canon event
【意味・使い方】
★人生の重要な転機
・ 映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」に登場する概念で、スパイダーマンの各世界(ユニバース)に共通して起こる重要な出来事を指す。 例えば、放射性のクモに噛まれる、親しい人を亡くすなど、スパイダーマンとしてのアイデンティティを形作る出来事。これらのイベントが変更・妨害されるとスパイダーバースの存続が脅かされる。映画公開後、SNSで自分の人生の重要な転機を「Canon event」と呼ぶ投稿が流行。
【読み方】
キャノン・イベント
【ポイント解説】
Canon eventは2023年公開の映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」で登場した概念です。作中では、スパイダーマンとしての運命を形作る避けられない出来事として描かれています。
映画のファンの間からSNSに広がり、自分の人生の重要な出来事、特に辛い経験も「Canon event」と呼んで受け入れる投稿が流行しました。自分のアイデンティティを形作った出来事を映画の言葉を借りて表現することで、前向きに捉え直すきっかけになっているようです。
同時に、他人の人生の節目を「Canon event」と呼んで応援するような使い方もされています。ポップカルチャーの言葉を使って、人生の普遍的な側面を語り合う新しいコミュニケーションとして注目されました。
【例文】
A: My little brother is trying to look cool in his profile pic. I want to tell him to stop, but I can’t. It’s a canon event.
「弟がプロフィール写真でカッコつけようとしてる。やめろって言いたいけど、言えないよ。あれはcanon eventだから」
B: I know, right? We’ve all been there. Those embarrassing moments make us who we are now.
「わかる〜。みんな通る道だよね。あの恥ずかしい出来事があったから、今の自分があるんだし」