大学入学共通テスト英語お役立ち知恵袋&コラム

【共通テスト直前10日間の黄金法則!現役生のための”メンタル×学習プラン”完全マニュアル】~共通テスト直前10日間の過ごし方・注意点超絶まとめ~【大学入学共通テスト英語&お役立ち知恵袋&コラム】

「共通テスト直前10日間の黄金法則!現役生のための”メンタル×学習プラン”完全マニュアル」~共通テスト直前10日間の過ごし方・注意点超絶まとめ~

共通テスト直前の10日間は、これまでの努力を最大限に発揮するための重要な期間です。この時期の過ごし方次第で、当日のパフォーマンスが大きく変わる可能性があります。以下に、効果的な勉強法や注意点、生活習慣の整え方を具体的にまとめました。

【勉強のポイント】

★復習を中心にする

・新しいことを学ぶのではなく、これまで学んだ内容の復習に集中しましょう。特に、過去に間違えた問題や苦手分野を重点的に見直すことが効果的です。
・各科目の重要ポイントや過去問を活用し、試験形式に慣れることが大切です。

★過去問演習を本番形式で行う

・本番を想定した環境で過去問を解き、時間配分や緊張感に慣れておきましょう。
・追試験の過去問も活用すると、難易度の高い問題への対応力が養えます。

★バランスの取れた勉強

・苦手科目に偏らず、全科目をまんべんなく勉強することが重要です。得意科目も少しずつ触れておくことで、勘が鈍るのを防ぎます。

★未完了の教材は諦める

・この時期に新しい教材に手を出すのは避け、既存の教材や過去問の復習に集中しましょう。


1. メンタル面:1日1回の“やる気エンジン”スイッチ

  1. 「なぜ大学に行きたいのか」を10日間、毎朝or就寝前に声に出す
    • 例えば、「将来○○の分野で活躍するため」「家族を安心させるため」など。
    • 明確に意識することでやる気が湧き、迷いを振り払いやすくなる。
    • アファメーションを唱える
  2. 好きな“やる気曲”をプレイリスト化して、朝の通学時・休み時間に聴く
  3. “自分応援メモ”をスマホの待ち受けや机に貼っておく
    • 「今やらないでいつやる!」「ここまでやってきたからいける!」などの短い言葉。
    • 視界に入るだけでエネルギーを補充できるようにしておく。

2. 時短勉強術:学校と両立するための“鉄板ルーティン”

A. スキマ時間の徹底活用

  • 朝の通学や昼休みの5~10分に“耳からインプット”
    • 英語のリスニングや古文単語アプリなど、音声学習が有効。
    • スマホアプリでリスニング教材を倍速再生。何度も聞き流すだけでも効果大。
  • 休み時間に「苦手ノートor一問一答」を携帯
    • 1回で覚えようとせず“繰り返し見る”のがポイント。
    • 友達と問題を出し合い、クイズ感覚で記憶に定着させる。

B. タスクを明確化する“逆算スケジューリング”

  1. 本番までの10日を“やりたい勉強”一覧で埋める
    • 例:「国語の過去問3年分」「数学の苦手分野3単元」「英語のリスニング5回」など具体化。
    • 書き出すだけで「やるべきこと」が一目瞭然になり、不安軽減。
  2. 終わったタスクは大きくチェック!
    • 自分がどれだけ進んだか“見える化”するだけでも達成感が増して、モチベが維持しやすい。

C. “ポモドーロ・メソッド”の応用

  • 25分勉強+5分休憩のサイクルを基本にしながら、テスト直前は「30分:5分」や「45分:10分」など少し長めに調整してみる。
  • 学校の空き時間や自宅学習で、このサイクルを守ると集中力が持続。

3. 科目別:成績爆上げを狙う“裏技”・“時短テク”

◆ 国語(現代文・古文・漢文)

  1. 現代文:本文の設問チェック→本文ざっくり読み→解答→もう一度本文再読
    • 設問の内容を先に押さえることで、何に注目して読むべきかがわかる。
    • 時間短縮とケアレスミス防止につながる。
  2. 古文・漢文:助動詞一覧と単語帳を“朝昼晩+隙間”で刷り込み
    • テスト当日ギリギリまで伸びやすいのが暗記系。
    • 助動詞の活用表は、普段使うスマホメモか手書きの小さい紙にまとめ、常に携帯する。
  3. 古文常識・文学史の“穴”はイラスト活用
    • 流鏑馬や蹴鞠、行事などイラストを頭に浮かべると記憶に残りやすい。
    • ダラダラ説明を読むより、図を見て“ストーリー”として覚える。

◆ 数学

  1. 苦手単元は“速攻まとめノート”を自作
    • 数列・ベクトル・図形など、苦手箇所だけ最短で解法がわかるよう1~2ページに圧縮。
    • 例題1つ、公式、注意点を書く程度でOK。解法プロセスを見れば思い出せる仕組み。
  2. 計算力アップは“朝学”と“ストップウォッチ”併用
    • 朝、頭が冴えているうちに計算演習や苦手の数列問題を解く。
    • 時間を測って集中力を高め、解けた問題・解けなかった問題をスグ仕分けして復習。
  3. 過去問は“部分解き”でもOK
    • センター・共通テスト形式は大問ごとに分野が分かれているため、苦手分野だけピックアップして演習しても効果大。
    • わざわざ全問を毎回通しでやらなくても、時間のないときは苦手補強に絞る方が効率的。

◆ 英語(リーディング・リスニング)

