大学入学共通テスト英語お役立ち知恵袋&コラム

【紙に書いて英語で唱えるだけで“脳が勝手に大学入試合格へ導く”アファメーション超実践メソッド】~ すぐにつかえる英語×日本語affirmationつき!~【大学入学共通テスト英語&お役立ち知恵袋&コラム】

【“脳が勝手に大学入試合格へ導く”アファメーション活用術】~紙に書いて英語で唱える、最強メソッドを大公開~ すぐにつかえるaffirmationつき!

みなさんは、サッカーの試合中、PKを蹴る選手が「外したらどうしよう」なんてネガティブに考えていると思いますか? オーケストラの演奏者がソロパート前に「失敗したらやだな…」と不安ばかり募らせると思いますか? 実は多くの一流プレイヤーは、マイナスなイメージをなるべく頭に浮かべないようにトレーニングしています。なぜなら、人間の脳は「現実」と「頭の中のイメージ」の区別があまり得意ではないからです。

ちょっと想像してみてください。目の前に梅干しが1万個ずらーっと並んでいたら…どうでしょう? 口の中に唾がじわっと出てきませんか? これは、「脳がイメージをリアルだと捉えている」証拠。その性質を逆手に取れば、ポジティブなことを考えれば考えるほど、脳は“あたかもすでに成功している”かのように動き出すのです。

大学受験だって同じ。
「もし落ちたらどうしよう」「自信ない…」なんて思い続けると、そのネガティブなイメージを脳が本当のことだと受け取りかねません。そこで取り入れたいのが、今話題の「アファメーション」。紙に書いて持ち歩いたり、英語で唱えるテクニックを使えば、脳を合格思考に切り替えてくれます。
さっそく詳細をチェックして、“勝手に合格へ向かう脳”を手に入れましょう!


1. そもそもアファメーションって何?

アファメーションは、「自分がなりたい姿や達成したい目標を、まだ実現していなくても“すでに実現している”かのように宣言し続ける」ことで、潜在意識にポジティブな情報を刻み込む方法です。

  • :「私は第一志望に合格している!」「本番で満点を取り、みんなに称賛されている私がいる!」など。

先ほどの梅干しの話のように、人間の脳はイメージと現実をあまり区別しない性質があります。これを利用して、「合格している姿をリアルに脳に焼き付ける」のがアファメーションのねらいです。


2. アファメーションがもたらす効果

  1. 自信アップ & 不安撃退
    「合格するぞ」ではなく、「合格している!」と言い切るからこそ、脳が“もう勝ってる状態”を前提とみなし、不安や緊張をやわらげてくれます。
  2. 行動が前向きになる
    「合格が当たり前」というイメージが定着すると、自然と勉強にも積極的に取り組めるようになり、成績アップにも好影響を与えるでしょう。
  3. モチベーションを持続しやすい
    長期戦の大学受験では、途中で心が折れそうになるときも。そんなときアファメーションが“自分ならできる”マインドを育て、モチベーションをキープしてくれます。

3. 英語で唱えた方が効果的なの?

アファメーションといえば日本語、と思いがちですが、英語で唱えるのにはこんなメリットも。実際に、「アファメーションは英語で唱えろ!」と提唱している人もいます。Fake it!

  1. 邪魔な思い込みを外しやすい
    母語の日本語より、英語は非日常的な響きがあるので、余計な先入観が入りにくく、潜在意識にスッと刷り込まれていくと言われています。脳にとって“新鮮”な言葉はポジティブなメッセージをストレートに届けやすいのです。
  2. グローバル思考にスイッチ
    英語を使うだけで「世界で活躍する自分」をイメージしやすいのもポイント。大学受験の先に広がる未来を、もっと大きく描けるようになります。
  3. 好き嫌いで選べばOK
    英語がカッコいい!とモチベが上がる人もいれば、日本語のほうがしっくりくる人もいます。どちらでも、自分がポジティブになれる方を選べば効果は高まります。

4. 紙に書いて持ち歩こう!視覚化の魔力

アファメーションを強力にするには「紙に書いて持ち歩く」のが簡単&効果的。

  • いつでも確認できる
    ポケットやペンケースに入れておけば、不安になったときや疲れたとき、サッと取り出して読めるので心をすぐリセットできます。
  • 志望校の写真やイメージ画像とセットに
    • 大学キャンパスの写真をアファメーションの言葉と一緒に貼る
    • 試験で満点を取って喜んでいるイメージや、周囲から尊敬されている自分の絵や写真を添える

    視覚と言葉の相乗効果で、“合格後の自分”をさらにリアルに体感できるでしょう。まさに梅干し1万個のイメージと同じで、リアルに想像できるほど脳が「既にそうなってるんだ」と受け取ってくれます。

