41.【原田英語オリジナル】
A: I failed my English test again. I’m really feeling down.
B: Don’t be too hard on yourself. ( ). You know you always improve after making mistakes.
① Every cloud has a silver lining.
② Speak of the devil.
③ Out of sight, out of mind.
④ When in Rome, do as the Romans do.
解答:① Every cloud has a silver lining.
解説:Aが英語のテストに落ちて落ち込んでいる状況に対し、Bが来るべき良い結果について励ましている様子を示す選択肢は「① Every cloud has a silver lining.」です。これは、「悪いことにも必ず何か良い結果がついてくる」という意味になります。
② Speak of the devil. は、「うわさをすれば」という意味で、この文脈では適切ではありません。
③ Out of sight, out of mind. は、「目の前にないものは忘れられる」という意味で、Aの問題に対する答えとしては不適切です。
④ When in Rome, do as the Romans do. は、「ローマにいる時はローマ人らしく」という意味で、この文脈では適切ではありません。
日本語訳:
A:また英語のテストに落ちたよ。すごく落ち込んでるんだ。
B:自分に厳しくなりすぎないで。悪いことにも必ず何か良い結果がついてくるから。君が間違えた後に必ず成長していることくらい、僕たちは知ってるよ。
【Every cloud has a silver lining.】
「悪いことにも必ず何か良い結果がついてくる」
⇒悪い状況や困難な状態においても、その中には必ず何か良い側面があるという意味で使います。このフレーズは、17世紀初頭にさかのぼることができ、物事を一面から見るだけでなく、他の面から見ることの大切さを説いた名言です。”Silver lining” は、雲が太陽に照らされた時にできる、雲の周辺にある光の部分です。
<例文>
“Even though I lost my job, I ended up finding a better one. Every cloud has a silver lining.”(私は仕事を失ったけれど、結果的にもっといい仕事を見つけたんだ。悪いことにも必ず何か良い結果がついてくるよね。)
42.【原田英語オリジナル】
A: I’m feeling so overwhelmed with all the changes happening at work lately.
B: ( ) Sometimes it’s best to just adjust and adapt as things progress.
① That’s a piece of cake.
② Go with the flow.
③ That’s a no-brainer.
④ That’s a tall order.
解答:② Go with the flow.
解説:Aが仕事での変化に圧倒されていると言っているのに対し、Bが変化に対応し、進行に従って調整することを提案する選択肢は「② Go with the flow.」です。「Go with the flow」は、「流れに任せる」という意味で、このコンテキストでは「事態が進行するに従って適応する」という意味になります。
① That’s a piece of cake. は、「それは簡単だ」という意味で、この文脈では適切ではありません。
③ That’s a no-brainer. は、「それは明らかだ(考える必要もない)」という意味で、この文脈では適切ではありません。
④ That’s a tall order. は、「それは難題だ」という意味で、この文脈では適切ではありません。
日本語訳:
A:最近の仕事の変化に圧倒されているんだ。
B:流れに任せることも時には良いよ。物事が進行するにつれて調整し、適応することが最善かもしれないね。
【Go with the flow.】
「流れに任せる」
⇒物事が自然に進行するのを受け入れる、またはその流れに従って行動するという意味。特に予期しない変化や困難に対して、焦ることなく冷静に対応するという態度を推奨する際に使われます。
<例文>
“When I travel, I don’t make a strict plan. I prefer to go with the flow.”(旅行するとき、私は厳密な計画を立てません。流れに任せることを好みます。)
43.【原田英語オリジナル】
A: I’ve been trying to convince Mike to give me a raise, but he just won’t budge.
B: You’re ( ). You should talk to Sarah, she’s the one in charge of salaries.
