問 1 【学習院大学(法・経済)2024】
A: Is everyone here now?
B: Yes, they are.
A: ( ), let’s get started.
(イ) Actually (ロ) In fact (ハ) Really (ニ) Right
【正解】 (ニ)
◆会話と選択肢の訳
A:みんな来ましたか?
B:はい、来ています。
A:よし、始めましょう。
(イ) 実は (ロ) 実際 (ハ) 本当に (ニ) よし
【解説】
Aの最初の質問「みんな来ましたか?」に対して、Bが「はい、来ています」と肯定的な返事をしています。その後、会議や活動を開始する場面で、承認や同意を示す表現として (ニ) Right「よし」が最も自然です。他の選択肢は、この文脈では違和感があります。
【ボキャブラリーチェック】
☆ Actually:実際は、実は(予想と異なる事実を述べる際に使用)
☆ In fact:実際(に)、事実(として)
☆ Really:本当に、実際に
☆ Right:よし、そうだね(同意や承認を示す)
☆ get started:始める、開始する
問2. 【学習院大学(法・経済)2024】
Between friends
A: I’d love to be able to meet Sara, but she’s still in New York.
B: Oh, ( )? She came back yesterday.
(イ) can you guess (ロ) do you know (ハ) haven’t you heard (ニ) won’t you expect
【正解】(ハ)
◆会話と選択肢の訳
A:サラに会えたらいいのに、でも彼女はまだニューヨークにいるの。
B:えっ、( )?彼女は昨日帰ってきたわよ。
(イ) 当ててみて
(ロ) 知っている?
(ハ) 聞いていなかったの?
(ニ) 期待しないの?
【解説】
Aが「サラはまだニューヨークにいる」と思っているのに対して、Bは「サラは昨日帰国した」という事実を知っています。この会話の流れでは、相手が重要な情報を知らないことに対する驚きを表現する(ハ) haven’t you heard「聞いていなかったの?」が最も自然です。他の選択肢は以下の理由で不適切です:
・can you guessは推測を求める表現で、既に起きた事実には使えません
・do you knowは単なる質問で、驚きのニュアンスが不足しています
・won’t you expectは期待についての表現で、文脈に合いません
問3. 【学習院大学(法・経済)2024】
A: What’s the weather like in Paris in July?
B: Oh, I’m not sure. Why do you ask?
A: Oh, it’s ( ) that I’m planning on visiting.
(イ) exactly (ロ) good (ハ) just (ニ) right
【正解】(ハ)
◆会話と選択肢の訳
A:7月のパリの天気はどんな感じ?
B:よく分からないわ。なぜ聞くの?
A:あっ、ただ訪れる予定なんです。
(イ) まさに
(ロ) 良い
(ハ) 単に~だ(ただ~だけだ)
(ニ) 正しい
【解説】
この会話では、Aが理由を尋ねられて控えめに答える場面です。「It’s just that…」は「ただ〜だけです」「単に~なんです」という慣用表現で、理由を控えめに説明する時によく使われます。この文脈では(ハ) justが正解です。他の選択肢は以下の理由で不適切です:
・exactlyは「まさに」という意味で、控えめな説明には合いません
・goodは「良い」という意味で、この慣用表現の一部としては使えません
・rightは「正しい」という意味で、この表現には使用できません
【ボキャブラリーチェック】
☆ weather:天気
☆ like:〜のような
☆ sure:確かな
☆ plan on:〜する予定である
☆ It’s just that…:ただ〜だけです(控えめな説明をする時の表現)
問4. 【学習院大学(法・経済)2024】
A: I don’t ( ) you could lend me your bicycle, could you?
B: Sure. How long do you need it?
(イ) hope (ロ) say (ハ) suppose (ニ) understand
【正解】(ハ)
◆会話と選択肢の訳
A:自転車を貸してもらえないかと思うんだけど。
B:いいよ。どのくらいの期間必要なの?
(イ) 希望する
(ロ) 言う
(ハ) 思う
(ニ) 理解する
【解説】
この会話では、Aが丁寧に自転車を借りる依頼をしています。「I don’t suppose … could you?」は「〜してもらえないでしょうか」という控えめな依頼表現です。遠慮がちに頼む時によく使われる丁寧な言い方で、(ハ) supposeが正解です。他の選択肢は以下の理由で不適切です:
・hopeは「希望する」という意味で、この慣用表現には使えません
・sayは「言う」という意味で、この文脈では不自然です
・understandは「理解する」という意味で、依頼の表現には適しません
【ボキャブラリーチェック】
☆ lend:貸す
☆ bicycle:自転車
☆ I don’t suppose…:〜かと思うのですが(控えめな依頼表現)
問5. 【学習院大学(法・経済)2024】
A: Are you free tomorrow?
B: ( ). I just need to rearrange my schedule a little.
(イ) I can be (ロ) I do try (ハ) I must not
(ニ) I should have
【正解】(イ)
◆会話と選択肢の訳
A:明日は空いてる?
B:空けられるよ。スケジュールを少し調整する必要があるけど。
(イ) 空けられる
(ロ) 努力はする
(ハ) してはいけない
(ニ) すべきだった
【解説】
この会話では、Bが明日の予定について、調整すれば時間が作れることを伝えています。「I can be」は「時間を空けることができる」という意味で、後に続く「スケジュールを調整する必要がある」という文とも自然につながります。よって(イ)が正解です。他の選択肢は以下の理由で不適切です:
・I do tryは「努力はする」という意味で、予定の有無を答える場面では不自然です
・I must notは「してはいけない」という禁止の表現で、文脈に合いません
・I should haveは「すべきだった」という過去の後悔を表す表現で、この状況では使えません
【ボキャブラリーチェック】
☆ free:空いている、暇な
☆ rearrange:再調整する
☆ schedule:予定、スケジュール
☆ a little:少し
☆ can be:〜できる、〜になれる