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原田英語マン
【2025年大学受験英語入試問題〈英文法・英単語・イディオム熟語問題集〉】は、早稲田・慶応・上智・東京理科大・明治・青山学院・中央・学習院・立教・法政・駒澤・立命館・同志社大学などの難関大学から、日本・東洋・駒澤・専修大学といった中堅私立大学、そして国立大学に2025年度入試で出題された問題を、大量にインプットしていくコーナーです。
【原田英語特製!解答&解説】
1. S
2. C
3. P
4. F
5. P
6. T
7. I
8. H
9. S
10. R
11. S
12. B
13. B
14. R
15. S
16. P
17. B
18. H
19. M
20. L
【解説】
1. school
- 問題の指定:名詞 流派
- 語義:通常は「学校」として知られていますが、「a school of painting(画派)」「a school of thought(思想の学派)」など「流派・学派」の意味を持ちます。
- 豆知識:有名なのは「シカゴ学派 (the Chicago school)」「ウィーン学派 (the Vienna school)」など。学問上の潮流・派閥を指すときによく使われます。
2. country
- 問題の指定:名詞 地方
- 語義:よく知られる「国」だけでなく、「田舎」「地方」を指す意味でも使われます。「go to the country」で「田舎へ行く」というニュアンスです。
- 豆知識:音楽のジャンル “country music” は米国南部の田舎(地方)から発展したのが名前の由来です。
3. part
- 問題の指定:動詞 分割する、分ける
- 語義:名詞「部分・役割」で学習することが多いですが、動詞になると「分ける」「別れる」を意味します (“to part ways” = 袂を分かつ)。
- 豆知識:「髪を分ける」は “to part one’s hair” と言います。
4. feel
- 問題の指定:名詞 感触
- 語義:動詞「感じる」で有名ですが、名詞では「手触り」「感触」「雰囲気」など。 “It has a rough feel.”(ざらざらした感触がある)のように使います。
- 豆知識:音楽や芸術作品などの「フィーリング」「雰囲気」を感覚的に表すときも “feel” が用いられます。
5. play
- 問題の指定:名詞 芝居
- 語義:動詞「遊ぶ」「(楽器を)演奏する」がよく知られますが、名詞では「劇・芝居」。シェイクスピア作品も “plays” と呼びます。
- 豆知識:演劇好きの会話では “Have you seen that new play?” のようなフレーズが自然に出てきます。
6. turn
- 問題の指定:名詞 曲がり角
- 語義:動詞「回る」「曲がる」イメージが基本ですが、名詞で「曲がり角」「順番」「回転」などを表します。
- 豆知識:道案内では “Take the next turn on your right.”(次の角を右折)といった使い方をします。
7. indeed
- 問題の指定:副詞 確かに
- 語義:「実に」「本当に」「確かに」といった賛同・強調の副詞。 “Yes, indeed.”(ええ、確かに)と返事にも使われます。
- 豆知識:ややフォーマル寄りの印象がありますが、カジュアルにも十分使えます。
8. house
- 問題の指定:動詞 収納する
- 語義:名詞「家」が有名ですが、動詞 “to house” は「(物を)収納する」「収容する」です。
- 豆知識:美術館や博物館の説明で “This museum houses a large collection of…” のように「所蔵している」と言う場面が典型です。
9. story
- 問題の指定:名詞 階
- 語義:通常は「物語・話」という意味で知られていますが、アメリカ英語では「建物の階数」を “story” と書きます(イギリス英語では “storey”)。
- 豆知識:「2階建ての家」= “two-story house” (米国綴り)。英国では “two-storey house” という表記です。
10. reason
- 問題の指定:名詞 理性、良識
- 語義:よく学ぶ「理由」の意味もありますが、哲学的には「理性・良識」を表す重要語。
- 豆知識:カントの著作 “Critique of Pure Reason” (『純粋理性批判』) で用いられる “reason” はまさに「理性」です。
11. study
- 問題の指定:名詞 書斎
- 語義:動詞「勉強する」、名詞「勉強・研究」として覚えている人が多いですが、家の「書斎」も “study” といいます。
- 豆知識:戸建てやマンションの間取りで “study room” と書く場合もあれば、シンプルに “study” だけの場合も。
12. besides
- 問題の指定:副詞 さらに、その上
- 語義:前置詞 “besides + 名詞” で「〜に加えて」、副詞では「そのうえ・さらに」を意味します。
- 豆知識:似た言葉に “beside” (〜のそばに) があるのでスペルに注意。“besides” は “in addition” に近い感覚で使われます。
13. book
- 問題の指定:動詞 予約する
- 語義:名詞「本」で有名ですが、動詞では「予約する」(ホテルやレストランなど) の意。 “to book a table” = テーブルを予約する。
- 豆知識:予約完了メールでよく “Thank you for booking with us.” と書かれています。
14. room
- 問題の指定:名詞 余地
- 語義:最初に覚えるのは「部屋」ですが、「余地・空間・余裕」などの抽象的意味もあります (例: “There’s no room for doubt.”)。
- 豆知識:物理的スペースのみならず、心理的・計画的にも「余裕を持たせる」= “make room for something” と言います。
15. stand
- 問題の指定:動詞 堪える(耐える)
- 語義:「立つ」という意味で有名ですが、“I can’t stand it.” は「それには堪えられない/我慢できない」の意味。ここでは「耐える・堪える」を表します。
- 豆知識:ほかにも “stand up for oneself” (自分を守る・自分の立場を主張する) など、比喩的にも幅広く使われる動詞です。
16. point
- 問題の指定:動詞 指さす
- 語義:名詞では「点」「要点」を表しますが、動詞 “to point (at/to 〜)” は「指し示す」の意。
- 豆知識:PC用語「マウスポインター」(mouse pointer) はこの “point” に由来し「指し示すもの」です。
17. body
- 問題の指定:名詞 組織、団体
- 語義:「身体」が代表的な意味ですが、“a governing body” は「統治組織」「管理団体」を表すなど、「組織・団体」も示します。
- 豆知識:「文章の本文」を “the body of the text” と言ったり、メール本文を “email body” と呼んだりもします。
18. hold
- 問題の指定:動詞 保留する
- 語義:「持つ」「維持する」がコアですが、“Please hold.” は電話で「保留にしてお待ちください」のニュアンス。
- 豆知識:イベントを「開催する」にも “to hold an event” が用いられます。いずれも「持ちこたえる・保つ」イメージが根底にあります。
19. meanwhile
- 問題の指定:副詞 その間に、一方では
- 語義:時間の経過や対比を示すときに使われる副詞。「そうしているうちに」「他方では」など、文頭で “Meanwhile, …” と書くと自然です。
- 豆知識:“in the meantime” とほぼ同義ですが、よりスッキリ文頭に置きやすい印象です。
20. land
- 問題の指定:動詞 着陸する
- 語義:名詞「陸」「土地」として有名ですが、飛行機などが “to land” すると「着陸する」。
- 豆知識:転じて “to land a job” は「仕事を得る」という比喩的表現で使われます。