【読み方】
ホールド・ディス・エル
【意味・使い方】
★ ソーシャルメディアやオンラインゲームで、相手の失敗や敗北を揶揄する際に使用される。
★ “L”は”Loss”(負け)の頭文字を表し、「この負けを受け入れろ」という意味を持つ。
★ 競争、議論、ゲームなどで相手に勝利した際に使われることが多い。
★ 自虐的に自分の失敗を認める際にも使用される。
【ポイント解説】
“Hold This L”は、主にインターネット上のコミュニケーションで使用されるスラング表現です。この言葉は、スポーツやゲームの世界で使われる”W”(Win)と”L”(Loss)の略語文化から派生しました。
この表現は、単に相手の失敗を指摘するだけでなく、その失敗や敗北を「受け入れろ」という挑発的なニュアンスを含んでいます。ただし、友人間では冗談めかして使われることもあり、文脈によっては親しみを込めた表現にもなり得ます。
また、自分自身の失敗を認める際に自虐的に使用されることもあります。例えば、テストの成績が悪かった場合に「I’m about to take a big L on this test」(このテストで大きな負けを喫しそうだ)というように使われます。
2010年代半ばからソーシャルメディアを中心に広まり、特に若者の間で人気のある表現となっています。
【例文】
A: I just beat you 10-0 in the game. Hold this L, bro!
「ゲームで10-0で勝っちゃった。このLを受け取れよ、兄弟!」
B: Man, I really messed up that presentation. Guess I’ll have to hold this L.
「あー、プレゼンを本当に台無しにしちゃった。このLを受け入れるしかないな。」