【1】Do you think the low birth rate means Japan should accept more immigrants in the future?
「将来的に日本は少子化対策として、より多くの移民を受け入れるべきだと思いますか?」
【解答プロセスPOINT】
☆「少子化対策として移民受け入れを増やすべきか」を問う問題
☆YesならImmigratsを受け入れることで人口増加と労働力確保ができると述べ、Noなら国内対策を優先すべきと主張すればOK。
☆移民受け入れの是非には賛否両論があり、単に外国人を受け入れるだけでは不十分な可能性があることにも言及する必要がある。
☆キーワードとして declining birth rate(少子化)、immigrants(移民)、aging society(高齢化社会)、family-friendly policies(家族支援策)、work-life balance(ワークライフバランス)などを使う。
【YES】
Yes, Japan should accept more immigrants to address its declining birth rate. Immigrants can help boost the population and provide a much-needed workforce to support the aging society. However, proper integration policies are crucial to ensure social cohesion and economic prosperity. (41 words)
(はい、日本は少子化対策として、より多くの移民を受け入れるべきです。移民は人口増加に貢献し、高齢化社会を支える労働力を提供することができます。しかし、社会の一体性と経済的繁栄を確保するためには、適切な統合政策が不可欠です。)
【NO】
No, accepting more immigrants is not the solution to Japan’s low birth rate. The government should focus on implementing family-friendly policies, improving work-life balance, and providing better childcare support to encourage more births among Japanese citizens themselves. Immigration alone cannot solve this complex issue. (44 words)
(いいえ、より多くの移民を受け入れることは、日本の少子化問題の解決策ではありません。政府は、日本国民自身の出生率を高めるために、家族に優しい政策の実施、ワークライフバランスの改善、より良い育児支援に重点を置くべきです。移民受け入れだけではこの複雑な問題を解決することはできません。)
アディショナル・ポイント【最新情報・最新統計】
☆ 日本の人口動態
・2022年の合計特殊出生率は1.30と過去最低を記録
・2060年には総人口が9000万人を割り込み、高齢化率は40%近くに達すると推計されている
・東京への若年女性の流入により、東京の出生数は全国平均を上回っている
☆ 外国人人口の動向
・2022年の在留外国人数は約293万人と過去最高
・外国人女性の出生率は日本人より高い傾向にある
・永住者の出生率は在留期間が長くなるほど低下する傾向がある
◎移民受け入れの是非については賛否両論があり、単に外国人を受け入れるだけでは少子化対策としては不十分である可能性がある。政府は家族支援策の強化など国内対策を優先しつつ、社会の受入れ体制を整備した上で、移民受け入れの検討が求められる。