☆共通テスト2025年英語時間配分は?第8問構成と第6問構成対応!
2025年の共通テスト英語(リーディング)の大問数については、現時点で確定的な情報は公表されていません。2022年のモニター調査では8問構成が使用されましたが、これは従来の中問を大問として数えた結果であり、実際の問題量が大幅に増加したわけではありません。一方で、従来通りの6問構成が維持される可能性も考えられます。最終的な出題形式は大学入試センターからの正式発表を待つ必要がありますが、試験時間は80分と決定されています。受験生は両方の可能性を視野に入れつつ、過去問や公表された試作問題を活用し、語彙力の強化や情報処理能力、速読力の向上など、総合的な英語力を高めることが重要です。
【第8問構成時間配分チートシート】
様々な参考書や問題集、そして模擬試験を研究すると、おおよそ時間配分には2パターンあります。このいずれかのうちで、しっくりとくるものを採用する、またはアレンジして自分にあった時間配分を作るとよいでしょう!
<<パターン1>>
1. 時間配分(全体を3つのセクションに分ける!)
– 全体:80分
– Section 1 (問1-4):20分
– Section 2 (問5-6):30分
– Section 3 (問7-8):30分
2. 読解スピード
– 1ページ≒3分
– 解答時間:1問20-30秒
3. Section 1 (問1-4) の特徴
– 生活文(掲示、案内など)
– 各問5分で解く
– 共通テスト型設問に注意
a) 2ポイント照合問題
b) fact/opinion 分別問題
c) 順序整理問題
4. Section 2 (問5-6) の特徴
– 問5:生活文(12分)
– 問6:研究資料(18分)
– 複数ポイント照合問題
– 段階的な読解と解答
5. Section 3 (問7-8) の特徴
– 問7:物語文(18分)
– 問8:評論文(12分)
– 通常の長文読解
6. 攻略のコツ
– 共通テスト型設問の特徴を理解
– 時間配分を厳守
– 各問題の特性に合わせた読み方
– プレゼン資料など補助情報の活用
<<パターン2>>
1. 総時間配分
– 全体:80分
2. 各問の特徴と時間配分
a. 第1問 (5分):テキストメッセージ・広告
– 2分:全体把握
– 3分:細部確認と解答
b. 第2問 (6分):広告・レポート
– 3分:全体の流れ把握
– 3分:設問解答
c. 第3問 (6分):図表・イラスト問題
– 2分:図表分析
– 4分:関連文章読解と解答
d. 第4問 (7分):読解・作文統合型
– 3分:文章全体読解
– 4分:設問解答(トピックセンテンス・要約文選択)
e. 第5問 (12分):マルチパッセージ
– 5分:両文章スキミング
– 7分:設問解答(必要情報に集中)
f. 第6問 (15分):複数文章・資料総合
– 6分:全体スキャニング
– 9分:詳細読解と解答
g. 第7問 (14分):伝記・物語文
– 6分:ストーリー全体把握
– 8分:細部設問解答
h. 第8問 (15分):評論文
– 7分:文章全体読解(主旨注目)
– 8分:設問解答
3. 攻略のコツ
– 各問題の特性に合わせた読解戦略を立てる
– 時間配分を厳守し、効率的に解答する
– スキミングやスキャニングを適切に使い分ける
– 主旨や全体の流れを把握してから細部に注目する
【第6問構成時間配分チートシート】
<<パターン1>>
大問1:8分
– 1A:3分
– 1B:5分
大問2:13分
– 2A:7分
– 2B:6分
大問3:10分
– 3A:4分
– 3B:6分
大問4:10分
大問5:14分
大問6:20分
– 6A:9分
– 6B:11分
残り時間:5分(見直し用)
時間配分のポイント
1. 前半を素早く解く:大問1〜3は比較的簡単な問題が多いため、迅速に解答します。
2. 後半に時間を確保:大問4以降は長文読解が中心となり、難易度も上がるため、多めの時間を確保します。
3. 大問6を重視:最も配点が高く難易度も高いため、十分な時間を確保します。
4. 見直し時間を設定:5分程度の見直し時間を設けることで、ケアレスミスを防ぎます。
5. 柔軟な調整:自分の得意・不得意に応じて、各大問の時間配分を±2分程度調整しても構いません。
実践的アドバイス
– 試験開始から35分程度で大問3までを終わらせることを目指しましょう。
– 設問を先に読み、何が問われているかを把握してから本文を読むことで時間を節約できます。
– 難しい問題に固執せず、解ける問題から解いていくことが重要です。
<<パターン2>>
総所要時間:80分
各設問の特徴と時間配分
1. 第1問(8分)
– A部:3分、B部:5分
– 特徴:短文や広告文の速読が求められる
– ポイント:素早く全体を把握し、迅速に解答
2. 第2問(13分)
– A部:7分、B部:6分
– 特徴:やや長めの広告文や報告書形式
– ポイント:丁寧な読解が必要、細部に注意
3. 第3問(10分)
– A部:4分、B部:6分
– 特徴:視覚資料を含む問題
– ポイント:図表とテキストの関連性を意識
4. 第4問(10分)
– 特徴:複数の文章を比較する形式
– ポイント:重要情報を効率的に抽出、全文読解は不要
5. 第5問(12分)
– 特徴:ストーリー性のある長文
– ポイント:文脈を理解し、推測問題は選択肢の絞り込みで時間短縮
6. 第6問(27分)
– A部:12分、B部:15分
– 特徴:難度の高い論説文
– ポイント:リーディング最難関、時間配分に注意
解答のヒント
– 各問の特性を理解し、適切な読解方略を選択
– 制限時間を意識しながら効率的に解答
– 文章全体の構造や主旨を把握してから詳細へ
– 必要に応じてスキミングやスキャニングを活用