“Cost an arm and a leg” (コスト・アン・アーム・アンド・ア・レッグ)
意味
非常に高額である、法外な値段。
定義
To be extremely expensive or costly.
(非常に高価であること、法外な値段を指す。)
💡 イメージリンク
cost(コスト / 値段がかかる)→ 何かを得るために支払う犠牲
arm and leg(アーム・アンド・レッグ / 腕と脚)→ 高価すぎて体の一部を差し出すほど
→ ショッピングモールで「このバッグは50万円!」と値段を見た人が自分の腕と脚を指差しながら、「これじゃまるで腕と脚を売らないと買えない!」と叫んでいるシーン。
覚え方:法外な価格に驚いて体の一部を差し出さないと買えないイメージを思い浮かべよう!
🎨 イラスト解説
ショッピングモールの高級品コーナーで、バッグの値札に「Price: Arm & Leg」と書かれています。それを見たお客さんが自分の腕と脚を押さえながら驚き、「That’s too much!(高すぎる!)」と叫んでいる様子が描かれています。周りの他の商品にも「Arm & Leg」の値札がついており、法外な価格が強調されています。
📖 例文
- The repairs for the car will cost an arm and a leg.
(車の修理代が非常に高額になります。) - Her dream wedding dress cost her an arm and a leg, but she thought it was worth it.
(彼女の夢のウェディングドレスは法外な値段でしたが、それだけの価値があると思いました。) - Tickets to the concert cost an arm and a leg, so we decided not to go.
(そのコンサートのチケットは非常に高価だったので、行かないことにしました。)
📚 類語表現
- Break the bank(お金を使いすぎる)
例: The vacation broke the bank, but it was worth it.
(その旅行で大金を使いましたが、それだけの価値がありました。) - Pay through the nose(法外な金額を支払う)
例: They paid through the nose for their new house.
(彼らは新しい家に法外な金額を支払いました。) - High price to pay(高い代償を払う)
例: There’s a high price to pay for living in the city.
(都会に住むには高い代償が必要です。)
🧐 語源と豆知識
このフレーズの語源には諸説ありますが、特に第一次世界大戦や第二次世界大戦の負傷兵が「腕や脚を失う(大きな犠牲を払う)」ことと関連づけられている説が有名です。また、18世紀の肖像画では、全身を描くと高額になることから、「腕と脚を描いてもらうには非常に費用がかかる」という比喩としても使われたと言われています。
💡 知っ得情報
この表現は、日常の中で高額なものやコストに驚いたときにユーモラスに使えます。たとえば、友人が「新しいスマホが20万円だったよ」と言ったら、「That must have cost you an arm and a leg!(それ、めちゃくちゃ高かったんじゃない?)」と返すことで自然な会話ができます。また、価格に驚きつつも、ジョークとして軽く流せる便利なフレーズです!