☆「あじさい」は英語で【hydrangea】
梅雨の季節に美しく咲く「あじさい」。この花の英語名をご存知ですか?実は “hydrangea” (ハイドレンジア)が「あじさい」の正式な英語表現なんです!
“hydrangea” はギリシャ語の “hydor”(水)と “angos”(容器)に由来しています。これは、あじさいが水を好む性質を表しているんですね。
日本では「紫陽花(あじさい)」と書きますが、英語の “hydrangea” には紫や太陽の意味は含まれていません。代わりに、水をたくさん必要とする特徴が名前に反映されているんです。
例えば、庭にあじさいがたくさん咲いている様子を表現したい時は、
“The garden is full of beautiful hydrangeas in bloom.”
(庭には美しく咲いたあじさいがいっぱいです)
と言えます。
また、あじさいの色が変わる特徴を説明する時は、
“Hydrangeas can change color depending on the soil pH.”
(あじさいは土壌のpHによって色が変わることがあります)というように使えます。
面白いのは、日本語の「あじさい」が漢字で「紫陽花」と書かれるのに対し、英語の “hydrangea” は全く異なる語源を持っているところです。
他にも、あじさいを表す英語表現としては、
“hortensia” (主にヨーロッパで使用)や
“changeability” (色が変わる特性から)なども使われることがあります。
でも一般的な会話では “hydrangea” が最も一般的で理解されやすい表現です。ガーデニング好きの外国人の友達と話す時などに、ぜひ使ってみてください。
というわけで、今度あじさいの話をする機会があったら、ぜひ “hydrangea” という単語を使ってみてくださいね!日本の梅雨の風物詩について、より深い会話ができるかもしれませんよ。
【音声つき例文】
☆The hydrangeas are in full bloom, creating a beautiful sea of blue and purple.
「あじさいが満開で、青と紫の美しい花の海を作り出しています。」
★ I love how hydrangeas change color throughout the season.
「日本語訳:あじさいが季節を通じて色を変えていく様子が大好きです。」
紫陽花を英語で紹介!(動画つき)
Hydrangeas are beautiful flowers that bloom in summer. The English name “hydrangea” comes from Greek words meaning “water vessel,” referring to the shape of its seed capsules. In Japanese, they’re called “ajisai,” which means “gathering of blue things.”
Hydrangeas have a long history in Japan, dating back over 1,000 years. They were first mentioned in Japanese literature in the 8th century. In the past, people used hydrangea leaves to make tea.
These flowers change color depending on the soil’s acidity. In acidic soil, they become blue, while in alkaline soil, they turn pink. This unique feature makes them popular in gardens worldwide.
In Japan, hydrangeas are associated with the rainy season. They’re often seen at temples and shrines, adding color during gloomy weather. There’s a famous temple in Kamakura called “Hydrangea Temple” because of its beautiful hydrangea garden.
Here’s a fun fact: In the language of flowers, hydrangeas can mean “gratitude,” “apology,” or even “boastfulness.” So, be careful when giving hydrangeas as a gift – the meaning might depend on the situation!
【訳】
紫陽花は夏に咲く美しい花です。英語名の「ハイドレンジア」はギリシャ語で「水の器」を意味し、種子カプセルの形を指しています。日本語では「紫陽花(あじさい)」と呼ばれ、「青いものの集まり」という意味です。
紫陽花は日本で1000年以上の歴史があり、8世紀の日本文学に初めて登場しました。昔は、紫陽花の葉でお茶を作っていました。
これらの花は土壌の酸性度によって色が変わります。酸性土壌では青く、アルカリ性土壌ではピンクになります。この特徴のため、世界中の庭で人気があります。
日本では、紫陽花は梅雨の季節と関連しています。寺社でよく見られ、曇りの天気に彩りを添えます。鎌倉には美しい紫陽花の庭があることから「あじさい寺」と呼ばれる有名な寺があります。
豆知識:花言葉では、紫陽花は「感謝」「謝罪」「自慢」を意味することがあります。紫陽花を贈る時は注意が必要です – 状況によって意味が変わるかもしれません!