【acquitted】
Iwao Hakamada: World’s longest-serving death row inmate acquitted in Japan「袴田巌:世界で最も長く死刑囚として過ごした人物、日本で無罪に」
Iwao Hakamada, who spent 48 years in prison – including more than four decades on death row – for the 1966 murder of a family of four, has been acquitted.「1966年に一家4人を殺害した罪で、48年間(うち40年以上は死刑囚として)服役していた袴田巌氏が、無罪となった。」
【出典】 2024年9月27日 BBCニュース
Iwao Hakamada: World’s longest-serving death row inmate acquitted in Japan
<<acquittedとは?>>
⇒「無罪放免された、無罪を言い渡された」
裁判の結果、被告人が罪を犯していないと判断され、刑罰を科せられないこと。
<<acquittedを使った例文チェック>>
☆ The jury acquitted the defendant of all charges. 「陪審員は被告人のすべての容疑について無罪を言い渡した。」
☆ After a lengthy trial, she was finally acquitted and released from prison. 「長時間の裁判の後、彼女はついに無罪となり、刑務所から釈放された。」
<<acquittedの類語表現>>
☆ exonerated ⇒ exoneratedは、無実であることが証明され、疑いや非難から解放されることを意味します。
☆ absolved ⇒ absolvedは、罪や責任から解放されることを意味し、宗教的な文脈でも使用されます。
☆ cleared ⇒ clearedは、疑いや嫌疑が晴れることを意味し、より一般的な表現です。
☆ vindicated ⇒ vindicatedは、正当性が証明され、疑いや非難が晴れることを意味します。
<<原ちゃんの単語深堀りコラム>>
acquitという言葉は、古フランス語の「静かにする、落ち着かせる」という意味のaquiterに由来します。acquittedはその過去分詞形で、「無罪放免された」という意味になります。
記事では、袴田巌氏が死刑囚として世界最長の48年間を過ごし、再審の結果、無罪(acquitted)となったことを伝えています。袴田氏は1966年に一家4人を殺害したとして死刑判決を受けましたが、近年、事件の証拠に疑問が生じ、再審請求が認められました。そしてついに、2023年3月、静岡地裁は袴田氏に無罪を言い渡したのです。
袴田氏の無罪(acquitted)は、日本の司法制度における冤罪問題に再び注目を集めました。長年にわたる袴田氏の苦難と、再審開始までに費やされた時間は、司法の迅速性と正確性の重要性を改めて私たちに問い掛けています。acquittedという言葉は、袴田氏にとって、そして日本の司法にとって、大きな意味を持つ言葉と言えるでしょう。