぜなら」
・if「もし~なら」
・unless「~でなければ」
(1) otherwiseが正解です。otherwiseは「もしそうでなければ」という仮定を表し、前述の内容と反対の結果を示す際に使用されます。
【和訳】
私はアダムがとても才能があることを知っていた。そうでなければ、彼を選ばなかっただろう。
【補足】
otherwiseの用法:
1. 結果の反対を示す
– Study hard; otherwise, you’ll fail.
(しっかり勉強しなさい。さもないと、失敗するよ)
2. 別の方法を示す
– We can go by train. Otherwise, we can take a bus.
(電車で行けます。それとも、バスに乗ることもできます)
類似表現:
– or else(さもないと)
– if not(そうでなければ)
– in that case(その場合は)
これらは全て、ある条件が満たされない場合の結果や別の可能性を示す際に使用されます。
問4. 【青山学院大学 (理工) 2024】
The artist is said to ( ) last year.
(1) die (2) having died (3) dying (4) have died
【解答】(4)
【解説】
「その芸術家は去年亡くなったと言われている」という文で、”be said to”の後に続く適切な動詞形を選ぶ問題です。
選択肢の分析:
・have died「亡くなった」(完了不定詞)(正解)
・die「亡くなる」(原形不定詞)
・having died「亡くなって」(完了分詞)
・dying「死にかけている」(現在分詞)
(4) have diedが正解です。”be said to have done”は「~したと言われている」という過去の出来事を表す表現です。
【和訳】
その芸術家は去年亡くなったと言われている。
【補足】
“be said to”の用法:
1. 現在の状態:be said to + 動詞の原形
– He is said to be rich.
(彼は金持ちだと言われている)
2. 過去の出来事:be said to + have + 過去分詞
– She is said to have lived in Paris.
(彼女はパリに住んでいたと言われている)
類似の表現:
– be reported to…(~と報告されている)
– be believed to…(~と信じられている)
– be supposed to…(~とされている)
– be thought to…(~と考えられている)
これらの表現は全て、伝聞や一般的な認識を表す際に使用されます。
問5. 【青山学院大学 (理工) 2024】
He ( ) in Tokyo for 20 years before he came back to the UK.
(1) lives (2) had lived (3) has lived (4) is living
【解答】(2)
【解説】
「彼はイギリスに戻る前に東京に20年間住んでいた」という文で、過去のある時点より前の出来事を表す適切な時制を選ぶ問題です。
選択肢の分析:
・had lived「住んでいた」(過去完了)(正解)
・lives「住む」(現在形)
・has lived「住んでいる」(現在完了)
・is living「住んでいる」(現在進行形)
(2) had livedが正解です。過去のある時点(イギリスに戻った時)より前の出来事(東京での生活)を表すため、過去完了形を使用します。
【和訳】
彼はイギリスに戻る前に東京に20年間住んでいた。
【補足】
過去完了形(had + 過去分詞)の用法:
1. 過去のある時点より前に起こった出来事
– When I arrived, she had already left.
(私が着いた時、彼女はすでに出発していた)
2. 過去のある時点までの継続
– I had studied English for 10 years before I went abroad.
(私は留学する前に10年間英語を勉強していた)
時制の使い分け:
– 過去完了:過去の時点より前の出来事
– 現在完了:現在までの経験や継続
– 単純過去:過去の一時点での出来事
– 現在形:現在の習慣や事実
これらの時制は、出来事の時間関係を正確に表現するために重要です。