76. 【学習院大学(文・理)2023】
A:That’s 19 dollars and 50 cents. How would you like to pay?
B:( ). Here you are.
A:Thank you. Here’s your change ― 50 cents. Have a good day!
① By cash
② Not much
③ Right now
④ Yes, please
解答:① By cash
解説:Aが合計金額を伝えた後、支払い方法を尋ねています。この文脈で適切な答えは「① By cash」です。これは、「現金で」という意味になります。
② Not much は、「それほどではない」という意味で、この文脈では適切ではありません。
③ Right now は、「今すぐに」という意味で、支払い方法を示す文脈では不適切です。
④ Yes, please は、「はい、お願いします」という意味で、この文脈では支払い方法を具体的に示していないため不適切です。
日本語訳:
A:それは19ドル50セントです。どのようにお支払いになりますか?
B:現金で。はい、どうぞ。
A:ありがとうございます。おつり50セントです。良い一日を!
————————————————–
【By cash】
「現金で」
⇒商品やサービスの対価を支払う方法として、現金を使う場合にこのフレーズを使います。クレジットカードやデビットカード、電子マネーなどの他の支払い方法と区別するために用いられる表現です。
<例文>
“I usually pay by cash when I shop at the local market.”(私は通常、地元の市場で買い物をするときに現金で支払います。)
77.【学習院大学(文・理)2023】
A:Excuse me. Could you tell me how to get to the city museum?
B:Sure. Go straight along this road, turn right at the next traffic lights, and it’s right in front of you. ( ).
① You can’t miss it
② You might turn it
③ You won’t find it
④ You’ll be here
解答:① You can’t miss it
解説:Aが市立博物館への行き方を尋ねており、Bが道案内をしています。Bの説明の最後に適切なのは、「① You can’t miss it」です。これは「見逃すことはできません」または「間違いなく見つけることができます」という意味になり、道案内の後によく使われるフレーズです。
② You might turn it は「それを曲がるかもしれない」という意味で、この文脈では適切ではありません。
③ You won’t find it は「それを見つけることはできない」という意味で、肯定的な道案内の後に使うフレーズとしては不適切です。
④ You’ll be here は「あなたはここにいるでしょう」という意味で、この文脈での適切な答えとしては不適切です。
日本語訳:
A:すみません、市立博物館への行き方を教えてもらえますか?
B:もちろん。この道をまっすぐ進み、次の信号を右に曲がったら、目の前にありますよ。間違いなく見つけることができます。
————————————————–
【You can’t miss it.】
「見逃すことはできません」
⇒道案内や説明の際に、目的地や物がとても明確で、簡単に見つけることができることを示すフレーズとしてよく使用されます。“miss”は「見逃す」という意味なので、”You can’t miss it.”は直訳すると「それを見逃すことはできません」となります。
<例文>
“The restaurant is right next to the large statue. You can’t miss it.”(そのレストランは大きな像の隣にあります。見逃すことはできません。)
78.【学習院大学(文・理)2023】
A: How was the shirt? Did it fit you?
B: It’s just the right size. ( ).
A: Great. Would you like to pay over there at the counter?
① I’ll suit it
② I’ll take it
③ I’ll try it
④ I’ll want it
解答:② I’ll take it.
解説:AがシャツのサイズについてBに尋ね、Bがちょうど良いサイズであると答えた後、次にどうするかの選択肢を考える必要があります。この文脈で適切な応答は「② I’ll take it.」です。これは、「それを買います」という意味になります。
① I’ll suit it は、「それに合わせる」という意味ですが、この文脈では不適切です。
③ I’ll try it は、「それを試す」という意味ですが、Bはすでにシャツを試してサイズがちょうど良いことを知っているので、この選択肢は不適切です。
④ I’ll want it は、「それが欲しい」という意味ですが、Bはすでにシャツのサイズがちょうど良いと答えているので、この選択肢も不適切です。
日本語訳:
A: シャツはいかがでしたか?サイズは合いましたか?
B: ちょうど良いサイズです。これにします。
A: 了解です。レジにてお支払いいただけますか?
————————————————–
【I’ll take it.】
「それを買います」「これにします」
⇒商品を選んで購入する意向を示すときに使うフレーズです。“take”は「取る」の基本的な意味の他に、このような文脈では「購入する」という意味として使われます。
<例文>
“I love this dress. I’ll take it.”(このドレス、大好き。これ買うわ。)
79.【学習院大学(文・理)2023】
A:Can I just have a quick word with you?
B:Will it ( )? I was about to go home.
① be slow
② have a moment
③ need time
④ take long
解答:④ take long
解説:Aが「ちょっと話しをしたい」と言っているのに対し、Bがその話が長引くかどうかを尋ねる選択肢は「④ take long」です。これは、「時間がかかる」という意味になります。
① be slow は、「遅い」という意味で、この文脈では適切ではありません。
② have a moment は、「ちょっと時間がありますか」という意味で、Bの質問への回答には適していません。
③ need time は、「時間が必要」という意味ですが、この文脈では「長引くか」というBの質問に対する適切な回答ではありません。
日本語訳:
A:ちょっと話があるんだけど。
B:時間かかる?もう家に帰ろうと思ってたんだけど。
————————————————–
【take long】
「時間がかかる」
⇒何かを行うのに多くの時間が必要かどうかを尋ねる時に使用します。「Will it take long?」は直訳すると「それは時間がかかりますか?」となり、相手に早く終わるかどうかを問う際に使います。
<例文>
“Will the meeting take long? I have another appointment after this.”(会議は長引きますか?これから他の約束があるんです。)
80.【学習院大学(文・理)2023】
A: When will you be here? The party has already started!
B: I’m on my ( ) now. I’ll be there in a minute.
① road
② route
③ travels
④ way
解答:④ way
解説:この会話では、Bが現在移動中で、すぐにAの元に到着することを示しています。そのため、「I’m on my way」が最も適切な表現となり、答えは「④ way」です。これは、「向かっている途中」という意味になります。
① road と ② route は、「道路」や「ルート」を指す言葉ですが、このフレーズの文脈では自然な表現とは言えません。
③ travels は、「旅行」や「移動」を意味しますが、ここでは「私の旅行中」や「私の移動中」は意味が通じません。
日本語訳:
A:いつここに来るの?パーティーはもう始まっているよ!
B:今、向かっている所です。すぐにそこに行きます。
————————————————–
【I’m on my way.】
「向かっているところです」
⇒ある場所へ移動中であることを示すフレーズです。”way”は「道」や「途中」を意味し、”I’m on my way”は直訳すると「私は途中にいる」となります。しかし、実際の使用では「私は(ある場所へ)既に移動中です」や「私は(ある目標に向かって)すでに進行中です」という意味になります。
<例文>
“I’m on my way to the office.”(オフィスに向かっています。)