日常生活の表現

【英会話・口語・イディオム表現18】 Point taken. 「ごもっとも」「おっしゃる通りです」~大学入試&日常英会話で出る英語表現の意味~

Point taken.
「ごもっとも」「おっしゃる通りです」


[例文]

A: You know, you shouldn’t be checking your phone while walking. It’s dangerous.
B: Point taken. I’ll be more careful next time.

[日本語訳]

A: 歩きながら携帯を見るのはやめた方がいいよ。危険だよ。
B: ごもっとも。次回から気をつけるね。

 [解説]

“Point taken.”は相手の言い分を受け入れ、その意見や提案を認める際に使われる表現です。

この表現は、相手の主張や意見に納得することを示し、相手の意見を受け入れることを示します。相手の主張に同意したり、相手の意見を尊重することを示す場合に使われることが一般的です。

[関連表現]

1.”Fair enough.”
「もっともだね。」

2. “You have a point.”
「言いたいことは分かるよ。」

3. “I see where you’re coming from.”
「君の言っていることは理解できるよ。」

4. “I can see the logic in that.”
「それには理にかなった部分も見えるね。」

5. “I take your point.”
「君の言っていることは分かるよ。」

[英語で説明+日本語訳]

“Point taken.” is an English idiom used to indicate that one understands and acknowledges another person’s viewpoint or suggestion. It shows acceptance and agreement with the other person’s opinion. It is commonly used to show agreement or respect for someone’s opinion.

「Point taken.」は相手の意見や提案を理解し、受け入れることを示す英語のイディオムです。相手の意見に同意することを示します。相手の主張に同意したり、相手の意見を尊重することを示す場合に使われることが一般的です。

入試問題

問:( )に当てはまる語を選びなさい。

Jim: I’m inclined to place less weight on previous experience. Of course, some experience is essential, but a smaller, newer agency may devote more time and energy to us than a larger firm with more experience.

Jane: (   ) A smaller firm is more likely to go the extra mile. They may also be more flexible and creative.

(a) Absolutely not. (b) I wish I could. (c) I’ll get back to you. (d) I’m glad to hear that! (e) It should be fine. (f) Never been better! (g) Point taken. (h) That sounds good to me. (i) That’s a pity. (j) To each his own.

【早稲田大(商)2023】

解答: (g) Point taken.

Jim: 過去の経験にそれほど重きを置くつもりはありません。もちろん、ある程度の経験は必要ですが、小さな新しいエージェンシーの方が、私たちに多くの時間とエネルギーを割いてくれるかもしれません。それは、より経験豊富な大手企業よりもです。
Jane: (    ) 小さな会社の方が一歩余分に踏み出す可能性が高いですね。彼らはまた、より柔軟で創造的である可能性もありますからね。

解説:
この文内でのJaneの発言「( )」は、Jimの意見に対する反応を表しています。この場合、Jimの意見に対して「その視点を理解しました(ごもっとも)」という反応が自然です。したがって、「(g) Point taken.」が正解となります。

(a) Absolutely not.は「全くそう思わない」、(b) I wish I could.は「そうできればいいのに」、(c) I’ll get back to you.は「後で連絡します」、(d) I’m glad to hear that!は「それを聞いてうれしい!」、(e) It should be fine.は「それは大丈夫だと思います」、(f) Never been better!は「今までで一番いい!」、(h) That sounds good to me.は「それは私にとっていいと思います」、(i) That’s a pity.は「それは残念だ」、(j) To each his own.は「それぞれの考えがある」を意味しますが、これらはこの文脈には適していないと言えます。