最新英語スラングBEST100(2025年版)

【2025年最新版】英語スラングBEST100 ~SNSや日常会話でよく使われる!知っておくべき英語略語・スラング集【3】41~60

今回は、2025年に知っておくべき最新のスラング100選を一挙にまとめました。SNS上の小粋な会話からリアルな雑談の場まで、「それってどういう意味?」を卒業して一歩リードするためのヒントがきっと見つかるはずです。ぜひこの一覧を参考に、新しい言葉のトレンドをキャッチアップしてみてください。

41. Vibe check(バイブチェック)

【意味】 直訳「雰囲気チェック」。転じて「元気?ノリはどう?」と相手の気分や場の雰囲気を確認するカジュアルな表現。

【例文】 “Vibe check – everyone feeling good?”(「バイブチェック~。みんな調子どう?」)

【解説】 2019年頃TumblrやTikTokで登場し、当初はジョークミーム(突然「Vibe check!」と言って殴る)だったが、現在は単純に友人の機嫌を尋ねる言い回しに。「He passed the vibe check(空気読めてた)」などとも使われる。

42. Yassify(ヤッシファイ)

【意味】 写真を「過剰に盛る」「グラマラスに加工する」というネット俗語。フェイスフィルターやメイク加工で別人のように美化すること。

【例文】 “She yassified her profile pic – I almost didn’t recognize her.”(「彼女、プロフィール写真をヤッシファイしてて、誰だか分からなかったよ」)

【解説】 「Yas queen!(イエス・クイーン!=最高よ女王!)」という賞賛表現から生まれた動詞。2021年に「Yassify Bot」が有名人の写真を盛り盛りに加工して話題に。派手なアイメイクや肌補正でゴージャスに見せる加工を「yassification」と呼ぶ。

43. Side eye(サイドアイ)

【意味】 横目でじろりと見る「冷ややかな目つき」「疑い・非難・呆れの視線」。ミームとしては批判的反応を表す。

【例文】 “When he started bragging, I gave him major side eye.”(「彼が自慢し始めたとき、思いっきりサイドアイで見たわ」)

【解説】 横目で見下す仕草。TikTokでは「Bombastic side eye」音声が流行し、「呆れた目線」をコミカルに表現するミームが人気。コメント欄で “👀 side eye” と書くと「それ呆れるわ」の意味になる。

44. Spill the tea(スピル・ザ・ティー)

【意味】 「お茶をこぼす」の直訳から「ゴシップ話を暴露する」「秘密をバラす」という意味に転じたスラング。

【例文】 “I heard something happened at the party. Spill the tea!”(「パーティーで何かあったんだって?ティーをこぼしてよ!(教えて!)」)

【解説】 ドラァグクイーン界隈由来。秘密の「T(truth)」=お茶(tea)として「ティーをこぼす→真実を話す」と比喩。2020年代には「sit down, let me spill some tea」のように使われる。ミーム化して単に「tea」を「ネタ」「暴露話」の意味で使うこともある。

45. Receipts(レシート)

【意味】 スラングで「言動の証拠」を指す。SNSで論争になった時、スクショやログなど裏付け資料を「レシート」と呼ぶ。

【例文】 “She claimed she never lied, but I have receipts.”(「彼女は嘘ついてないって言ったけど、私ちゃんとレシート持ってるから」)

【解説】 領収書に例え、「証拠となる記録を提示する」ことをカジュアルに表現。「Receipts or it didn’t happen(証拠を出せ)」などのフレーズも定着している。

46. IYKYK(アイワイケーワイケー)

【意味】 “If You Know, You Know”(知ってる人は知っている)の略。共通の経験や内輪ネタを「分かる人だけ分かればいい」的に示す。

【例文】 “Last night was wild… IYKYK.”(「昨夜はヤバかった…アイワイケーワイケー(察しの良い人だけ分かる)」)

【解説】 ハッシュタグやSNS投稿で「詳しくは言わないけど、わかるよね?」と使われる。口頭ではアルファベット読みするか、略さず“Iif you know, you know.”と言う場合も。

