日本人と使いどころの違う、ネイティブのI’m sorry.
~I’m sorry.とは言ってはいけないの?~
私たちは、何かミスをしてしまったときに、すぐ I’m sorry. と言ってしまいます。ところが、この表現は、実はあまり使ってはいけないのです・・・。
英語の I’m sorry. とは
『私は自分の非を完全に認め、すべての責任をとる覚悟があります。』
という意味合いを含んでいるのです。ですから、人の前を横切ったり、原稿を読み間違えたり、くしゃみをしてしまったときは、I’m sorry.ではなく
Excuse me.
Pardon me.
を使うようにしましょう。
【アメリカ人が理解できない日本のI’m sorry.】
★人から物をもらったときに使う I’m sorry.
→人から物をもらったり褒められた時には、素直に感謝の気持ちを伝えるのが常識です。Thank you!やThat’s very kind of you. そしてI appreciate it!などを使うべきですね。
★照れ笑いや苦笑いをしながら言うI’m sorry.
→笑いながら謝ると誠意が伝わらず、馬鹿にされた気分になってしまいますよね。
★相手の過失で事故を起こしてしまったのに言うI’m sorry.
→自分に過失がないのに、すべての責任を負うというのはばかげていますよね。ちなみに、アメリカで車の保険に入るときには、保険会社の人が「I’m sorry.とは言わないこと!」と念を押すそうです。
【病気や不幸のときに使われる I’m sorry.はどういう意味?】
不幸な目にあったときや、病気の時、ネイティブはよく
I’m sorry.
I’m sorry to hear that.
と言ってくれます。この場合のI’m sorry.は「ごめんなさい」ではなく、
「残念ですね。」
「それはお気の毒ですね。」
という意味になります。間違っても
「何謝っているんだこの人?」
と白い目で見ないようにしましょう
【謝る表現集】
★I apologize. 「申し訳ありません」
★I beg your pardon. 「申し訳ありません」(pardonは下げて発音する。)
★It’s my fault. 「私がわるいのです」
★It’s my bad. 「俺が悪いんだ」(スラング)
<<かなり丁寧な謝り方>>
Please accept my apologies for~. 「~してしまって申し訳ありません」
<<Justin Bieberのオススメ曲 “Sorry”>>