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【”ひがのびる”を漢字で書くと?日が伸びるは英語で何という?】「陽が延びる」「日が伸びる」?疑問にズバリ回答!

「ひがのびる」を漢字で書くと?

冬の寒さが和らぎ、春が訪れるとともに、日々の陽の光が徐々に長くなっていくのを感じることができます。特に5月に入ると、夕方も明るい時間が続き、活動的な時間が増えてくるのが嬉しいですね。このように、「日がのびる」という表現がぴったりの季節です。ところで、「ひがのびる」を漢字で書くとどうなるでしょう?「ひがのびる」を漢字で書く場合、正しくは「日が伸びる」です!理由は、

★「日」は1日24時間を表す漢字で、「陽」は太陽そのものを表します。ここでの「のびる」は時間的な長さを表しているので、「日」が適切です。
★「伸びる」は長さや高さ、広がりが増すことを意味し、「延びる」は時間的に長くなることを意味します。
★「日が伸びる」「日脚が伸びる」は、昼間の時間が長くなること、日の出から日没までの時間が長くなることを表す慣用句です。
★常用漢字表の「のびる」の項目には、「日脚が伸びる」「日が伸びる」の用例が記載されています。

以上より、「ひがのびる」と言う場合、正しい表記は「日が伸びる」となります!「陽が延びる」という表現は文学的・比喩的な表現としては使われることがありますが、一般的な表現としては「日が伸びる」が適切です。

日が伸びるは陽が延びるではダメなの?

「日が伸びる」が正しい表現です。「陽が延びる」は比喩的な表現としては使われることがありますが、一般的には「日が伸びる」と言います。その理由は以下の通りです。

★「日」は1日24時間を表す漢字で、「陽」は太陽そのものを表します。ここでの「伸びる」は時間的な長さを表しているので、「日」が適切です。
★「日が伸びる」「日脚が伸びる」は、昼間の時間が長くなること、日の出から日没までの時間が長くなることを表す慣用句です。
★常用漢字表の「のびる」の項目には、「日脚が伸びる」「日が伸びる」の用例が記載されています。

「陽」は「ヨウ」と読むのが一般的で、太陽そのものを表します。太陽は長くなったり短くなったりしませんが、1日の時間の長さは変化します。つまり、「日が伸びる」は1日の時間的な長さが伸びることを表しているのに対し、「陽が延びる」は太陽そのものが伸びるように聞こえ、物理的におかしな表現になってしまいます。そのため、一般的には「日が伸びる」が正しい表現とされています。

日が伸びるを英語で言うと?

「日が伸びる」を英語で表現すると、”The days are getting longer.” や “The days are growing longer.” などと言います。

【豆知識】

「日が伸びる」は1日だけではなく、徐々に日照時間が長くなっていく状況を指すので、英語では複数形の “days” を使います。

英語の “get” や “grow” は「(徐々に)〜になる」という意味の動詞で、ここでは比較級の “longer” と組み合わせることで、日が伸びていく様子を表現しています。

反対に、日が短くなっていくことは “The days are getting shorter.” や “The days are growing shorter.” と表現します。

【言い換え表現】

・The days are lengthening. (日が長くなっている)
・The days are stretching out. (日が伸びている)
・The days are drawing out. (日が伸びている)
・Daylight hours are increasing. (日照時間が増えている)
・We’re getting more daylight. (日照時間が増えている)

以上のように、「日が伸びる」という日本語表現は、英語では “The days are getting longer.” が最もシンプルでよく使われる表現です。また、”get” の代わりに “grow” を使ったり、”longer” の代わりに “lengthen” などの動詞を使ったりと、様々な言い換え表現があることを覚えておくと便利ですね。季節の移り変わりを表現するのに役立つ英語表現の一つです。