47. FR(エフアール)

【意味】 “For Real”の略で、「マジで」「本当にね」という同意・共感の相槌。

【例文】 “This week has been exhausting.” “FR.”(「今週マジ疲れた」「それな」)

【解説】 若者のテキスト会話で頻出。単独で“FR.”と送ると「本当にそれ」「ガチでね」のニュアンス。質問形“FR?”は「マジで言ってる?」、さらに強調のFRFR(for real for real)もある。

48. Deadass(デッドアス)

【意味】 「ガチで」「真剣に」という意味の若者スラング。主にニューヨーク発祥で、本気度を強調する副詞的表現。

【例文】 “I’m deadass gonna study all night.”(「マジで今夜は徹夜で勉強するつもり」)

【解説】 「Dead + ass」が語源とされる。ニューヨーク圏の口癖として知られ、SNSを通じ全米の若者に広まった。「I’m deadass.(マジだよ)」や「Deadass?(本当?)」などカジュアルに使う。

49. On God (ONG)(オンガッド)

【意味】 「マジで」「本当に」の意味。「神に誓って」を略した表現で、相手への強い賛同や主張の真実味を強調。

【例文】 “This is the best pizza in town, on God.”(「ここのピザが街で一番だよ、マジで」)

【解説】 “I swear to God”を短くした形。「ONG」と略すこともあり、日常会話で「誓って」「ガチ」と強調したいときに使われる。フォーマルな場には不向き。

50. Pick me (girl)(ピックミー(ガール))

【意味】 「他の女性を貶めつつ、自分は特別だと男性にアピールする女性」を指すネット俗語。

【例文】 “She said she hates shopping to impress the guys – such a pick me girl move.”(「男に媚びるために買い物嫌いだって言ってたけど、典型的なピックミーガールだね」)

【解説】 他の女性を否定しながら男性に「私って他の子と違うでしょ」とアピールする行為を揶揄する言葉。男性版(Pick me boy)もあるが、主に女性に対して使われる。

51. Glow up(グローアップ)

【意味】 見違えるほど垢抜けること。容姿やライフスタイルが劇的に向上・成長する様子を指す。

【例文】 “Have you seen her recent photos? Major glow up!”(「彼女の最近の写真見た?めっちゃグローアップしてるよ!」)

【解説】 “grow up”をもじったスラング。思春期からの成長や、メイク・ダイエットで大変身した際の称賛として使われる。TikTokやYouTubeで「#glowup」チャレンジなども人気。

52. Understood the assignment(アンダーストゥッド・ジ・アサインメント)

【意味】 「期待された役割・課題を完璧に理解し、やり遂げた」という意味のスラング。

【例文】 “The DJ really understood the assignment at the party.”(「そのパーティーのDJ、完全に“課題を理解して”たね」)

【解説】 2021年頃からTikTokやTwitterで流行。「She understood the assignment.」=「空気を読んで期待以上の結果を出した」の意。仮装パーティなどで際立った人に対する称賛としても使われる。

53. BDE(ビー・ディー・イー)

【意味】 “Big Dick Energy”の略。「自信に満ち溢れ、余裕のあるオーラ」。性別問わず自然体の大物感を醸し出す人への褒め言葉。

【例文】 “Even in a room of celebrities, she’s got BDE.”(「有名人が何人いようと、彼女はBDEがあるね」)

【解説】 2018年頃に広まり、実際に“大きい”かどうかではなく、それに相当する自信や落ち着きを指す。傲慢とは違う自然体のカリスマを褒めるニュアンス。「Small Dick Energy(SDE)」という揶揄もある。

54. GYAT (Gyatt)(ギャッ)

【意味】 セクシーな体格(特に大きなお尻)を見て「うわマジか!」と驚嘆する際の感嘆詞。元は “G** d**” の婉曲。

【例文】 “GYAT! She’s gorgeous.”(「ギャッ!彼女めっちゃ美人じゃん」)

