原田先生の英語学習法&お役立ちコラム

【2026年大学入試英語長文大胆予想】THE GUARDIAN(ガーディアン)のこの記事が出る!予想30本オール解説&リンクつき!

原田英語では「難関大学の英語長文は、The Guardianから出題される!」と何度となくお伝えしてきました!
★大学入試英語長文に超頻出!The Guardian(ガーディアン)の読み方&試験に出る記事の見極め方★原田英語.com 

まだ早稲田大学の一部の入試問題をチェックしただけですが、2025年の英語長文問題にも、やはりThe Guardianから出題されています!

★早稲田大学(社会学部)‘Beautiful and resilient’: exhibition explores cultural history of unicorns | Museums | The Guardian【2024年5月24日記事】

★早稲田大学商学部 Why it’s time to stop pursuing happiness | Psychology | The Guardian【2021年1月10日記事】

今回は、少し気が早いですが、「2026年超絶予想!難関大学入試英語長文に出題される可能性が高いThe Guardianの記事30本」を表形式にまとめました!「自分には難しすぎてわからない!」という人は、ぜひDeepLやChatGPTに英語の本文をコピペして、内容を日本語訳してもらったり、やさしい英語に要約してもらい、内容をつかんでみてください!


2026年超絶予想!大学入試英語長文に出る記事コレ!

大学入試英語長文では、時事性・社会性・学問的視点を兼ね備えた英文が出題されることが多い傾向があります。今回は、2024年9月~2025年2月にThe Guardian紙上で公開された記事の中から、科学技術・環境問題・社会問題・国際情勢・文化・芸術といった幅広いテーマで、入試問題として取り上げられる可能性が高い30本をピックアップしました。

難関大学入試英語長文に出る!超絶Guardian記事30選(2024年9月~2025年2月)

