1日5分英文&多読!【音声つき】

【1日5分英文多読&速読】<1>”Internet Access and Well-being”~大学入試英語頻出トピックを問題&音声つきで読もう!~

原田英語マン
原田英語マン
このコーナーでは、1日1本皆さんに役立つトピックを扱った英文(200words~程度)を英文・問題・解答解説・重要単語&音声付きでアップしていきます。速読用に、多読用に、そして何よりも大学入試に出るトピックなので、入試対策に役立ててください!!1日1本更新します!時間にして3~5分で気軽に学習できます!毎日英文を読む習慣をつけちゃいましょう!

【WPMの測定手順】

1. 読む前に設問を確認する
2. 時計(ストップウォッチ)を見ながら、英文を最初から最後まで読み、かかった秒数を記録する
3. 設問に解答する
4. 答え合わせをして正解数を確認する

以下の計算式でWPMを算出する

WPM = 語数 ÷ 読むのにかかった秒数 × 60 × 正解数 ÷ 設問数

※読んだ内容の理解を測定せずただ英文を読むスピードをチェックしたい場合は、WPM = 語数 ÷ 読むのにかかった秒数 × 60 まででOK。

Internet Access and Well-being

A new study from the UK suggests that having Internet access is beneficial for our health. Researchers examined data on Internet use and mental health from 168 countries, involving two million people aged 15 to 99, collected between 2006 and 2021.

The study found that people with Internet access were 8% happier than those without it. Researchers looked at factors like life satisfaction and happiness with social life.

Internet access seems to have similar positive effects as walking in nature. It helps people learn new things, enjoy hobbies, watch movies, and make friends. However, this study didn’t investigate the impact of social media, which other studies have shown can negatively affect mental health.

One researcher, Tobias Dienlin, pointed out that this study can’t determine if social media is harmful or if schools should ban smartphones. He added that different ways of using the Internet can have varying effects on people’s well-being.

In conclusion, while Internet access appears to have overall positive effects on well-being, it’s important to consider how it’s used. More research is needed to fully understand the impact of different Internet activities on mental health. (191words)

☆Answer the questions☆

(1) What percentage happier were people with Internet access compared to those without?
a) 5% b) 8% c) 10% d) 15%
(2) What activity is Internet access compared to in terms of positive effects?
a) Reading books b) Playing sports c) Walking in nature d) Watching TV
(3) What aspect of Internet use did the study not investigate?
a) Learning new things b) Enjoying hobbies c) Watching movies d) Social media use
(4) According to the researcher, what can have different effects on people’s well-being?
a) Age of users b) Country of residence c) Different ways of using the Internet d) Time spent online


【全訳】インターネットアクセスと幸福感

イギリスの新しい研究によると、インターネットへのアクセスは私たちの健康に良いとされています。研究者たちは168か国におけるインターネット利用とメンタルヘルスに関するデータを調査しました。2006年から2021年の間に収集された、15歳から99歳までの200万人のデータが対象でした。

研究では、インターネットにアクセスできる人々は、アクセスできない人々と比べて8%幸福度が高いことが分かりました。研究者たちは生活満足度や社会生活での幸福度などの要因を調べました。

インターネットへのアクセスは、自然の中を歩くのと同じような良い効果があるようです。それは人々が新しいことを学んだり、趣味を楽しんだり、映画を見たり、友達を作ったりするのに役立ちます。しかし、この研究ではソーシャルメディアの影響は調査されませんでした。他の多くの研究では、ソーシャルメディアがメンタルヘルスに悪影響を与える可能性があることが示されています。

研究者の一人であるトビアス・ディーンリンは、この研究はソーシャルメディアが有害かどうか、また学校でスマートフォンを禁止すべきかどうかを判断することはできないと指摘しました。彼はまた、インターネットの使い方によって、人々の幸福感への影響は大きく異なると付け加えました。

結論として、インターネットへのアクセスは全体的に幸福感にプラスの影響を与えるようですが、その使用方法を考慮することが重要です。異なるインターネット活動がメンタルヘルスに与える影響を完全に理解するには、さらなる研究が必要です。

【Answer】

(1) b) 8%
解説:本文で、インターネットアクセスがある人はない人と比べて8%幸福度が高いと述べられています。
(2) c) Walking in nature
解説:本文では、インターネットアクセスは自然の中を歩くのと同様の良い効果があるとされています。
(3) d) Social media use
解説:研究はソーシャルメディアの影響を調査しなかったと明確に述べられています。
(4) c) Different ways of using the Internet
解説:研究者のトビアス・ディーンリンは、インターネットの異なる使用方法が人々の幸福感に様々な影響を与えると述べています。

【入試超絶頻出単語】

□ access (アクセス) □ well-being (幸福、健康) □ mental health (メンタルヘルス) □ satisfaction (満足) □ hobby (趣味) □ impact (影響) □ social media (ソーシャルメディア) □ ban (禁止する) □ smartphone (スマートフォン) □ vary (さまざまである) □ conclusion (結論) □ overall (全体的な)
□ consider (考慮する) □ research (研究) □ activity (活動)

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