バズりニュースで英語学習【音声つき】

★「Mrs. GREEN APPLE、物議を醸した『コロンブス』のミュージックビデオの公開を停止」★ 20240613 ~SNSでバズってるニュースを2分でサクッと英語で学ぼう!~【コロンブスやコロンブスの大航海時代に関する英単語や英語フレーズ20】

Mrs. GREEN APPLE Halts Release of Controversial “Columbus” Music Video

Popular Japanese band Mrs. GREEN APPLE released a new song titled “Columbus” with an accompanying music video on June 12th. However, they have now halted the video’s release, acknowledging that it lacked understanding of historical and cultural context. The video faced criticism on social media for containing discriminatory content. (49語)


日本語訳

「Mrs. GREEN APPLE、物議を醸した『コロンブス』のミュージックビデオの公開を停止」

人気バンドのMrs. GREEN APPLEが6月12日、新曲「コロンブス」のミュージックビデオを公開した。しかし、歴史的・文化的背景への理解が欠けていたことを認め、現在ビデオの公開を停止している。このビデオは、差別的な内容が含まれているとしてSNS上で批判を浴びていた。

単語・熟語チェック

・halt 停止する、中止する
・release 発表する、公開する
・controversial 物議を醸す、論争を呼ぶ
・acknowledge 認める、認識する
・lack 欠ける、不足する
・understanding 理解
・context 文脈、背景
・face 直面する
・criticism 批判
・discriminatory 差別的な

単語解説

・halt
⇒停止する、中止するという意味の動詞。「halt」は比較的フォーマルな言い方で、公的な場面でよく使われます。名詞としても「停止」「中止」という意味があります。語源的には古英語の「healt」(ぐらつく、よろめく)に由来し、歩みを止めるというニュアンスが含まれています。

・controversial
⇒物議を醸す、論争を呼ぶ、議論の的になるという意味の形容詞。名詞形は「controversy」で「論争」「議論」という意味。「contro-」は反対、「vers(e)」は向きを変えるという接頭辞・接尾辞で、議論が二つの立場に分かれるイメージから来ています。社会的に大きな議論を呼ぶ出来事などに使われることが多い単語です。

・acknowledge
⇒認める、認識する、気づくという意味の動詞。「knowledge」(知識)が語幹になっており、「ad-」(~に向けて)という接頭辞がついています。自分の非や過ちを認めるというニュアンスでよく使われます。公の場での謝罪などでは「We acknowledge our mistake.」のように用いられることが多いです。

・discriminatory
⇒差別的な、区別するという意味の形容詞。動詞は「discriminate」で、「区別する」「差別する」という意味。「dis-」は分離、「crimin」は区別するという意味の語幹、「-ory」は~の性質があるという接尾辞。人種、性別、宗教などを理由に不当な扱いをすることを指します。差別用語や差別的表現などに使われる単語です。

原ちゃんチェック

音楽は時に社会的なメッセージ性を持つこともありますが、表現の自由と差別的表現の線引きは難しい問題ですね。特に歴史的事象を扱う際は、様々な視点への配慮が求められます。

コロンブスの新大陸到達は世界史の大きな転換点でしたが、一方で先住民の人々には多大な苦難をもたらしたのも事実です。風刺的な表現を意図したのかもしれませんが、風刺であっても倫理的に問題があれば批判は免れません。

表現者には自由な創作活動を保障する一方、人権を侵害するような差別的表現は許容されるべきではないでしょう。Mrs. GREEN APPLEには反省を踏まえ、多様性を尊重する姿勢を示してほしいと思います。ファンとの信頼関係を築くためにも、誠実な対応が求められる局面だと感じます。

関連URL

Mrs. GREEN APPLE、新曲「コロンブス」MVを公開停止「歴史や文化的な背景への理解に欠ける表現あった」 – ライブドアニュース (livedoor.com)

原田英語深堀りチェック

【コロンブスやコロンブスの大航海時代に関する英単語や英語フレーズ20】

1. Christopher Columbus [クリストファー・コロンブス] – The famous Italian explorer who discovered the Americas in 1492. (1492年にアメリカ大陸を発見した有名なイタリアの探検家。)

2. New World [新大陸] – The term used to refer to the Americas, which were unknown to Europeans before Columbus’ voyages. (コロンブスの航海以前はヨーロッパ人に知られていなかったアメリカ大陸を指す言葉。)

3. Nina, Pinta, and Santa Maria [ニーニャ号、ピンタ号、サンタマリア号] – The names of the three ships used by Columbus on his first voyage. (コロンブスが最初の航海で使用した3隻の船の名前。)

4. Indies [インド諸島] – Columbus believed he had reached the East Indies, which is why he called the native inhabitants “Indians.” (コロンブスは東インド諸島に到達したと信じていたため、先住民を「インディアン」と呼んだ。)

5. Spice trade [香辛料貿易] – One of the main motivations for European exploration was to find new routes to the spice-rich lands of Asia. (ヨーロッパの探検の主な動機の1つは、アジアの香辛料豊富な土地への新しいルートを見つけることだった。)

6. Navigation [航海術] – The art and science of determining a ship’s position and charting a course. (船の位置を決定し、針路を記録する技術と科学。)

7. Compass [コンパス] – An instrument used for navigation that shows the cardinal directions. (方位を示すために航海で使用される機器。)

8. Astrolabe [アストロラーベ] – An ancient device used to measure the positions of celestial bodies for navigation. (天体の位置を測定するために航海で使用された古代の装置。)

9. Caravel [キャラベル] – A small, maneuverable sailing ship developed in the 15th century and used by Portuguese and Spanish explorers. (15世紀に開発され、ポルトガルとスペインの探検家によって使用された小型で操縦性の高い帆船。)

10. Colonization [植民地化] – The process of establishing colonies in new territories, which followed the discovery of the Americas. (アメリカ大陸の発見に続いて、新しい領土に植民地を設立するプロセス。)

11. Taino [タイノ族] – The indigenous people of the Caribbean encountered by Columbus and his crew. (コロンブスと彼の乗組員が出会ったカリブ海の先住民。)

12. Exploration [探検] – The act of traveling to new lands for the purpose of discovery and learning. (発見と学習を目的として新しい土地を旅行する行為。)

13. Transatlantic [大西洋横断] – Crossing the Atlantic Ocean, as Columbus did on his voyages. (コロンブスが航海で行ったように、大西洋を横断すること。)

14. Expedition [遠征] – A journey undertaken by a group of people with a specific purpose, such as exploration. (探検など、特定の目的を持って一団の人々が行う旅。)

15. Flagship [旗艦] – The lead ship in a fleet, typically commanded by the fleet’s admiral. (艦隊の先頭を行く船で、通常は艦隊の提督が指揮をとる。)

16. Landfall [上陸] – The sighting of land after a voyage at sea. (海上での航海の後、陸地を目にすること。)

17. Mutiny [反乱] – A rebellion against authority, especially by sailors against their officers. (権威に対する反抗。特に船員が士官に対して行う反抗。)

18. Scurvy [壊血病] – A disease caused by a lack of vitamin C, common among sailors on long voyages. (ビタミンCの欠乏によって引き起こされる病気で、長い航海の船員に多い。)

19. Patronage [後援] – Financial and political support given to explorers, such as the backing Columbus received from Queen Isabella of Spain. (コロンブスがスペインのイサベル女王から受けた支援のような、探検家に与えられる財政的・政治的支援。)

20. Legacy [遺産] – The lasting impact and influence of a person or event, such as the historical significance of Columbus’ voyages. (コロンブスの航海の歴史的意義のような、人物やイベントの永続的な影響力。)

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