No. タイトル 掲載日 URL 概要 入試問題への活用ポイント
1 Earth may have breached seven of nine planetary boundaries, health check shows 2024年9月23日 記事リンク 地球環境を維持するための「プラネタリー・バウンダリー」がすでに7項目で安全域を超えている可能性を示した研究を紹介。森林破壊・海洋酸性化など深刻な現状に対する警鐘。 地球規模の環境問題を扱う頻出テーマ。科学的データが盛り込まれており、要約力・内容把握力を問う問題に最適。
2 Global heating ‘doubled’ chance of extreme rain in Europe in September, study finds 2024年9月25日 記事リンク 2024年9月に欧州を襲った大雨・洪水が、人為的な地球温暖化により発生確率が2倍になったとする研究結果を報告。インフラ被害の深刻化や死亡者数の増加についても言及。 気候変動による異常気象の増加を取り上げた記事。数値や因果関係の読解を通じて、英文のデータ解析問題として出題しやすい。
3 ‘Flight shame is dead’: concern grows over climate impact of tourism boom 2024年9月6日 記事リンク コロナ禍収束後の世界的な旅行ブームで、航空機利用によるCO₂排出が大幅増。フライトシェイム(飛行機利用を恥じる風潮)が下火になり、気候目標との矛盾を専門家が指摘。 旅行需要と環境負荷という身近な話題であり、気候変動・社会現象など複合テーマ。高校生が理解しやすく、読解問題に向いている。
4 Collapsing wildlife populations near ‘points of no return’, report warns 2024年10月10日 記事リンク WWF・ZSLの報告書で、野生生物の個体数が過去50年で73%も減少したと警告。生態系の不可逆的な崩壊につながるリスクが示されている。 生物多様性・環境破壊に関する典型的なテーマ。具体的なデータが示されており、グラフ読み取りや要約問題への展開が可能。
5 Superbugs ‘could kill 39m people by 2050’ amid rising drug resistance 2024年9月16日 記事リンク 抗生物質に耐性を持つ薬剤耐性菌(スーパーバグ)の感染症が、2050年までに最大3,900万人の死者をもたらす恐れを報告。新薬開発の停滞や高齢者リスク、経済的損失にも言及。 公衆衛生や医療問題を扱う文章は入試でも出題が多い。数字や専門用語を含むため、要旨把握・内容一致問題に適している。
6 AI can change belief in conspiracy theories, study finds 2024年9月12日 記事リンク AIチャットボットが陰謀論信奉者の考えを変える効果を持ちうるという研究。ワクチンや月面着陸などの陰謀論に対し、AIが対話と根拠提示で信念を弱めた結果を紹介。 AIと社会心理の交差領域で、時事性が高く注目されるテーマ。研究結果の読み取り・因果関係の推察など、多面的に出題しやすい。
7 UK signs first international treaty to implement AI safeguards 2024年9月5日 記事リンク AIの国際規制に関する初の条約をイギリス主導で締結。英・米・EUなどが署名し、AIの安全対策や透明性確保、悪用防止策について合意。 国際情勢×AIという複合テーマで、技術と政治の関係を考えさせる内容。条約締結という形式的事象を扱い、客観報道文として読みやすい。
8 ‘We need dramatic social and technological changes’: is societal collapse inevitable? 2025年1月10日(Guardian Weekly) 記事リンク 過去の文明崩壊を多角的に分析し、現代の気候危機や地政学的緊張を踏まえると「劇的な社会・技術変革なしには破滅の可能性が高まる」と警告。 文明論的かつ学術的な内容で、議論の抽象度が高い。筆者の主張を追いながら、論説文に多い要旨把握・論点整理の練習に好適。
9 “I received a first but it felt tainted and undeserved”: inside the university AI cheating crisis 2024年12月15日 記事リンク 大学で広がるAI不正(エッセイの自動生成など)の実態を取材。AI検出ソフトの限界や大学の対応困難、学生・教員双方の葛藤を描く。 教育×AIの倫理問題。具体的事例が多く、ストーリーテリング形式で読みやすい。要旨や筆者の意見を問う設問に適している。
10 A new era dawns. America’s tech bros now strut their stuff in the corridors of power 2024年11月10日 記事リンク SNSと政治が結びつき、巨大IT企業の創業者らが政治権力へ直接影響を与え始めた状況を論じる。情報操作やフェイクニュースの蔓延も絡めて批判的に分析。 社会問題(情報空間・政治)を扱うやや難易度高めの論説文。現代社会における情報の崩壊と民主主義を結びつけて考えさせる格好の題材。
11 Are young people’s attention spans really shrinking? It’s more complex than you might think 2024年12月26日 記事リンク 若者の「集中力低下」の定説を検証。SNSや短動画の影響だけではなく、歴史的にも人間は常に何かに気を散らされてきたと論じる。 テクノロジーと心理の話題。筆者の論の展開が比較・対比を含むため、要約・批判的読解の出題に向く。
12 Drones carrying fireworks: why the world’s most famous gunpowder artist is collaborating with AI 2024年9月22日 記事リンク 花火アートで知られる現代芸術家・蔡國強氏がドローンとAIを駆使した爆破パフォーマンスに挑戦。伝統と最先端技術の融合が芸術の新境地を開拓する例として紹介。 文化・芸術×AIでユニークな内容。事例形式の記事で、段落要旨把握や具体例の効果を問う問題設定がしやすい。
13 Scientists find hundreds more genetic risk factors for depression 2025年1月15日 記事リンク 500万人以上のDNAを解析し、うつ病に関わる新たな遺伝的リスク要因を300種以上特定。多民族集団を対象にした研究で、疾患理解が進展。 医療・科学研究系のニュース。比較や因果関係、研究の背景などを整理させる読解問題にしやすい。
14 The global fertility crisis: are fewer babies a good or a bad thing? 2024年11月2日 記事リンク 世界的に進む出生率低下について、経済的側面と環境的側面の両面から専門家が賛否を議論。人口減少と環境負荷軽減という相反する見方が整理されている。 社会問題(少子化)を多角的に扱う英文。複数の立場を比較しながら要旨をまとめる問題が作りやすく、日本の現状とも関連深い。
15 Wealth of world’s billionaires grew by $2tn in 2024, report finds 2025年1月20日 記事リンク Oxfamの報告書で、2024年に世界の億万長者の資産が2兆ドル増えたとされる。貧富格差の拡大と富裕層への課税強化の必要性を強調。 経済格差と社会正義を論じる典型的な入試テーマ。具体的数値を含むため、正誤判定や要点把握の読解に適する。