  1. リーディング:1文1秒メモ法
    • 長文を読みながら「段落の主張や話題の転換点」を軽く箇条書きにする。
    • 「段落1つにつき5秒でメモ」くらいの速さを目指すと、読み返すときに迷わなくなる。
  2. リスニング:2倍速で音声を聞いておく+スクリプト確認
  3. 文法穴埋め問題は“選択肢→文脈→最終確認”
    • いきなり文章全部を精読しない。先に選択肢を眺めて「何が問われているか」を推測。
    • 時間短縮とミス防止に有効。

◆ 理科・社会

  1. 用語暗記と“なぜそうなるか”のセット覚え
    • ただの暗記に留まらず、背景や因果関係まで理解すると忘れにくい。
    • 学校の授業ノートや参考書の要点を一緒にまとめておく。
  2. グラフ・資料問題は“読み取りステップ”を固定
    • ①タイトル・軸の意味を確認
    • ②数値の増減・ピーク・特徴点を見る
    • ③選択肢の表現とグラフの整合性をチェック
    • このパターンを決めておくと、時間ロスが減る。
  3. 追試験問題で“初見対応力”を磨く
    • 過去の追試験問題は難易度高めなので、演習しておけば本番が少し優しく感じられる。
    • 解説はじっくり読み、「初見の問題にどうアプローチすべきか」のヒントを得る。

4. 直前期の“記憶力ブースト”テクニック

  1. 寝る前15分の暗記が最強
    • 睡眠中に記憶が定着しやすいので、古文単語・英単語・年号などを復習する最適時間。
    • 朝起きたら10分だけ再チェックすれば記憶がさらに固定化。
  2. “手書き→指さし・発声”で五感フル活用
    • 覚えにくい公式や漢字、語句は小声でも良いので声に出して確認。
    • めんどうに感じるが、体を使った学習は頭に残りやすい。
  3. 短期集中術:3冊ルール
    • 同じ分野の参考書・問題集を3冊も並行して使わない。
    • 結局は1冊+過去問・苦手ノートを繰り返すほうが効果的。

5. 試験本番をイメージした“1日スケジュール”

  • 06:00 起床:朝食+軽い単語チェックor計算問題
  • 08:00~12:00 学校:授業中にわからないところは即メモ→休み時間や放課後にフォロー
  • 12:00~13:00 昼休み:暗記事項の確認(古文単語/英単語/社会用語など)
  • 16:00~18:00 帰宅後:メイン勉強①(数学・英語など計算やリーディング系を固める)
  • 19:00~20:00 夕食・休憩:脳をリフレッシュ(軽いストレッチや音楽で気分転換)
  • 20:00~22:30 メイン勉強②(国語・理科・社会など暗記/過去問演習)
  • 22:30~22:45 まとめ・翌日のプラン確認
  • 22:45~23:00 暗記タイム(寝る前の15分が勝負!)
  • 23:00 就寝

※自分の生活リズムに合わせ、前後調整してください。ポイントは 「朝しっかり脳を起こし、夜は早め就寝」 で体調を万全にすること。


6. 前日・当日対策の“究極の秘訣”

  1. 前日の過ごし方
    • 軽めの復習のみ:新規にやろうとすると焦るだけ。
    • 持ち物・受験票・交通ルートを再チェックし、不安要素をゼロにする。
    • 睡眠最優先:1時間でも多く寝て脳を休ませる。
  2. 当日の朝と会場での立ち回り
    • 朝は甘い物+温かい飲み物で脳のエネルギー補給。
    • 会場に着いたらあまり周囲と比較せず、自分のペースを保つ。
    • 科目名・配点・試験時間を正確に把握し、マークミスや選択科目ミスを絶対にしない。
  3. 試験中の心得
    • 大問にかける時間を「ざっくり配分」しておく。焦らず淡々と解く。
    • 分からない問題は一旦飛ばし、最後に戻る(見直し時間を数分確保)。
    • “今までやってきた”という自信を持って、最後まで執念深く粘る。
  4. 2日目がある場合は自己採点を後回し
    • 1日目での失敗をずっと悩むのはNG。頭を切り替えて2日目に全集中する。
    • 試験後は栄養&睡眠を取り、大学別の二次対策へ早めにシフト。

7. 最後のメッセージ:努力を信じ、全力を尽くす

  • この10日間の過ごし方次第で得点は大きく変わりますが、もう「根本的な学力」を劇的に引き上げる時間はありません。だからこそ 「今ある知識を最大限に引き出すための“直前調整”」 が最優先です。
  • 学校に通いながらでも「隙間時間の暗記」「朝型生活」「過去問×苦手対策」で十分戦えます。あとは「ここまで頑張った自分を信じきる」だけです。
  • 「やってきた量は嘘をつかない」という言葉の通り、これまでの努力は確実に力になっています。本番でも落ち着いて、1問1問着実に解いていけば、必ず大丈夫。
  • 最後まで諦めずに走り抜けば、きっと目標をつかむための扉が開きます。全力で頑張ってください。応援しています!

まとめのポイント

  1. 直前期は“復習中心”、苦手分野の重点補強
  2. 学校と両立するためにスキマ時間&タスク管理を徹底
  3. 暗記は寝る前15分+朝イチで定着率UP
  4. 当日はミスを最小限にするための時間配分・リラックス方法に集中
  5. 最も大事なのは、これまでの努力を“自分で信じる”こと

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【大学入学共通テスト英語お役立ち知恵袋&コラム】このコーナーでは、高校英語教師の原田高志が大学入学共通テストのお役立ち情報やテクニックを掲載していきます。英検1級や全国通訳案内士の資格に独学&一発合格したノウハウをふんだんに詰め込んで、皆さんに役立つ情報をご提供します。
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