【解説】 YouTubeストリーマーのYourRAGEが使い始めたと言われ、TikTokでも人のスタイル写真に「GYATTT」とコメントする文化が生まれた。驚きの感嘆表現。

55. Salty(ソルティー)

【意味】 「悔しがっている」「イライラしてムッとしている」。試合に負けて機嫌が悪い、負け惜しみを言っている状態。

【例文】 “He gets salty whenever he loses a game.”(「彼、ゲームに負けると毎回ソルティーになるんだ」)

【解説】 塩辛い食品を食べると顔をしかめるイメージから来ており、不満げな態度・負け惜しみを表す。類似に「butthurt(過敏に怒る)」もある。

56. Thirsty(サースティー)

【意味】 「異性の気を引こうと必死」「承認欲求が強い」という俗語。「飢えている(thirsty)」ことを恋愛や称賛に飢える状態にたとえている。

【例文】 “He liked all her pics in 5 minutes – so thirsty.”(「彼、5分で彼女の写真全部いいねしてたよ――必死すぎ」)

【解説】 異性に飢えてガツガツした行動を指す。SNSで露出の高い自撮りを頻繁に上げたり、相手に片っ端からコメントしたりするのを「thirsty」と呼ぶ。名詞形「thirst trap(色仕掛け投稿)」も関連用語。

57. Savage(サベージ)

【意味】 本来は「野蛮な・どう猛な」だが、スラングでは「容赦ない」「攻めててイケてる」という肯定的意味。辛辣な切り返しや大胆な行動を褒めて「サベージ!」と言う。

【例文】 “She replied with a savage comeback.”(「彼女、容赦ない切り返しで返したよ」)

【解説】 2010年代半ばから黒人英語を通じて広まった。誰かが痛烈な一言を放ったとき「That was savage!」などと言う。Meghan Thee Stallionの曲『Savage』(2020)の影響でさらに一般化。

58. GOAT(ゴート)

【意味】 直訳ヤギだが、スラングで“Greatest Of All Time”(史上最高)を指す。誰かを「最高の存在」と称賛する言葉。

【例文】 “Serena Williams is the GOAT of tennis.”(「セリーナ・ウィリアムズはテニス界のGOAT(史上最高)だね」)

【解説】 スポーツ界発祥で突出した成績を残す選手を「GOAT」と呼んだのが始まり。音楽や他分野にも広がり「この人がNo.1」と思う相手に使われる。ヤギの絵文字(🐐)と共にコメントされることもある。

59. Bruh(ブラ)

【意味】 「Bro(兄弟)」がなまった呼びかけ・感嘆詞。「マジか」「はぁ…」「おいおい」など驚きや呆れ等、幅広い感情を表す。

【例文】 “Bruh, you serious right now?”(「ブラ、お前マジで言ってんの?」)

【解説】 若い男性同士の呼びかけが変化して、驚きや困惑、脱力した時に発する一言としてミーム化。「Bruh Moment」=「なんとも言えない瞬間」というネット用語にもなっている。

60. Snatched(スナッチド)

【意味】 「(ウエストや顔立ちが)引き締まっていて魅力的」「完璧にキマっている」というファッション用語的スラング。

【例文】 “Your waist is snatched in that dress!”(「そのドレスだとウエストがスナッチドに見えるね!」)

【解説】 もとはドラァグクイーン用語で「カツラをひったくられるほど驚きの素晴らしさ」から転じ、今では「スタイル抜群・メイク完璧」の誉め言葉。「Her makeup is snatched.」=「彼女のメイクは完璧」。

原田英語マン
原田英語マン
ネイティブがよく使う英会話表現や慣用表現、ことわざ、イディオム、英熟語を特集していきます。2019年度の早稲田大学文化構想学部の会話表現問題で7問中6問が的中して話題となった原田高志著「ネイティブがよく使う順:英会話スピード表現520」が出版されてから10年以上が経ち、原田英語.comで”シン・英会話スピード表現”として生まれ変わります!