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【demure】(デミュア)SNSに超絶出てくる英会話・英語スラング・略語の意味や使い方 ~音声つき~ TikTok,X,Facebook,インスタやネットに頻出!

demure

【読み方】

デミュア

【意味・使い方】

★ 控えめで上品な振る舞いや外見を指す。
★ 職場や公共の場での適切な態度やファッションを表現する際に使用される。
★ 他者への配慮や謙虚さを強調するスタイルを表す。
★ 2024年の夏にTikTokで流行し、社会現象となったトレンドワード。

 

【ポイント解説】

demureは、元々英語で「控えめ」や「上品」を意味する形容詞でしたが、2024年に新たな意味合いを帯びて流行語となりました。この変化のきっかけは、TikTokerのJools Lebron(ジュールズ・レブロン)が投稿した動画です。彼女は「デミュアであること」について、職場での適切な振る舞いやファッションを中心に、ユーモアを交えて解説しました。

この新しい「デミュア」の概念は以下のような特徴を持ちます:

1. 外見:控えめなメイクやシンプルでエレガントなファッションを重視します。派手さを避け、上品さを追求します。

2. 振る舞い:他者への配慮や謙虚さが強調されます。例えば、部屋を出る際に他の人のために整理整頓をするなど、思いやりのある行動が含まれます。

3. 職場での態度:プロフェッショナルで適切な態度を維持することが重要視されます。

demureは、「ブラットガール(brat girl)」というトレンドの対極として位置づけられています。ブラットガールが自己主張や個性の表現を重視するのに対し、デミュアは社会的な調和や礼儀を重んじます。

このトレンドは単なるファッションや振る舞いの傾向を超えて、社会現象にまで発展しました。例えば、カマラ・ハリス副大統領が選挙活動のSNSでこの概念を取り入れるなど、政治の世界にも影響を与えています。

demureの流行は、現代社会における礼儀や他者への配慮の重要性を再認識させる契機となっており、特に職場や公共の場での適切な振る舞いについての議論を喚起しています。

【例文】

A: Did you see how Sarah dressed for the meeting? Very demure and professional.
「サラの会議での服装見た?とてもデミュアでプロフェッショナルだったわ。」

B: Yes, I noticed. She always knows how to be mindful and appropriate in the workplace.
「うん、気づいたよ。彼女はいつも職場で思慮深く適切な振る舞いができるんだ。」


 「Very demure, very mindful」とは?

この表現は、最近TikTokで大流行している新しいスラングです。簡単に言えば:

「とてもおしとやかで、とても気配りができている」

という意味で使われています。

元々の「demure」の意味

もともと「demure」(デミュア)は、「控えめな」「慎み深い」という意味の形容詞でした。主に女性の態度を表現するのに使われていました。

TikTokでの新しい使い方

TikTokerのJools Lebronさんが始めた「Very demure, very mindful」というフレーズがきっかけで、新しい意味合いが生まれました!

☆ 周りの人への配慮ができている
☆ 自分の振る舞いに気をつけている
☆ 控えめだけどスタイリッシュ
☆ ちょっとおしゃれだけど派手すぎない

使用例

☆ I keep my makeup for work natural. Very demure, very mindful.

「仕事のメイクはナチュラルにしてます。Very demure, very mindful」

☆ When I board a plane, I line up quietly. Very demure, very mindful. 「飛行機に乗るときは静かに並びます。Very demure, very mindful」

ポイント

☆ 半分冗談、半分本気で使われることが多い
☆ 自分の行動を「demure」と表現することで、ユーモアを込めている
☆ 若者を中心に急速に広まっているトレンド

このように、「Very demure, very mindful」は、おしゃれで気の利いた振る舞いを、少し面白おかしく表現するための新しいスラングです!

midjourneyにdemureなサムライを描いてもらった所・・・

原田英語マン
原田英語マン
ネイティブがよく使う英会話表現や慣用表現、ことわざ、イディオム、英熟語を特集していきます。2019年度の早稲田大学文化構想学部の会話表現問題で7問中6問が的中して話題となった原田高志著「ネイティブがよく使う順:英会話スピード表現520」が出版されてから10年以上が経ち、原田英語.comで”シン・英会話スピード表現”として生まれ変わります!
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