☆「ドン引きする」は英語で?
「ドン引き」は日本語特有の表現で、英語に完全に対応する単語はありませんが、状況に応じて以下の表現を使うことができます。
1. Be grossed out
最も一般的な表現で、何かに強い嫌悪感を感じた時に使います。
例文:
“I’m grossed out by his behavior.”
(彼の行動にドン引きした。)
映画『ブリジット・ジョーンズの日記』より:
“I was totally grossed out when he picked his nose at the dinner table.”
(彼が食卓で鼻をほじったときに、完全にドン引きしたわ。)
2. Be put off by
より丁寧な表現で、何かに不快感を覚えた時に使います。
例文:
“I was put off by her rude comments.”
(彼女の失礼なコメントにドン引きした。)
テレビドラマ『フレンズ』より:
“Ross: I’m sorry, I was just put off by all the slurping.”
(ロス:ごめん、あのズルズル音にドン引きしちゃって。)
3. Cringe at
恥ずかしさや不快感で体が縮こまるような感覚を表現します。
例文:
“I cringe at the memory of that embarrassing moment.”
(あの恥ずかしい瞬間の記憶にドン引きする。)
映画『ミーン・ガールズ』より:
“Cady: Oh my God, I cringed every time she opened her mouth.”
(ケイディ:まじで、彼女が口を開くたびにドン引きしたわ。)
4. Be a turnoff
特に恋愛や魅力に関連して使われる表現です。
例文:
“His arrogance is such a turnoff.”
(彼の傲慢さには本当にドン引きする。)
テレビドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』より:
“Carrie: Bad breath is a major turnoff.”
(キャリー:口臭は大きなドン引きポイントよね。)
5. Make one’s skin crawl
非常に不快で気持ち悪い感覚を表現します。
例文:
“The way he looks at me makes my skin crawl.”
(彼が私を見る目つきにドン引きする。)
映画『サイレント・ヒル』より:
“Rose: This place… it makes my skin crawl.”
(ローズ:この場所…ゾッとするわ。)
これらの表現を状況に応じて使い分けることで、「ドン引き」のニュアンスを英語でも適切に伝えることができます。ただし、フォーマルな場面では “be put off by” を使うのが無難です。また、”Eww!” や “Yuck!” といった感嘆詞を使うことで、即座の嫌悪感を表現することもできます。