“I wanted to be fashionably late to the party, so I arrived at the eleventh hour. But it turned out the party was over at 10:30.”
「パーティーにお洒落に遅れて行こうと思って、11時(ギリギリ)に行ったんだけど、パーティーは10時半に終わっていたことが判明した。」
※「fashionably late」とは、故意に少し遅れてパーティーやイベントに到着することを指し、それがおしゃれや洗練された行動とみなされる文化的習慣です。
【意味】
ぎりぎりの時間、土壇場
【解説】
“Eleventh hour” (idiom) – This phrase refers to the last possible moment or a time just before a deadline. It implies that something is done at the very last minute, often in a rushed or desperate manner.
⇒このフレーズは、最後の瞬間やデッドラインの直前の時間を指します。何かが本当にぎりぎりの時間に、しばしば急いだり必死になったりしながら行われることを意味しています。
【語源】
“Eleventh hour”の語源は、新約聖書のマタイによる福音書の「ぶどう園の労働者のたとえ」に由来しています。このたとえ話では、ある人が一日中働く労働者を雇い、最後の時間(11時)になってようやく最後の労働者を雇ったとされています。
【例文】
(1) The student started working on his project at the eleventh hour, just two days before the deadline.
⇒その学生は締め切りのたった2日前という土壇場になってようやくプロジェクトに取り掛かり始めた。
(2) The company reached an agreement with the union at the eleventh hour, avoiding a strike.
⇒会社は土壇場になってようやく組合と合意に達し、ストライキを回避した。
(3) The couple decided to cancel their wedding at the eleventh hour due to unforeseen circumstances.
⇒そのカップルは予期せぬ事情により、土壇場になって結婚式を中止することを決めた。