5. こんなふうにやろう!アファメーションの唱え方・実例

それでは、実際にアファメーションを唱えるシーンや頻度などを具体的に見ていきましょう。

  1. 朝イチ or 夜寝る前に音読
    • 人間の脳は、起床直後や寝る前など、意識がぼんやりしているときに暗示が入りやすいとされています。
    • は「今日も合格脳でスタート!」という勢いがつき、は「合格している自分をイメージしながら眠りに就く」という形になって効果倍増。
    • 声に出すのがポイント。声に感情を乗せることで脳が「そうなんだ!」と信じやすくなります。
  2. スキマ時間に黙読 or 小声で唱える
    • 通学中の電車やバスの中、休み時間、食事の前後など、「ちょっと手が空いたとき」にサッと見返して、黙読 or 小声で唱えましょう。
    • 頻度は1日2~3回でも、3~5回でもOK。自分が心地良い範囲で続けられる回数を設定してみてください。
  3. 感情をしっかり込める
    • 「私は第一志望に合格している!」という文言を読むとき、できるだけワクワクやうれしさを思い浮かべるのがコツ。
    • ただ淡々と唱えるより、「これが実現したら最高だな」とリアルに想像することで効果が高まります。
  4. 紙に書き出して目に見える形で
    • 先述のとおり、ノートやカードに書いて持ち歩きましょう。視覚的に確認しながら唱えると、脳へのインプットがさらに強化されます。
    • 一言一句を自分なりに工夫し、“言っていてテンションが上がる”フレーズをつくってください。まずは、以下のアファメーションを使ってみましょう!

6. 大学受験生向け!最強の英語アファメーション10選

  1. “I am already accepted to my dream university, and I am thrilled.”
    • 「私はすでに志望大学に合格していて、その喜びに満ちている。」
  2. “Each day, my focus grows stronger and my knowledge expands.”
    • 「毎日、私の集中力は高まり、知識はどんどん広がっている。」
  3. “I embrace challenges and turn them into opportunities for success.”
    • 「私は試練を歓迎し、それを成功のチャンスへと変えている。」
  4. “My mind is calm, confident, and ready to excel on every test.”
    • 「私の心は穏やかで、自信に満ち、すべての試験で力を発揮できる準備ができている。」
  5. “I recall information effortlessly and perform at my highest level.”
    • 「私は必要な情報を難なく思い出し、最高のパフォーマンスを発揮している。」
  6. “I deserve success, and my consistent hard work is paying off.”
    • 「私は成功に値し、コツコツと続けている努力がきちんと成果になって表れている。」
  7. “I visualize myself celebrating my acceptance letter right now.”
    • 「私は合格通知を手にして喜んでいる自分の姿を、今まさに思い描いている。」
  8. “My potential is limitless, and I rise to every challenge.”
    • 「私の可能性は無限大で、どんな困難にも打ち勝っている。」
  9. “I trust in my abilities and stay motivated through every obstacle.”
    • 「私は自分の能力を信じ、どんな障害があってもモチベーションを保ち続けている。」
  10. “I am confident, prepared, and proud of how far I’ve come.”

7. まとめとアクションプラン

  • 脳はリアルとイメージを区別しない
    → ネガティブを考え続けるとネガティブのループに、ポジティブを考え続けるとポジティブのループに入る。
  • 紙に書いたアファメーションをポケットやペンケースに入れ、“お守り”化
    → いつでも読み返せるため、マインドをポジティブにリセットしやすい。
  • 志望校の写真や“合格後の自分”のイメージと組み合わせて、視覚効果もプラス
    → イメージがリアルになるほど脳に深く刻まれる。
  • 英語でも日本語でも、自分がワクワクする言語を選ぶ
    → 先入観を外しやすい・モチベUPにつながるなら英語、一番しっくりくるなら日本語。
  • 実践のキモは“音読+リアルな感情”&“スキマ時間の黙読”
    → 朝イチや寝る前など、1日数回は声に出して唱え、少しでも時間があればサッと読み返す。

大学受験は長い闘いですが、この“イメージの力”を上手に活用できれば、自分の脳が勝手に合格へと誘導してくれるかもしれません。

サッカー選手が「外すかも…」と考えずにゴールをイメージするように、演奏者が「失敗」ではなく「大成功」しか頭にないように、ぜひあなたも“もう合格している自分”に思考を集中させてみてください。

【コピペで使えるアファメーション】

アファメーション音声をダウンロードする

I am already accepted to my dream university, and I am thrilled.

Each day, my focus grows stronger and my knowledge expands.

I embrace challenges and turn them into opportunities for success.

My mind is calm, confident, and ready to excel on every test.

I recall information effortlessly and perform at my highest level.

I deserve success, and my consistent hard work is paying off.

I visualize myself celebrating my acceptance letter right now.

My potential is limitless, and I rise to every challenge.

I trust in my abilities and stay motivated through every obstacle.

I am confident, prepared, and proud of how far I’ve come.

<日本語訳>

私はすでに志望大学に合格していて、その喜びに満ちている。

毎日、私の集中力は高まり、知識はどんどん広がっている。

私は試練を歓迎し、それを成功のチャンスへと変えている。

私の心は穏やかで、自信に満ち、すべての試験で力を発揮できる準備ができている。

私は必要な情報を難なく思い出し、最高のパフォーマンスを発揮している。

私は成功に値し、コツコツと続けている努力がきちんと成果になって表れている。

私は合格通知を手にして喜んでいる自分の姿を、今まさに思い描いている。

私の可能性は無限大で、どんな困難にも打ち勝っている。

私は自分の能力を信じ、どんな障害があってもモチベーションを保ち続けている。

私は自信にあふれ、しっかり準備ができており、ここまでの歩みに誇りを感じている。

【大学入学共通テスト英語お役立ち知恵袋&コラム】このコーナーでは、高校英語教師の原田高志が大学入学共通テストのお役立ち情報やテクニックを掲載していきます。英検1級や全国通訳案内士の資格に独学&一発合格したノウハウをふんだんに詰め込んで、皆さんに役立つ情報をご提供します。
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