[例文]
A: Did you hear that Tom didn’t get the promotion he wanted?
B: Yeah, he said the new position wasn’t that great anyway. It’s just sour grapes.
[日本語訳]
A: トムが望んでいた昇進がもらえなかったって聞いた?
B: うん、彼はその新しいポジションはそんなに素晴らしくないって言ってたよ。ただの負け惜しみだね。
[解説]
“Sour grapes”は英語のイディオムで、「腹いせに言う」や「負け惜しみを言う」という意味になります。この表現は、自分が望んでいたものが手に入らなかったときに、そのものが実際には欲しくなかったと言い訳する態度を指します。
このイディオムは、イソップ寓話の「狐とぶどう」から来ています。狐は高いところにあるぶどうを手に入れようとしますが、どんなに努力しても届かないため、ぶどうは酸っぱいだろうと言って諦めます。
[関連表現]
1.”Don’t be a sore loser.”
「負け惜しみしないで。」
2. “He’s just bitter because he didn’t get what he wanted.”
「彼は望んでいたものが手に入らなかったから、ただ苦いだけだ。」
3. “You can’t always get what you want.”
「いつも望むものが手に入るわけではない。」
4. “There’s no use crying over spilled milk.”
「こぼれた牛乳を嘆いても仕方がない。」
5. “If you can’t have it, you despise it.”
「手に入らないから、それを軽蔑する。」
[英語で説明+日本語訳]
“Sour grapes” is an English idiom that means to make excuses or belittle something because you couldn’t have it or achieve it. It refers to an attitude of pretending that something you wanted but couldn’t get is actually not desirable. The origin of this idiom comes from Aesop’s fable “The Fox and the Grapes,” in which a fox tries to reach some grapes hanging high above but fails, and then claims that the grapes must be sour anyway.
「Sour grapes」という表現は、手に入れられなかったり達成できなかったりしたものを言い訳したり、けなしたりすることを意味する英語のイディオムです。これは、手に入れられなかったものが実際には望ましくないと言い訳する態度を指します。このイディオムの由来は、イソップ寓話の「狐とぶどう」から来ており、狐が高いところにあるぶどうを手に入れようとしますが、どんなに努力しても届かず、ぶどうは酸っぱいだろうと言って諦めます。