原田英語ジャーナル

“make biscuits”「クッキーを作る」ってどういう意味?ネコにまつわる可愛い英語表現10個【原田英語ジャーナル2】

SNSを見ていると、猫に関する投稿が本当に多いですよね。それだけ猫には、人の心を癒やす大きな力があるのでしょう。そんな愛らしい猫たちですが、実は英語表現にもキュートなフレーズがたくさんあるのをご存じでしたか?

https://x.com/furykaicho/status/1884777162739486827

「make biscuits」は、猫が前足で“ふみふみ”する仕草をビスケット作りにたとえた表現です。これは子猫の頃、母猫のお乳を飲むときに前足で押す動作の名残で、猫が安心しているときによく見られます。英語圏の猫好きの間では、「うちの猫がビスケットを作ってるよ!」という感じで使われ、SNSに「My cat is making biscuits right now~.」と投稿すると「OMG so cute!(なんてかわいいの!)」といった反応をたくさんもらえるはずですよ。絵にするとこんな感じになります!

さて、今回はmake biscuitsのほかに、ネコちゃんに関するかわいらしい英語表現を9つご紹介していきましょう!!

2. 「Cat Loaf」

「Cat Loaf」は、猫が前足を体の下にすっぽり収めて香箱座りしている姿を、まるでパンのローフのようだとたとえた表現です。四角い物体かと思いきや実は猫だった、という瞬間に由来しています。英語圏では「ソファに最高のキャットローフを発見!」という感じでよく使われ、SNSに「I just found a perfect cat loaf on my couch!」と写真つきで投稿すると、「Loaf on the couch!? Cute!!」といったコメントがたくさんつきますよ。

3. 「Blep」

「Blep」は、猫がちょこんと舌を出したまま、まるで固まったようにフリーズしている姿を指す言葉です。舌が出たままなのに、なぜ気づかないんだろう…?というミステリアスさと、そのちょっと間の抜けた可愛さが人気の理由。英語圏の猫好きは「Look at this blep!」とSNSに投稿して、「That blep is everything!(その舌出しが最高!)」などのリアクションをもらうことが多いです。


4.「Mlem」

「Mlem」は、「Blep」の進化系ともいわれる、猫が舌をペロペロと動かしている瞬間を表現するスラングです。ちょっとだけ出した舌を器用に動かす様子が見ていてたまらなく可愛い、という気持ちがその音(擬音)から伝わってきます。英語圏の人たちは、この様子を動画や連続写真にして「Mlem!」と投稿し、「可愛すぎて無理…!」というリアクションを楽しんでいるようです。


5. 「Toe Beans」

「Toe Beans」は、猫の肉球を“豆(Beans)”にたとえた超キュートな呼び名です。ピンクや黒、まだら模様といったさまざまなバリエーションがあり、丸みのあるフォルムが見ているだけで癒やされると大人気。SNSで「Look at these toe beans!」と写真をアップすれば、「I wanna touch those beans!(その豆に触りたい!)」というコメントが絶えないことでしょう。


6.「Sploot」

「Sploot」は、猫や犬が後ろ足をピーンと伸ばして腹ばいになるポーズを指す言葉です。特に犬がよくやるイメージですが、猫がやっているところはレア中のレア。英語圏の飼い主は、「My cat is doing a sploot and I’m freaking out!!(うちの猫がスプルートしてる!やばい!)」などとSNSに投稿し、その珍しさと可愛さを存分にアピールしています。


7.「Floof」

「Floof」は、もふもふの長毛やふわふわな毛並みを表すスラングで、「fluffy」の可愛らしい言い換えのようなイメージです。見た目のボリュームと手触り感を想起させる響きで、思わず抱きしめたくなるのがポイント。英語圏の猫好きは「The floof is strong with this one(この子、モフ度がすごい)」といった投稿をして、コメント欄を「もふらせて!」の声でにぎわせています。


8.「Boop (the Snoot)」

「Boop」は、指先で猫の鼻先(snoot)を「ちょん」と軽くつつく動作を表す擬音です。ほんの一瞬、世界が止まるような尊さがあるということで、海外のSNSでも人気の表現。「Boop!」の一言とともに鼻先クローズアップの写真や動画をアップすると、「That boop is so cute!」といったコメントが集まり、飼い主と猫の信頼関係をうらやむ声も多数です。


9.「Purrito」

「Purrito」は、「purr(ゴロゴロ)」と「burrito(ブリトー)」を組み合わせた造語で、タオルや毛布などにくるまれた猫の姿を指します。顔だけちょこんと出した様子が可愛すぎるうえに、ゴロゴロ音が響いていると、その愛らしさは反則級。英語圏では、「My cat is the cutest purrito tonight!(今夜はうちの猫が最高のパリート!)」と投稿して、みんなで悶絶しています。


10.「Chonky Cat」

「Chonky Cat」は、ややぽっちゃりな体型の猫を愛情たっぷりに呼ぶスラングです。「ちょんきー」と発音する響きが、ふっくら感をいっそう際立たせます。SNSでは「My cat’s getting a bit chonky, but I can’t handle this level of cuteness!(ちょっと太ってきたけど、その可愛さに耐えられない!)」といった投稿が多く、「うちの子も!」と共感のコメントが相次ぎます。

【原田英語ジャーナル】このコーナーでは、高校英語教師の原田高志が大学受験英語や、学習全般に役立つ深堀りコラムを執筆&掲載していきます。英検1級や全国通訳案内士の資格に独学&一発合格したノウハウをふんだんに詰め込んで、皆さんに役立つ情報をご提供します。