日本の青信号が英語で緑信号になる理由は?
RADWIMPSの野田洋次郎さんが面白いツイートをしていました。
日本の信号は緑色なのに青って言う。
「隣の芝は青い」の英語は”The grass is always greener on the other side”.
不思議と日本の「青」は英語では「GREEN」
。つまり”EVERGREEN”は俺の中で永遠の青春。ずっと青。
ぜひ。https://t.co/nAYk7ea1su pic.twitter.com/9bMAD4g8Sw— Yojiro Noda (@YojiNoda1) March 28, 2024
日本語と英語では色の表現が異なることがありますが、特に「青」と「green」の違いは興味深いものです。日本語の「青」が英語では「green」と訳される例を見てみましょう。
青信号はGreen Light
日本の信号機では青い信号を「青信号」と呼びますが、英語ではGreen Lightと言います。実際の信号機の色は青緑色(シアン)なので、英語の方が色の表現としては正確かもしれません。
青りんごはGreen Apple
りんごの品種名として「青りんご」がありますが、英語ではGreen Appleと呼ばれます。完熟前の青々としたりんごを指すので、英語の表現の方がしっくりきます。
日本語で「青」と表現される色が、英語では「green」になることがよくあります。では、なぜこのような違いが生じるのでしょうか?
その理由は、言語や文化によって色彩の認識が異なるからです。日本語では、「青」の範囲が広く、緑がかった色も含まれます。一方、英語では「blue」と「green」の区別がより明確で、日本語の「青」に相当する色の一部が「green」に分類されるのです。
また、歴史的な背景も影響しています。古代の日本では、「青」と「緑」の区別があまりなく、「青」が緑を含む広い色の範囲を指していました。この認識が現代にも受け継がれているのです。
言葉の違いは、文化の違いを反映しています。色彩表現の違いを通して、言語や文化の多様性を感じることができるでしょう。
日本語の「青」が英語では「green」と訳される例
青信号 – green light (traffic signal)
青りんご – green apple
青のり – green laver (seaweed)
青ねぎ – green onion / scallion
青大将 – green tree frog
青竹 – green bamboo
青葉 – green leaves
青虫 – hreem cayerpillar
青汁 – green vegetable juice
青菜 – greens (vegetables)
青海苔 – green nori (seaweed/laver)
青物 – green groceries (fruits and vegetables)
青田 – green rice fields
青芝 – green grass
青酸 – green mold
青カビ – green mold
青バナナ – green banana
青レモン – green lemon / lime
青紫蘇 – green perilla (shiso)
青唐辛子 – green chili pepper
青豆 – green soybeans (edamame)