“All’s well that ends well” (オールズ・ウェル・ザット・エンズ・ウェル)
意味
終わり良ければすべて良し。
定義
If the final outcome is good, any difficulties along the way are not important.
(最終的な結果が良ければ、それまでの困難は重要ではない。)
💡 イメージリンク
all’s well(オールズ・ウェル / 全て良い)→ 問題が解決した状態
ends well(エンズ・ウェル / 終わりが良い)→ ハッピーエンド
→ たとえ嵐のようなトラブルがあっても、最後に虹がかかる!
覚え方:苦労の末に幸せな結末を迎えた冒険映画のラストシーンを思い浮かべる。
🎨 イラスト解説
嵐の中、沈没寸前の船で奮闘する乗組員たち。しかし、最後には無事に美しい島にたどり着き、全員が笑顔で抱き合っている場面を描きます。「どんな困難でも、最後に辿り着ければ大丈夫!」というメッセージを込めたイラスト。
📖 例文
- Despite the setbacks, the project was a success. All’s well that ends well.
(途中の障害にもかかわらず、そのプロジェクトは成功しました。終わり良ければすべて良しです。) - They fought and argued during the trip, but they made up at the end. All’s well that ends well.
(旅行中はケンカばかりしていたが、最後には仲直りしました。終わり良ければすべて良しです。) - I was late for the train but caught the next one and made it on time. All’s well that ends well.
(電車に遅れたけど次の電車に乗れて時間通りに着きました。終わり良ければすべて良しです。)
📚 類語表現
- It’s not over until it’s over(最後までわからない)
例: Don’t give up just yet; it’s not over until it’s over.
(まだ諦めないで。最後までわからないよ。) - All’s well in the end(最後にはすべて上手くいく)
例: No matter how hard it gets, all’s well in the end.
(どんなに大変でも、最後にはすべて上手くいくよ。) - End on a high note(最高の結末で終える)
例: Let’s try to end on a high note despite the challenges.
(困難があっても、最高の結末で終えよう。)
🧐 語源と豆知識
このイディオムはウィリアム・シェイクスピアの戯曲『All’s Well That Ends Well』(邦題:『終わりよければすべてよし』)に由来します。物語では、様々な困難や誤解が重なるものの、最終的には結婚を通じて全てが解決されるという結末を迎えます。
💡 知っ得情報
この表現はビジネス、日常生活、物語の結末など、ポジティブな締めくくりを強調したいときに便利です。たとえば会議の後やプロジェクト完了時に、「All’s well that ends well!(終わり良ければすべて良し!)」と言えば、周囲の緊張を和らげることができますよ。