☆「学歴詐称」は英語で【academic fraud】または【academic dishonesty】
最近日本で問題になっている「学歴詐称」という言葉。これ、英語でどう表現するか知ってますか?実は “academic fraud” や “academic dishonesty” が「学歴詐称」のぴったりな英語表現なんです!
“academic” は「学問の、学術的な」という意味で、”fraud” は「詐欺、不正行為」のこと。なので、”academic fraud” は文字通り「学術的な詐欺」という意味になります。
また、”dishonesty” は「不誠実、嘘」という意味の名詞なので、”academic dishonesty” も同じく「学術的な不誠実」つまり「学歴詐称」を表します。
例えば、大学の入学申請書類に嘘の学歴を書いたり、履歴書に存在しない学位を記載したりするのは、まさに “academic fraud” であり “academic dishonesty” です。
“He committed academic fraud by falsely claiming to have a PhD on his resume.”
(彼は履歴書に嘘の博士号を書いて、学歴詐称を犯した。)
と言えます。
また、論文の盗用や試験でのカンニングなども、学術的な不正行為という意味で “academic fraud” や “academic dishonesty” と呼ばれます。
“The student was expelled for academic dishonesty after being caught cheating on the exam.”
(その学生は試験でカンニングをして捕まり、学歴詐称で退学処分になった。)
なんて使い方ができます。
“academic fraud” と “academic dishonesty” はどちらも学歴詐称を表す英語表現として使えますが、”fraud” の方がより犯罪性が強調される言葉です。一方、”dishonesty” は倫理的な問題としての側面が強調されます。
ネイティブの人に「学歴詐称って英語で言うと何て言うの?」と聞かれたら、
“It’s called academic fraud or academic dishonesty in English.” と答えてあげてください。
学歴詐称は法的にも倫理的にも問題があるので、”academic fraud” や “academic dishonesty” という言葉を知っておくと、英語圏の人と教育の公正性について議論する時に役立つはずです。
【音声つき例文】
☆The politician resigned after it was revealed that he had committed academic fraud by lying about his college degree.
「その政治家は大学の学位について嘘をついて学歴詐称をしていたことが明らかになり、辞職した。」
★Academic dishonesty, such as plagiarism or falsifying research data, can ruin a scholar’s reputation.
「盗用や研究データの捏造などの学歴詐称は、学者の評判を台無しにしてしまうことがある。」