① barking up the wrong tree
② on cloud nine
③ beating around the bush
④ crying over spilled milk
解答:① barking up the wrong tree
解説:AがMikeに給料を上げてもらおうと説得しているが、彼は一向に動かないと言っているのに対し、BがAが誤った対象に訴えていると指摘する選択肢は「① barking up the wrong tree」です。これは、「誤った対象に訴える」または「間違った方法で問題を解決しようとしている」という意味になります。
② on cloud nine は、「非常に幸せだ」という意味で、この文脈では適切ではありません。
③ beating around the bush は、「遠回しに言う」という意味で、この文脈では適切ではありません。
④ crying over spilled milk は、「過ぎ去ったことを嘆く」という意味で、この文脈では適切ではありません。
日本語訳:
A:私はマイクに給料を上げてもらうよう説得してきたけど、全く動じないんだ。
B:君は間違った対象に訴えているね。給与についてはサラに話すべきだよ、彼女がそれを管理しているからさ。
【barking up the wrong tree】
「誤った対象に訴える」
⇒誤った対象に訴える、または間違った方法で問題を解決しようとしている場合に使われるフレーズです。直訳すると「間違った木に吠える」となり、犬が木に登って逃げた獲物を追い詰めようとするが、実はその獲物は別の木にいるという状況を描いています。
<例文>
“If you think I’m the one who took your lunch from the fridge, you’re barking up the wrong tree.”(もし、冷蔵庫からランチを取ったのが私だと思っているなら、君は間違った対象を疑っているよ。)
44.【原田英語オリジナル】
A: I wish I could know everything in the world.
B: ( ) Sometimes not knowing everything is better.
① Ignorance is bliss.
② Knowledge is power.
③ The sky’s the limit.
④ Curiosity killed the cat.
解答:① Ignorance is bliss.
解説:Aが世界のすべてを知りたいと願っているのに対し、Bがすべてを知らないことが時としてより良いと述べています。この観点から、最も適切な選択肢は「① Ignorance is bliss.」です。これは、「無知は幸せ」という意味になります。
② Knowledge is power. は、「知識は力」という意味で、この文脈では適切ではありません。
③ The sky’s the limit. は、「限界は空の高さだけ」という意味で、この文脈では適合しません。
④ Curiosity killed the cat. は、「好奇心が猫を殺す」という意味で、一般的には過度の好奇心が問題を引き起こすことを示すフレーズですが、この文脈では適切ではありません。
日本語訳:
A:世界のすべてを知りたいな。
B:無知は幸せだよ。時としてすべてを知らない方が良いこともあるから。
【Ignorance is bliss.】
「無知は幸せ」
⇒このフレーズは、知識がないこと、つまり無知であることが実は幸せであるという意味を表しています。特に、問題や困難、悲しみなど、知らない方がよい情報について使われます。
<例文>
“Ignorance is bliss, I didn’t need to knowabout their argument.”(無知は幸せだ、彼らの口論について知る必要はなかったんだ。)
45.【原田英語オリジナル】
A: We really need to improve our sales numbers this quarter.
B: I agree, but we shouldn’t ( ) . Let’s create a convincing strategy instead.
① rock the boat
② break the ice
③ hit the nail on the head
④ bite the bullet
解答:① rock the boat
解説:Aが今四半期の販売数を向上させる必要があると言ったに対し、Bが状況を極端に変える(揺るがす)べきではないという発言をしています。これは「① rock the boat.」を示しています。これは、「状況を不安定にする」または「既存の状況を極端に変化させる」という意味です。
② break the ice. は、「緊張を解く」または「初めての交流を始める」という意味で、この文脈では適切ではありません。
③ hit the nail on the head. は、「まさにその通りだ」または「正確に理解す」、この場合には適切でない。
④ bite the bullet. は、「我慢する」または「辛抱強く耐える」という意味で、この文脈では適切ではありません。
日本語訳:
A:今四半期の販売数を向上させる必要がありますよ。
B:私も同意見ですが、無理に状況を変えるべきではありません。それより説得力のある戦略を作りましょう。
【rock the boat】
「状況を不安定にする」
⇒安定した状況を揺るがす、または大きな変化を引き起こすという意味で使われます。「rock」は「揺れる」という意味を持ち、「boat」は「船」を意味します。したがって、「rock the boat」は直訳すると「船を揺らす」となります。ある状況や組織などで大きな変化や紛争を引き起こすことを物語ります。
<例文>
“I don’t think it’s a good idea to ask for a raise right now. You don’t want to rock the boat when things are going well.”(今、昇給を求めるのはよくないと思うよ。物事がうまく行っているときに状況を揺るがすのは避けたほうが良い。)