★英語の早口言葉は発音能力向上に効果的！海外の英語論文から徹底検証！★
英語を学ぶ上で、発音の習得は非常に重要な要素です。しかし、発音の練習は単調で退屈な作業になりがちです。そんな中、英語の早口言葉（Tongue Twister）を活用することで、楽しみながら効果的に発音能力を向上させることができるのです！
最近の研究では、早口言葉を用いた練習が学生の発音能力や流暢さ、学習意欲を高めることが示されています。例えば、Mu’in et al. (2017)の研究によると、早口言葉を練習することで、英語を学ぶ学生の発音、流暢さ、モチベーションが向上することが報告されています。
早口言葉には、発音が難しい音が多く含まれています。これらの音を繰り返し練習することで、舌や口の動きに慣れ、正しい発音を身につけることができます。Lutfiani et al. (2017)の研究でも、早口言葉を用いた練習により、77.14%の学生が発音テストで75点以上を獲得したことが示されています。
また、早口言葉を使った練習は、学生にとって楽しく、学習意欲を高める効果があります。Yuniar et al. (2021)の研究では、早口言葉を用いたスピーキングトレーニングにより、77.14%の学生がスピーキングスキルを向上させることができたと報告されています。
早口言葉を用いた指導は、学生の参加を促し、発音の正確さや自然さを向上させることにも寄与します。Sugiharto et al. (2022)の研究では、早口言葉が学生の発音能力を高め、授業への参加を促進し、英語力を向上させることが示されています。
さらに、早口言葉は英語の語彙力向上にも役立ちます。Hakim et al. (2020)によると、早口言葉の練習を通じて、学生は英語の語彙の発音スキルを向上させ、将来の学習プロセスのためにこれらの能力を記憶に定着させることができるのです。
早口言葉を用いた練習は、直接的なインタラクションよりも効果的であることも示されています。Haz et al. (2022)の研究では、早口言葉を用いた方法が、歌の手法だけを使用するよりも学生の英語発音を大幅に向上させることが報告されています。
これらの研究結果から、早口言葉を活用した練習が、英語学習者の発音能力向上に非常に有効であることがわかります。発音の正確さや流暢さ、学習意欲の向上など、多面的な効果が期待できるのです。
英語の早口言葉は、楽しみながら発音の練習ができる魅力的な学習ツールです。ぜひ、早口言葉を取り入れて、英語の発音スキルを磨いてみてください。きっと、英語学習がより一層楽しく、効果的なものになるはずです！
参考文献
・Mu’in, F., et al. (2017). Tongue Twister, Students’ Pronunciation Ability, and Learning Styles. Arab World English Journal.
・Lutfiani, D., et al. (2017). Using Tongue Twister to Improve Students’ Pronunciation.
・Yuniar, Y., et al. (2021). The Role of Tongue Twister to Improve the Students’ Speaking Skill. INTERACTION: Jurnal Pendidikan Bahasa.
・Sugiharto, P. A., et al. (2022). Teaching English Pronunciation Using Tongue Twister. Acitya: Journal of Teaching and Education.
・Hakim, R., et al. (2020). Teaching Students Pronunciation Skills through Tongue Twister Exercises. Journal of English Language Teaching and Cultural Studies.
・Haz, H., et al. (2022). The Implementation of Tongue Twister Method to Improve Students’ English Pronunciation. TEKSTUAL.
【原田英語オリジナル！英語の発音が上達する早口言葉BEST20】
1. She sells seashells by the seashore.
「彼女は海岸で貝殻を売っている。」
2. Peter Piper picked a peck of pickled peppers.
「ピーター・パイパーは酢漬けの唐辛子を一袋摘んだ。」
3. How much wood would a woodchuck chuck if a woodchuck could chuck wood?
「もしウッドチャックが木を投げられるなら、どれだけの木をウッドチャックは投げるだろうか。」
4. Betty Botter bought some butter, but she said, “This butter’s bitter!”
「ベティ・ボッターはバターを買ったが、「このバターは苦い！」と言った。」
5. Red lorry, yellow lorry, red lorry, yellow lorry.
「赤いトロッコ、黄色いトロッコ、赤いトロッコ、黄色いトロッコ。」
6. The thirty-three thieves thought that they thrilled the throne throughout Thursday.
「33人の泥棒は木曜日中ずっと玉座をスリルで満たしたと思った。」
7. Can you can a can as a canner can can a can?
「缶詰工場の人が缶詰にできるように、あなたは缶を缶詰にできますか？」
8. I saw Susie sitting in a shoeshine shop.
「私はスージーが靴磨き屋に座っているのを見た。」
9. Fuzzy Wuzzy was a bear. Fuzzy Wuzzy had no hair. Fuzzy Wuzzy wasn’t very fuzzy, was he?
「ファジー・ワジーはクマだった。ファジー・ワジーには毛がなかった。ファジー・ワジーはあまりファジーじゃなかったね。」
10. If a dog chews shoes, whose shoes does he choose?
「もし犬が靴をかじるなら、誰の靴を選ぶのだろう。」
11. I scream, you scream, we all scream for ice cream!
「私が叫ぶ、あなたが叫ぶ、みんなアイスクリームに夢中だ！」
12. A big black bear sat on a big black rug.
「大きな黒クマが大きな黒い敷物の上に座った。」
13. Six sleek swans swam swiftly southwards.
「6羽のなめらかな白鳥が素早く南へ泳いだ。」
14. A proper copper coffee pot.
「適切な銅製のコーヒーポット。」
15. Around the rough and rugged rock the ragged rascal ran.
「ごつごつした岩の周りをみすぼらしい悪ガキが走った。」
16. Silly Sally swiftly shooed seven silly sheep.
「愚かなサリーは素早く7匹の愚かな羊を追い払った。」
17. If two witches would watch two watches, which witch would watch which watch?
「もし2人の魔女が2つの時計を見るなら、どの魔女がどの時計を見るのだろう。」
18. I slit the sheet, the sheet I slit, and on the slitted sheet I sit.
「私はシーツを裂いた。裂いたシーツを。そして裂いたシーツの上に座る。」
19. Lesser leather never weathered wetter weather better.
「粗悪な革は悪天候に耐えられない。」
20. The swan swam over the sea. Swim, swan, swim! Swan swam back again. Well swum, swan!
「白鳥は海を渡って泳いだ。泳げ、白鳥、泳げ！白鳥はまた戻って泳いだ。よく泳いだ、白鳥！」
