今日の大学入試英語問題

【今日の大学入試英語問題 <6回目>】~英会話文・会話表現6~

問 1 【学習院大学(文・理)2023】

A: Hi! You’re early this morning.
B: I know. I didn’t want to be late, so I (  ) my alarm earlier than usual.

(イ) heard (ロ) made (ハ) set (ニ) woke

解答・解説

【正解】(ハ)

A:おはよう!今朝は早いね。
B:うん。遅刻したくなかったから、いつもより早くアラームをセットしたんだ。

(イ) 聞いた
(ロ) 作った
(ハ) セットした
(ニ) 起きた

【解説】

この会話では、「set my alarm」(アラームをセットする)という表現が使われています。目覚まし時計やアラームの設定をする際に一般的に使用される表現です。「set」は「セットする、設定する」という意味で、「alarm」と組み合わせて使うのが自然です。よって(ハ)が正解です。他の選択肢は以下の理由で不適切です:

– heardは「聞いた」という意味で、アラームの設定を表現する際には使いません
– madeは「作った」という意味で、アラームとの組み合わせは不自然です
– wokeは「起きた」という意味で、アラームを設定する行為を表現できません

【ボキャブラリーチェック】

☆ I know:(その通り)知ってる
☆ didn’t want to:〜したくなかった
☆ be late:遅刻する
☆ set alarm:アラームをセットする
☆ earlier than usual:いつもより早く

問2. 【学習院大学(文・理)2023】

A: Hi, do you know what time the meeting will start today?
B: Haven’t you heard? The meeting was called off at the (  ).

(イ) last hour (ロ) last minute (ハ) last time (ニ) last week

解答・解説

【正解】(ロ)

A:あのう、今日の会議は何時から始まるか知ってる?
B:聞いてないの?会議は直前にキャンセルになったよ。

(イ) 最後の1時間
(ロ) 最後の瞬間(直前)
(ハ) 前回
(ニ) 先週

【解説】

この会話では、「at the last minute」(直前に、ぎりぎりのタイミングで)という表現が使われています。急な予定の変更や決定を表現する際によく使用される慣用句です。「called off」(キャンセルされた)という表現と組み合わさって、会議が直前でキャンセルされたことを伝えています。よって(ロ)が正解です。他の選択肢は以下の理由で不適切です:

– last hourは「最後の1時間」という意味で、この文脈では不自然です
– last timeは「前回」という意味で、直前のキャンセルを表現する際には使いません
– last weekは「先週」という意味で、今日の会議についての会話の文脈に合いません

【ボキャブラリーチェック】

☆ haven’t you heard:聞いていないの
☆ called off:キャンセルされた
☆ at the last minute:直前に

問3. 【学習院大学(文・理)2023】

A: Hi there! Long time no see!
B: Hey! I haven’t seen you (  ). What’s up?
A: I’ve been really busy. I don’t seem to have any free time.

(イ) for ages (ロ) for always (ハ) for now (ニ) for then

解答・解説

【正解】(イ)

A:やあ!久しぶり!
B:おー!本当に長い間会ってなかったね。調子はどう?
A:すごく忙しくて。自由な時間がないみたい。

(イ) とても長い間
(ロ) いつも
(ハ) 今のところ
(ニ) その時

【解説】

この会話では、「I haven’t seen you for ages」(とても長い間会っていない)という表現が使われています。「for ages」は「とても長い間」という意味の慣用句で、「Long time no see!」(久しぶり!)という最初の挨拶とも意味的に一致します。よって(イ)が正解です。他の選択肢は以下の理由で不適切です:

– for alwaysは「いつも」という意味で、この文脈では文法的に不自然です
– for nowは「今のところ」という意味で、長い間会っていないという状況を表現できません
– for thenは「その時」という意味で、この文脈では不適切です

【ボキャブラリーチェック】

☆ long time no see:久しぶり
☆ for ages:とても長い間
☆ what’s up:調子はどう

問4. 【学習院大学(文・理)2023】

A: Did you call Kate?
B: Yes, I did. She wasn’t home when I called, but her roommate offered (  ) a message for me.

(イ) to bring (ロ) to do (ハ) to put (ニ) to take

解答・解説

【正解】(ニ)

A:ケイトに電話した?
B:うん、したよ。電話した時には家にいなかったけど、ルームメイトがメッセージを預かってくれると言ってくれたよ。

(イ) 持ってくる
(ロ) する
(ハ) 置く
(ニ) 預かる

【解説】

この会話では、「to take a message」(メッセージを預かる)という表現が使われています。電話の会話で誰かが不在の際、メッセージを預かることを表現する一般的な言い方です。「take a message」は電話応対でよく使用される定型表現です。よって(ニ)が正解です。他の選択肢は以下の理由で不適切です:

– to bringは「持ってくる」という意味で、メッセージを預かる状況では使いません
– to doは「する」という意味で、この文脈では具体性に欠けます
– to putは「置く」という意味で、メッセージを預かる行為を適切に表現できません

【ボキャブラリーチェック】

☆ wasn’t home:家にいなかった
☆ roommate:ルームメイト
☆ offered:申し出た
☆ take a message:メッセージを預かる

問5. 【学習院大学(文・理)2023】

A: I think our new plan is good. Don’t tell anyone about it yet.
B: Of course. I wouldn’t (  ) it.
A: Good. See you on Monday.

(イ) dream about (ロ) dream of (ハ) sleep in (ニ) sleep on

解答・解説

【正解】(ロ)

A:新しい計画はいいと思う。まだ誰にも言わないでね。
B:もちろん。そんなことは考えもしないよ。
A:よかった。月曜日に会おう。

【解説】

この会話では、「I wouldn’t dream of it」(そんなことは考えもしない、絶対にしない)という慣用句が使われています。これは強い否定を表現する時によく使われる表現で、この場合、秘密を漏らすことは絶対にないという強い約束の意味になります。よって(ロ)が正解です。他の選択肢は以下の理由で不適切です:

– dream aboutは「〜について夢を見る」という意味で、この慣用句としては使いません
– sleep inは「寝坊する」という意味で、文脈に合いません
– sleep onは「(決定を)一晩置いて考える」という意味で、この状況では不適切です

【ボキャブラリーチェック】

☆ wouldn’t dream of:〜することなど考えもしない