16 World’s conflict zones increased by two-thirds in past three years, report finds 2024年11月21日 記事リンク 世界の紛争地帯が過去3年で3分の2も増加。ウクライナ、ミャンマー、アフリカ諸国などで衝突が激化し、世界経済や食料安全保障への悪影響も指摘。 国際情勢を定量データと具体例で示しており、統計の読み取りや因果関係を問う設問に適する。
17 Talks over return of Parthenon marbles to Athens are ‘well advanced’ 2024年12月2日 記事リンク 大英博物館が所蔵するパルテノン神殿の彫刻(エルギン・マーブル)返還に向け、ギリシャとの交渉が進展。貸与か永久返還かで議論が進む。 文化財返還問題は国際関係・倫理の文脈で入試頻出。遺産保護と所有権の摩擦が理解しやすい題材。
18 Friends at 30: the one where a cultural phenomenon just refuses to die 2024年9月22日 記事リンク 米国シットコム『フレンズ』が放映30周年を迎え、依然として若者に人気な理由を分析。言語表現やカルチャーへの影響力を振り返る。 大衆文化・メディアの話題で親しみやすい。読解中に具体例が多く、要旨把握や筆者の見解整理がしやすい問題に発展可能。
19 Climate crisis ‘wreaking havoc’ on Earth’s water cycle, report finds 2024年11月30日 記事リンク 気候変動が水循環に異常をもたらし、干ばつと洪水の極端化が加速。地域別の被害予測も含まれ、2025年には南米北部でさらなる干ばつが深刻化する恐れ。 環境問題の具体的影響として水資源・農業分野への波及を示す。専門用語もあるが文脈理解で対応可能。地理や科学知識と関連づけた問題を作成しやすい。
20 ‘Minimal progress’ made this year on curbing global heating, report finds 2024年12月2日 記事リンク Climate Action Trackerの分析で、排出削減はほとんど進まず、現行政策では2100年までに気温上昇が2.7℃に達すると予測。国際政治の停滞も指摘。 気候変動の国際政策に関するレポート。データや予測値を正しく読み取らせる設問など、入試でよく扱われる形式に合致。
21 Heat exposure of older people across world to double by 2050, finds study 2024年10月10日 記事リンク 2050年までに高齢者が猛暑にさらされる頻度が2倍に増えるという国際研究。高齢化と気候変動が重なり、都市部を中心に被害拡大が見込まれる。 気候変動×高齢化という複合テーマ。統計予測と社会的課題を組み合わせており、多角的な読解力が求められる。
22 OpenAI shift to for-profit company may lead it to cut corners, says whistleblower 2024年9月27日 記事リンク ChatGPT開発元のOpenAIが営利企業化してから、安全性より利益を優先しかねないリスクが内部告発で指摘される。CEO人事騒動やガバナンス問題にも言及。 AIの急速な商業化と倫理リスクを扱う。技術的要素と企業統治が絡むため、論旨展開を読み解く問題に向いている。
23 World’s richest 1% have already used up their fair share of 2025 carbon budget in 10 days 2025年1月10日 記事リンク 世界の最富裕層1%が、2025年の一人当たり炭素予算を年初10日で使い切ったとするOxfamの分析。二酸化炭素排出の不公平を訴え、課税強化を提言。 富裕層の大量消費と気候変動という社会的公正を問う内容。数字のインパクトが大きく、読解問題に組み込みやすい。
24 Greece facing refugee ‘children’s emergency’ as arrivals double in 2023 2024年10月5日 記事リンク ギリシャに到着する難民が急増し、特に保護者不在の子ども難民が2倍に。受け入れ施設不足など深刻化する「子どもの緊急事態」を伝える。 国際人道問題(難民問題)の代表例。具体的統計と社会的影響が明確で、内容一致や推論問題に利用しやすい。
25 Alarm grows over ‘disturbing’ lack of progress to save nature at Cop16 2024年10月19日 記事リンク 生物多様性枠組み(昆明・モントリオール)が進まず、COP16を目前に「行動遅れ」を専門家が強く批判。2030年までの損失停止目標に向け、各国の取り組みが停滞している。 気候変動だけでなく、生物多様性会議(COP16)の動向を扱う。グローバルな環境政策の内容を問う時事系長文として適している。
26 Saving ‘old and wise’ animals vital for species’ survival, say scientists 2024年12月14日 記事リンク 象やクジラなど、「知恵ある年長個体」が群れ全体の生存に不可欠とする研究結果。生息地破壊や狩猟で失われると、種が持つ知識が途絶してしまう。 保全生物学の新視点。「個体数」だけでなく「世代間の知識継承」が重要という内容で、従来の保護論への理解を広げる題材。
27 Climate breakdown will hit global growth by a third, say central banks 2024年11月8日 記事リンク 気候変動が進むと世界経済成長率が3分の1落ち込む恐れがあると各国中央銀行が予測。従来想定より被害規模は大きい可能性も示唆。 経済と環境問題の複合テーマ。中央銀行の分析データを引用しており、報告文形式の長文問題によく合う。
28 More people are avoiding ‘boring’ or ‘depressing’ news for scrolling social media, but accurate reporting has never been more vital 2024年12月21日 記事リンク ニュースを「退屈」「暗い」として敬遠し、SNSの娯楽性に逃げる人が増加。一方でフェイクニュースが蔓延する時代において正確な報道は不可欠だと筆者が主張。 メディア・情報リテラシーを論じるコラム。筆者の意見を理解・要約させる問題構成に向いており、高校生にも身近なテーマ。
29 Why has LinkedIn become so weird? 2024年8月28日 記事リンク ビジネスSNSのLinkedInが自己啓発や感情共有の場と化し、過剰な成功アピールが蔓延する現象をユーモラスに分析。自己ブランディング社会への皮肉も込められている。 SNS文化に関する軽妙な論調の記事。筆者の皮肉や批判的視点を読み取る問いが作りやすく、現代社会の自己表現を考えさせる内容。
30 West’s dominance is being challenged, with Brics summit showing emerging markets are unwilling to bow to pressure 2024年8月27日 記事リンク 南アフリカで開かれたBRICS首脳会議を機に、新興国が独自路線を強めており、欧米中心の世界秩序から多極化へ移行している状況を分析。 国際政治経済に関する記事。BRICS拡大など具体例が豊富で、要旨整理や国際関係を問う問題に応用しやすい。

これらの記事はそれぞれ環境問題、科学技術、社会・国際問題、文化芸術など、さまざまな角度から「現代」を映し出す内容を含んでおり、大学入試英語長文の題材として非常に有力だと考えられます。高校生でも十分興味を持って読めるトピックが多く、読解力だけでなく時事知識や思考力を磨く上でも大いに役立ちます。

2026年入試英語長文対策として、各記事を通読して背景知識をつかみつつ、専門用語やトピック特有の文脈を把握しておくと、新傾向の出題にも柔軟に対応できるようになるでしょう。ぜひ活用してみてください。