【geomagnetic storm】
The Earth, on Sunday, was hit by the most powerful solar storm in nearly six years, causing “a major disturbance” in the planet’s magnetic field. Now, as per NOAA’s Space Weather Prediction Center in Boulder, Colorado, a geomagnetic storm watch has been issued by the space weather forecasters through Monday.
「日曜日、地球は約6年ぶりの最強の太陽嵐に見舞われ、地球の磁場に「大きな擾乱」が生じた。現在、コロラド州ボルダーにあるNOAAの宇宙天気予報センターによると、宇宙天気予報士は月曜日までgeomagnetic storm(地磁気嵐)の監視警報を発令している。」
【出典】 2024年5月11日 Roya News
https://en.royanews.tv/news/51242/2024-05-11
<<geomagnetic stormとは?>>
⇒「地磁気嵐」
太陽活動の変化により地球の磁場が大きく乱される現象。オーロラの原因にもなる。
<<geomagnetic stormを使った例文チェック>>
☆ The intense geomagnetic storm caused widespread disruptions in radio communications and GPS navigation systems.
「強力な地磁気嵐により、無線通信やGPSナビゲーションシステムに広範な障害が発生した。」
☆ Scientists are closely monitoring the geomagnetic storm to assess its potential impact on Earth’s technological infrastructure.
「科学者たちは地磁気嵐を注意深く監視し、地球の技術インフラへの潜在的な影響を評価している。」
<<原ちゃんの単語深堀りコラム>>
geomagnetic(地磁気の)は、”geo-“(地球の)と”magnetic”(磁気の)を組み合わせた形容詞です。地球の磁場に関連する現象を表します。
一方、storm(嵐)は通常、強風や豪雨を伴う悪天候を指しますが、ここでは比喩的に「磁場の乱れ」を表現しています。太陽フレアなどの太陽活動により大量の荷電粒子が地球に到達すると、地球磁場が大きく乱されます。これがgeomagnetic storm(地磁気嵐)です。
記事によると、6年ぶりの規模の地磁気嵐が発生し、地球の磁場に大きな擾乱をもたらしたとのこと。地磁気嵐は無線通信やGPSなどに影響を及ぼす可能性があるため、宇宙天気予報センターが監視警報を発令しています。
地磁気嵐は宇宙天気(space weather)の一種で、太陽活動の影響を直接受ける現象です。強い地磁気嵐が発生すると、人工衛星の機能障害や停電などの被害が懸念されます。一方で、オーロラを観測できるチャンスでもあります。地球の磁場と宇宙の関係を示すキーワードとして、geomagnetic stormは重要な時事英語の一つと言えるでしょう。