TEAP面接予想問題&解説

【英検準1級&TEAP英語二次面接試験や大学受験ライティングに超絶出るテーマやトピック予想問題<6>】(解答・解き方・解法解説・英語音声つき)Should schools teach the importance of volunteering as part of the curriculum?

原田英語マン
原田英語マン
このコーナーでは、英語の二次面接(TEAP、英検)や大学受験英語のライティングテーマになると予想される問題とその解答&解説を掲載していきます。模範解答は音声つきです。しっかりと自分のものにして、実際の試験に役立ててください。

【6】Should schools teach the importance of volunteering as part of the curriculum?
「学校はカリキュラムの一部としてボランティア活動の重要性を教えるべきですか?」


【解答プロセスPOINT】

☆「ボランティア活動の重要性を学校で教えるべきか」を問う問題
☆Yesなら社会的責任感の育成や実践的スキルの習得などのメリットを述べ、Noなら学業への影響や強制的な奉仕活動の問題などのデメリットを主張すればOK。
☆ボランティア活動の教育への導入には賛否両論があり、メリット・デメリットを踏まえた慎重な実施が必要であることにも言及する。
☆キーワードとしてvolunteering(ボランティア活動)、social responsibility(社会的責任)、practical skills(実践的スキル)、civic engagement(市民参加)、personal growth(個人の成長)などを使う。

【YES】

Yes, schools should teach the importance of volunteering as part of the curriculum. Incorporating volunteer education helps students develop social responsibility, gain practical skills, and understand community needs. It enhances personal growth, improves mental health, and prepares students for future careers by expanding their networks and experiences. (43 words)

(はい、学校はカリキュラムの一部としてボランティア活動の重要性を教えるべきです。ボランティア教育を取り入れることで、生徒は社会的責任を育み、実践的スキルを獲得し、地域のニーズを理解できます。個人の成長を促進し、精神的健康を改善し、ネットワークと経験を拡大することで将来のキャリアに備えることができます。)

【NO】

No, schools should not mandate teaching about volunteering in the curriculum. It may detract from core academic subjects and impose unwanted obligations on students. Instead, schools should focus on providing quality education and allow students to explore volunteering opportunities independently, based on their personal interests and values. (43 words)

(いいえ、学校はカリキュラムでボランティア活動について教えることを義務付けるべきではありません。それは中核的な学術科目から注意をそらし、生徒に望まない義務を課す可能性があります。代わりに、学校は質の高い教育を提供することに焦点を当て、生徒が個人の興味や価値観に基づいて自主的にボランティア活動の機会を探求できるようにすべきです。)

アディショナル・ポイント【最新情報・最新統計】

☆ ボランティア活動の教育効果
・2023年の調査によると、ボランティア活動に参加した学生の80%以上がコミュニケーションスキルや対人関係スキルの向上を報告
・ボランティア経験が大学入学や就職に有利に働くことが多くの国で認識されている
☆ ボランティア教育の導入状況
・イギリスでは、National Citizenship Service (NCS)という政府支援のプログラムが16-17歳の学生を対象に社会的責任を育成
・スウェーデンでは、一部の地域でボランティア活動が卒業要件に含まれている
☆ ボランティア活動の課題
・学生のボランティア参加の継続性や一貫性の確保が難しい
・異なる背景を持つチームメンバーとの協働管理が課題となっている
◎ボランティア活動の教育への導入は、学生の個人的成長や社会的スキルの向上に大きな可能性を秘めています。しかし、学業とのバランスや参加の自発性の確保など、慎重に検討すべき課題も存在します。効果的な導入には、学校、地域社会、そして学生自身のニーズや価値観を考慮した柔軟なアプローチが求められています。将来的には、ボランティア活動を通じた学びを、より広範な市民教育や社会参加の文脈に位置づけていく必要があるでしょう。

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