【要約問題サンプル2】
以下の英文を読んで, その内容を英語で要約し、解答欄に記入しなさい。
- 語数の目安は25語~35語です。
- 解答欄の外に書かれたものは採点されません。
- 解答が英文の要約になっていないと判断された場合は、0点と採点されることがあります。
Many schools are now offering online classes for various subjects. Students can access lessons from their laptops or tablets at home or elsewhere.
One advantage of online classes is that they save commuting time, allowing learners to focus more on actual study and complete assignments efficiently. Also, teachers can easily share digital materials.
However, students may feel less motivated without face-to-face interaction. They could also face technical issues, such as slow internet connections, disrupting their lessons.
【解答例】
Many schools provide online classes that help students save travel time and receive digital materials easily. However, motivation may drop without direct interaction, and technical problems can interrupt their studies.
要約問題サンプルの日本語訳:
多くの学校では今、さまざまな教科のオンライン授業を提供しています。生徒は自宅や他の場所から、ノートパソコンやタブレットを使用して授業にアクセスすることができます。
オンライン授業の利点の一つは、通学時間を節約できることです。これによって学習自体により多くの時間を割け、課題を効率的に進められます。また、教師がデジタル教材を簡単に共有できる点も利点です。
しかし、対面でのやり取りがないために、生徒のモチベーションが下がりやすい可能性があります。さらに、インターネット接続が遅いなどの技術的な問題が起こり、授業が中断される場合もあります。
解答例の訳:
多くの学校がオンライン授業を提供しており、学生は移動時間を節約してデジタル教材を簡単に入手できます。しかし、対面での交流がないとモチベーションが下がりやすく、技術的な問題が学習を妨げる恐れがあります。
解説・ポイント
1. 時間配分の目安
工程 | 時間 | 行動内容 |
---|---|---|
全体読解 | 1~2分 | 段落毎に「オンライン授業の概要・方法」「メリット(通学不要)」「デメリット(モチベ低下、技術的問題)」を確認 |
キーワード抽出 | 1~2分 | “online classes,” “save commuting time,” “digital materials,” “technical issues” などをピックアップ |
要約文作成 | 4~5分 | 25~35語で要点をまとめる(増やす場合は副詞を挿入、減らす場合は形容詞を削除) |
最終チェック | 1~2分 | 語数オーバーや不足がないか、文法・スペルミスを修正して完成 |
2. 7ステップ解法テクニック
- パッセージ構造
- 「学校のオンライン導入 → メリット(効率的・教材共有) → デメリット(モチベーション低下・技術トラブル)」
- 必須要素
- トピック(オンライン授業の増加)
- メリット(時間短縮・デジタル教材)
- デメリット(やる気維持の難しさ・ネット接続問題)
- 言い換え
- face-to-face interaction → direct interaction
- share digital materials → provide resources
- 接続詞で対比
- メリットとデメリットを “However,” “Yet,” で切り替え
- 骨格作成
- 短い文章を2文〜3文で構成(「恩恵→問題点」の流れ)
- 語数調整
- 不要な修飾を削除し、必要に応じて副詞を加えて 25~35語におさめる
- 最終確認
- トピックを外さず、文として成立しているか
- スペルミスや文法の誤り、語数をチェック
まとめ&活用法
- 本番練習に最適
実際に25~35語の要約を何度も書いてみてください。オンライン授業の利点(時間節約、教材共有)と欠点(モチベ低下、技術的問題)をバランスよく織り交ぜるのがポイントです。 - 語数カウントを習慣化
作成した要約は、必ず一語ずつ正確にカウントし、指定語数に収められているか確認しましょう。 - ジャンルを横断的に練習
オンライン授業だけでなく、SNSや環境問題など、同じ形式でさまざまなトピックを要約する力を鍛えると、準2級プラスだけでなく英検2級レベルにも応用が利きます。 - ポイントは「簡潔さ」と「的確な要点拾い」
限られた語数の中で必要な要素をしっかり盛り込み、不要な言い回しは省いてまとめる練習を積み重ねましょう。合格に向け、繰り返しトライしてください! -