次の会話の(1)~(7)の空欄に入れるのに最も適切なものを(a)~(m)の中から一つずつ選びなさい。
John: Ah, Professor Smith! I’ve been meaning to ask you about your thoughts on William Shakespeare.
Prof. Smith: Shakespeare? Why, he’s one of the most renowned playwrights in the English language!
John: Indeed. I find his works to be quite ( 1 ), with their intricate plots and fascinating characters.
Prof. Smith: Yes, his plays explore the depths of human nature and the complexities of relationships.
John: I particularly enjoy his comedies. They’re full of ( 2 ) and clever wordplay.
Prof. Smith: And his tragedies are equally ( 3 ), delving into themes of love, betrayal, and the human condition.
John: Speaking of tragedies, what do you make of the character of Hamlet?
Prof. Smith: Hamlet is a prime example of a tragic hero, consumed by his own ( 4 ) and indecision.
John: Some argue that his inaction is a result of cowardice, while others believe it stems from deep philosophical contemplation.
Prof. Smith: It’s a matter of ( 5 ), I suppose. Shakespeare leaves room for multiple interpretations.
John: I find it fascinating how Shakespeare’s works continue to ( 6 ) even centuries after they were written.
Prof. Smith: That’s the mark of a true literary genius. His insights into the human experience are ( 7 ).
(a) captivating
(b) interpretation
(c) profound
(d) timeless
(e) resonate
(f) wit
(g) compelling
(h) thought-provoking
(i) inner turmoil
(j) endure
(k) groundbreaking
(l) remain relevant
(m) captivate audiences
[解答]
(1) (h) thought-provoking
(2) (f) wit
(3) (g) compelling
(4) (i) inner turmoil
(5) (b) interpretation
(6) (l) remain relevant
(7) (d) timeless
[解説]
(1) Shakespeareの作品は複雑なプロットと魅力的なキャラクターを持ち、考えさせられる(thought-provoking)ものだとJohnは述べています。
(2) Shakespeareの喜劇は機知(wit)に富んでいることが語られています。
(3) Shakespeareの悲劇は人間性の深みを探求しており、引き付けられる(compelling)ものだとProf. Smithは説明しています。
(4) 悲劇の主人公Hamletは自身の内なる葛藤(inner turmoil)に悩まされていると言及されています。
(5) Hamletの行動の解釈(interpretation)は人それぞれだとProf. Smithは示唆しています。
(6) Shakespeareの作品は何世紀も経った今でも関連性を保ち続けている(remain relevant)とJohnは述べています。
(7) Shakespeareの人間性への洞察は普遍的(timeless)だとProf. Smithは結論付けています。
【thought-provoking】「思考を喚起する」または「考えさせられる」
⇒このフレーズは、何かが深く考えるきっかけになることを表現します。アイデア、概念、問題などについて熟考するよう促すような内容を指す際に使われます。
<例文>
“The documentary raised thought-provoking questions about the impact of technology on society.”(そのドキュメンタリーは技術が社会に与える影響について考えさせられる問題提起をしていた。)
【inner turmoil】「内なる葛藤」または「内面の混乱」
⇒このフレーズは、個人の内面で起きている感情的な争いや不安定な状態を表現します。相反する思考や感情が対立し、心の平穏が乱されている状況を指します。
<例文>
“Despite his outward calm, he was experiencing inner turmoil over the difficult decision he had to make.”(彼は外見上は冷静だったが、下すべき難しい決定について内なる葛藤を経験していた。)
日本語訳:
John: ああ、Smith教授!ウィリアム・シェイクスピアについてのお考えをお聞きしたいと思っていました。
Prof. Smith: シェイクスピア?ああ、彼は英語圏で最も著名な劇作家の一人ですよ!
John: そうですね。彼の作品は複雑なプロットと魅力的なキャラクターを持ち、考えさせられるものだと思います。
Prof. Smith: ええ、彼の戯曲は人間性の深みと人間関係の複雑さを探求しています。
John: 私は特に彼の喜劇が好きです。機知に富み、巧みな言葉遊びに溢れていますから。
Prof. Smith: そして、彼の悲劇も同様に引き付けられるものがありますね。愛、裏切り、人間の状況といったテーマを掘り下げています。
John: 悲劇と言えば、Hamletという登場人物をどう捉えていますか?
Prof. Smith: Hamletは典型的な悲劇の主人公で、自身の内なる葛藤と優柔不断に悩まされています。
John: 彼の不活発さは臆病さの表れだと主張する人もいれば、深い哲学的熟考に起因すると考える人もいます。
Prof. Smith: 解釈次第だと思いますね。シェイクスピアは多様な解釈の余地を残しているのです。
John: シェイクスピアの作品が書かれてから何世紀も経った今でも関連性を保ち続けているのは興味深いですね。
Prof. Smith: それこそ真の文学の天才の証でしょう。人間の経験への彼の洞察は普遍的なものなのです。