【読み方】
ドゥームスクローリング
【意味・使い方】
★ オンライン上で否定的なニュースやコンテンツを強迫的に連続してスクロールする行為を指す。
★ 最新情報を求めて、不安や恐怖を感じるような内容を長時間閲覧し続ける習慣を表す。
★ 主にソーシャルメディアや新聞サイトなどでのニュース消費行動を描写する際に使用される。
★ 2020年のパンデミック以降、特に注目されるようになったインターネット用語。
【ポイント解説】
Doomscrollingは、”doom”(破滅、運命)と”scrolling”(スクロールする)を組み合わせた造語です。この言葉は、特にCOVID-19パンデミックの初期に広く使われるようになりました。人々が不安と恐怖の中で、常に最新の情報を求めてニュースフィードを更新し続ける行動を表現しています。
Doomscrollingは単なるニュース閲覧とは異なります。この行動は、ネガティブな情報に過度に集中し、それによって不安や抑うつ感が悪化する可能性があります。多くの場合、ユーザーは自分の気分が悪くなることを認識しながらも、スクロールを止められないという特徴があります。
この言葉は、デジタル時代における情報消費の在り方や、メンタルヘルスへの影響を反映しています。常に接続された現代社会において、情報過多がもたらす心理的影響を表現しているとも言えます。
【例文】
A: I spent hours doomscrolling last night and now I feel so anxious about everything.
「昨夜何時間もドゥームスクローリングしてたら、今はすべてのことが不安でたまらないよ。」
B: You should really try to limit that. Maybe set a timer for your news browsing?
「本当にそれは制限したほうがいいよ。ニュースを見る時間にタイマーをセットしてみたら?」