Q:(調味料など)「お好みで調整してください」と英語で言いたいのですが何と言えばいいですか?
A:【正解】:Adjust to taste.
日本語では「お好みに応じて」「好きなように」「ご自由に」など、様々な言い方がありますよね。英語では、料理やドリンクに関する文脈では「to taste」という表現がもっともシンプルで使いやすいです。これは「好みに合わせて」という意味で、特にレシピや調味料の使用説明でよく見かけます。例えば「Add salt and pepper to taste.」(塩コショウはお好みで加えてください)というように使います。
「お好みで」に対応する表現は他にもあります:
– as you like(好きなように)
– as desired(望むように)
– as needed(必要に応じて)
– to your liking(好みに合わせて)
でも、シンプルに「Adjust to taste.」と言えば、多くの場面で通じます。レストランでの接客や料理の説明でよく使う表現なので、ぜひ覚えておきましょう。「Please adjust to your preference.」という丁寧な言い方も覚えておくと便利です。
「to」の使い方にも注目してください。「taste」の前には必ず「to」が必要です。「Adjust taste」は間違いで、「Adjust to taste」が正しい形になります。
📚 豆知識コーナー
「to taste」という表現は16世紀から使われていて、もともとは料理人が味見をしながら調理することを指していました。現代では、レシピ本での標準的な表現として定着し、特にアメリカのレシピでは「salt and pepper to taste」(塩コショウはお好みで)という表現が定番になっています。イギリスでは「season to taste」(味付けはお好みで)という表現もよく使われます。面白いことに、この「to taste」は料理以外の文脈でも、例えば音量調整(adjust volume to taste)など、好みに応じた調整全般に使えるようになってきているんです。