“Every cloud has a silver lining” (エブリー・クラウド・ハズ・ア・シルバー・ライニング)
意味
どんな状況にも良い面がある。
定義
Even in the worst situations, there is always something positive or hopeful.
(どんな最悪な状況でも、必ず希望や良い面がある。)
💡 イメージリンク
cloud(クラウド / 雲)→ 灰色で暗い、不幸や困難の象徴
silver lining(シルバー・ライニング / 銀の縁取り)→ 雲の裏から差す光、希望やチャンスの象徴
→ 暗い雲から一筋の光が漏れており、その光を指差しながら「Every cloud has a silver lining!(どんな雲にも銀の光がある!)」と誰かが叫んでいるシーン。
覚え方:雲がどんなに暗くても、その裏には光が隠れていると考える比喩。
🎨 イラスト解説
空には黒くて大きな雲が広がっていますが、その中から一筋の銀色の光が差し込んでいます。困った表情をしていた人物が、その光に気づいて笑顔になり、「Every cloud has a silver lining!」と感動しながら指差しています。背景には雨が止み、虹が現れ始める希望のシーンが描かれています。
📖 例文
- Even though I lost my job, I realized every cloud has a silver lining—I can now pursue my passion.
(仕事を失ったけれど、どんな状況にも良い面があると気づいた。今では自分の情熱を追い求めることができる。) - After the car accident, he found every cloud has a silver lining—he met amazing new friends during his recovery.
(車の事故の後、回復期間中に素晴らしい新しい友達と出会い、どんな困難にも良い面があると気づいた。) - The pandemic was tough, but every cloud has a silver lining—it brought our family closer together.
(パンデミックは大変だったけれど、どんな困難にも良い面がある。家族の絆が深まった。)
📚 類語表現
- Look on the bright side(物事の明るい面を見る)
例: Look on the bright side—at least we learned something from this mistake.
(明るい面を見よう。この失敗から少なくとも何かを学べた。) - Blessing in disguise(不幸に見えて実は幸運)
例: Losing that job turned out to be a blessing in disguise.
(その仕事を失ったことが、実は幸運だったと分かった。) - When one door closes, another opens(一つの扉が閉じれば、また別の扉が開く)
例: Remember, when one door closes, another opens—opportunities will come.
(覚えておいて。一つの扉が閉じればまた別の扉が開く。チャンスは来るよ。)
🧐 語源と豆知識
このフレーズは、17世紀の詩人ジョン・ミルトンが「暗い雲にも輝く縁取りがある」と書いたことに由来します。その後、19世紀にイギリスで広まり、困難な状況の中にも希望を見出す教訓として定着しました。現在では、前向きな考え方を表す格言として世界中で親しまれています。
💡 知っ得情報
この表現は、困難に直面している人を励ます場面で非常に便利です。例えば、友人が落ち込んでいるとき、「Remember, every cloud has a silver lining.(どんな状況にも良い面があるよ)」と言えば、励ましの言葉として自然に使えます。また、自分を奮い立たせる際にもポジティブなマインドセットを持つためのフレーズとして役立ちます!