【意味・使い方】
★ 恥ずかしさや不快感で身をすくめたくなるような感覚。「ギョッとする」「ゾッとする」といったニュアンス。
★ 見ていて恥ずかしくなるような、気まずくて耐えられないような言動や状況のこと。
★ ダサい、寒い、キモいなど、否定的な意味合いで使われることが多い。
★ 最近ではインターネットスラングとして、何かに対して感じる嫌悪感や不快感を表すのにも使われる。
【読み方】
クリンジ
【ポイント解説】
Cringeは、もともと「身をすくませる」「ひるむ」といった意味の動詞でしたが、最近ではスラングとして「めちゃくちゃ恥ずかしい」「ドン引きする」「見ていられない」といったニュアンスで使われています。
特に若者の間では、他人の気まずい行動や発言、ダサいファッションなどを表現する言葉として大流行中。例えば、「His dance moves are so cringe.(彼のダンスの動きめっちゃイタい)」や「I cringed so hard watching that video.(あの動画見てガチでドン引いた)」のように使います。
Cringeの名詞形のCringe-worthyという言葉もよく使われ、「ドン引きするようなこと」を意味します。また、secondhand embarrassment(他人の恥ずかしさで自分まで恥ずかしくなること)を表すのにもCringeがよく使われます。
ソーシャルメディアの発達により、人の失敗や恥ずかしい瞬間が拡散されやすくなったことから、Cringeという言葉が流行したのかもしれません。でも使いすぎには注意。相手をバカにしているように聞こえてしまう可能性もあるので、友達同士の会話で軽い調子で使うのがおすすめです。
【例文】
A: OMG, did you see what he posted on Instagram? So cringe.
「OMG、彼がインスタに投稿したの見た?マジで寒気するわ」
B: Yeah, I couldn’t even watch the whole video. Had to look away.
「そう、最後まで見られなかったの。目を背けざるを得なかったわ」